【生後7ヶ月】完母育児中の手術入院②手術
【入院初日】
11:00 入院手続き。
病棟へ入る前に最後の授乳。
第一希望の大部屋は満床で、+2500円の準個室になった。
6人部屋か4人部屋か、あとはWi-Fiと冷蔵庫が使えるかの違いなので、2500円は割高だなーと思ってた。
しかし入院生活を振り返ってみて、日当たりが良く、広く、綺麗で、同室の方々も落ち着いており、大変リラックスできたので結果オーライ。
(日当たりや同室のメンツは自分で選べないので運要素。今回はラッキーだった)
昼過ぎにに助産師さんから搾乳指導。
搾乳器に160ccくらい採取でき感動する。
看護師さんから翌日の手術について時間や服装などの説明、あとはフリータイム。
夕方には早くも胸が張り返してきたので自分で搾乳するが、うまくできない……
なぜだ!さっきはうまくできたのに!
23時に水を飲み、その後は絶飲食。
おっぱいがきつい…
最近は5時間くらい耐えられていたのに、搾乳で変に刺激を与えてしまったからか3時間もたなくなっている。
看護師さんに泣きついて、夜中に助産師さんを呼んでもらう。
搾乳&マッサージごりごりで痛くて泣く。
静かな病室に「痛い!痛い!ひーん」と私の泣き声だけが響く…w
同室のみなさま、お騒がせしました。
眠いのに、おっぱいの張り、痛み、乳腺炎になるかもという不安で眠れない。
2時間くらいうとうとできたのか?分からないけど朝を迎える。
【2日目】手術
6時から水分補給のための点滴を開始。
手術は朝9時から。
8時にまた助産師さんに来てもらって、マッサージごりごり。
短いスパンで2回しっかりマッサージしてもらったからか、ちょっとコンディションが良くなる。
なんとか手術が終わる11時半まで耐えられそう!な気がする!
手術着に着替え、オペ室へ。
(おお〜テレビで見るやつ〜)と観客気分でドキドキ。
初めての腰椎麻酔。
横を向かされ、最初に皮膚表面の軽い麻酔を打ってから本番の麻酔注射を打つ。
歯医者で歯茎に、出産で会陰に麻酔注射を打った身としては、背中の麻酔にはそこまで恐怖は感じなかった。
(ちなみに会陰より歯茎の方が痛い気がする。個人の感想です。)
注射の間、看護師さんが手を握ってくれてキュン…🥹
しばらくして下半身がぼやぼやと腫れぼったい感じになってきた。
足に保冷剤を当てられて
「冷たさ感じますか?」
「まだ感じますー」
「じゃもうちょっと麻酔足しましょか」
みたいなやりとりをする。
規模は違うけど、歯医者とやってること一緒やな。
ドリルみたいなんで削る分、歯医者の方がむしろバイオレンスやな。
歯の治療って手術やったんやな……
とよく分からん感慨を抱く。
追加で膝に局所麻酔も打ってもらって、眠くなる点滴入れてもらって、先生が「はいじゃあ始めます」って言ったあと「はい終わりましたよー」って言われた。
えっ?
気づいたら終わってた(!)
声かけられたら気づけるのに、手術されてる間すやりんこちゃんになってた。
眠くなるお薬、しゅごい……!
手術は予定より1時間くらい早く終わって、病室に戻されて休憩する。
で、問題の搾乳。
手術前に「搾乳 コツ」で検索し体験談をいろいろ読み漁って得た知識をひとつ試してみた。
子どもの写真や動画を見ながら搾乳する
これ、ほんまかいな……と思ってた。
藁にもすがる思いでやってみたら、、めちゃくちゃ効いた!!!
生まれてから今までの娘の写真や動画をスライドショーで流し「かわいい!かわいい!(親バカ)」とニヤニヤしながら搾乳したら、びっくりするくらいシャーシャー出た!嘘じゃないよ本当だよ!
オキシトシンホルモンが分泌されるらしい。
ホルモン、馬鹿にできない。
思い起こせば、これまで搾乳する時はおっぱいが張ってるのに娘は寝こけていて、(乳腺炎になりたくない!)と追い込まれたメンタルで半泣きで苦しんでた。
「なんで出ないんや!なんでや!!」といつも怒っていた。
そうなんやね、ゆったりとリラックスすれば出るんやね。
入院初日の夜。
うつらうつらしていると、同室の他のベッドで「えーん…えーん…怖いよー…」という声が聞こえた。
(小さい女の子が泣いている……?)
と思った瞬間、
乳がグアーっと生産されて、パツンパツンになった。
( ´ _ゝ ` )
ホルモン、お前は見境ないんか。
ちなみに声の正体は、同室のマダムの鼻いびきでした。
とんだ空耳( ´ _ゝ ` )