月見
日々の雑感や昔話
どこにでもある夫婦の妊娠日記。旦那目線と妻目線で「妊娠」をどう捉えていくのか、一つのコンテンツとしてその違いを楽しんでいただければ幸いです。
アラサー男性目線で語られる妊活体験記 ED/セックスレス/不妊治療/義実家トラブル/夫婦喧嘩
「子供ができたら生もの食べられなくなるし今のうちに思いっきり食べるぞ~」 福井県は東尋坊にて。海鮮丼を目の前に妻は高らかにそう宣言した。 明るく前向きな様子の妻に僕は思わずにっこり。僕の右手には箸。左手には短く持ったリード。リードの先には1匹の犬。 僕たちはこの夏、初めてペットを引き連れて旅行にでかけていた。 ***** 「保護犬を迎え入れたい」 妻がそう言ったのは不妊治療の気晴らしで出かけた伊勢旅行帰りの車中だった。 義妹や周りの友人たちが次々と子供を授かっていく中
最近読んだ本にあった加齢についての記述が興味深かった。 その本によると歳のとり方は 遺伝子で決まるのではなく、”加齢設定値”と呼ばれるものによって決まる、らしい。 要するに「自分は老けた!」と認識したときにはじめて人は老けこむというわけだ。 よくいう心が若い人は見た目も若いというのはコレにあたる。 おれは今年34になるが、実年齢より若く見える。 仕事で初対面の方と年齢の話になると大抵驚かれる。 かといっておれがとくに美容などに力を入れているかといわれるとそうでもない。
久しぶりにフロムの「愛するということ」をパラパラと読み返してみた。 買った当時は有名どころの本を片っ端から読むと意気込んでいた最中だったので ほとんど飲み込むような形で読んでしまい、あんまり記憶に残すこともなかった。 いま改めて読むと、なるほど面白い。 難解な部分もそこそこあるけれど、一貫して「愛とは技術である」「その対象を〝愛する〝と意図してはじめて愛は生まれる」というメッセージが強く伝わってくる。 というわけで今回は自分なりの妻を愛するということの実践例を2つ紹介し
おれは優しい、とおもう。 ここでいう「優しい」とは、「他人の言動に対しての許容範囲が広い」ことを意味する。 基本的にだいたいのことは「オッケー(^。^)」で済ませられる。 待ち合わせに遅刻しようが、ドタキャンされようが、貸したCDに傷が付いていようが 席を外した隙に財布からお金を盗まれようが、実家が放火されようがオールオッケーだ。 うそだ。下の2つはさすがにだめだ。 (見取り図、M-1グランプリ2018より) 何が言いたいかというとおれは特に執着もないし、怒ったりそれ
妻はよくおれに話してくれる。 その日スーパーに行けばそのスーパーの混雑状況から どの野菜が安くて、逆にどれが高くて買うのを見送ったのか。 友達とランチに行けば何を食べたのか、そこで友達とどういう会話をして 妻自身の気持ちにどういう変化があったのか。 友達のおうちにおじゃますればリビングのどこどこがオシャレだったとか、友達は子供とどんなことをして遊んでいるかとか、習い事はアレをさせるつもりらしいとか。 実家に帰れば両親とどんなことを話したのか、どういう風に子供の面倒見て
私の半生は縮毛矯正と共にあるといっても過言ではない。 自分がクセ毛なんだと自覚したのは中学二年生のころだった。 中学生にもなるとやはり異性の目も気になる年頃。 と同時にクラス内でもイケてる人、イケてない人が明確になるのもこの頃だ。 いわゆるイケてる人たちは皆、髪の毛がまっすぐだった。なかにはワックスやコテで髪の毛を遊ばせてる者もいた。 一方私といえば髪の毛が四方八方にうねるうねる。遊ばせるどころか私が髪の毛に遊ばれていた。 このクセ毛に私は大いに悩んだ。 学校から帰り
「こんにちは!」 顔を上げてはじめて自分が挨拶されたことに気がついた。 そこには自転車に乗った高校の野球部とおぼしき集団がいた。 7、8人くらいの頭を丸くした学生たちがおれの目をまっすぐ見て「こんにちは!」とハッキリ言いながら自転車で颯爽と過ぎ去っていく。 (中にはおそるおそるといった雰囲気の子もいたが) 一瞬、「あれ、今どきの野球部って坊主にする必要ないんだっけ?ってことは何かしらの問題を起こした非行少年たちか?」と思ったが ローマ字で記された学校名の入った、ぼこっと
1990年、愛知県で生まれる。 3,500kgオーバーのぼちぼちデカい子で 両親には「この子はこのまま太っていくんだろう」と思われる。 幼少期 ビックマックにハマる。 両親「こいつは太る」と確信する。 セーラーマーキュリーと出会い ショートヘアの女性に目覚める。 小学生 家から学校までが遠く、汗っかきだったため 毎日汗だくになりながら通学した結果 めちゃくちゃ痩せる。 『ハリーポッターと賢者の石』を読み、衝撃を受ける。 中学生 『いちご100%』を親に隠れながら読
奥さんの話をきいて共感することが大事 旦那さんのことはとにかく褒めることが大事 夫婦関係の本によく書いてありますよね、こんな感じのこと。 全員に当てはまるわけではないが、おおよそその通りだとおれも思う。 現におれは奥さんから 「話を聞いて、気持ちをわかってほしいの」と直接言われてる。 (そんなこと奥さんに言わせるのってどうなん?) 若いホストの方が女性の言葉の意図を正確に把握するために小学生の国語ドリルをといている動画をYouTubeで観た。 売上を伸ばすには欠かせない
中田敦彦さんのYouTubeで 『妻のトリセツ』が紹介された。 おれがこの本を読んだのは2年ほど前のことで 当時も妻との関係に悩んでいた。 (というかずっと悩んでる) 当時はこれ以外にも男性と女性の考え方の違いについての本を読み漁っていた。 それほどまでにおれと妻は違っていたし その違いを理解したいと思っていた。 細かい内容などは中田先生の動画を観れば済む話ではあるが 今回はおれがとくに気になった本の内容を1点ピックしたい。 これには思わず「なるほどねぇ」と声が漏れ
最近妻との仲が好調である。 それ自体はとても喜ばしいことだ。 …が それはそれで書くことがない。 いまのおれの毎日更新のエネルギーは 夫婦仲の改善とこのまま人生をなんとなく終えたくないという二軸で出来ているわけだが 早くもその一本が抜けかけてる。 かといってわざわざ妻を怒らせようとかは全く思わない。本当に全く。 心療内科で処方された漢方のおかげか 毎日こうして自分の気持ちをつらつらと文章にしているおかげなのか 妻がおれの知らぬところで並々ならぬガマンをしているのか
「あー、じゃあもう仕事辞められないね」 先日、会社の飲み会でおれが家を建てたこと、そしてその金額を聞くなり、先輩がそう言った。 その先輩だけじゃない。 取引先の人 地元の友人 はたまた両親まで口を揃えてみんなが言う。 仕事辞められないね 一生ローン地獄だね などなど そうなの???? おれはその昔、音楽で生活をしていきたくてバンドをしていた。 その夢をあきらめて27歳ではじめて就職、 31歳で結婚、32歳で子供が産まれ、33歳のときに家を建てた。 「やりたいことも
YouTubeを観るとき、インスタを開くとき 何よりもまずそこについてるコメントを覗いてしまう。 自分がその作品をみてどう感じるかより、他人がどう感じたのかを確認しないと落ち着かない。 自分の感性が間違っていないと分かってやっと肩の力を抜く。 そんなこと繰り返してたら自分の意見が言えなくなった。 妻との喧嘩中、「あなたはどう思うの?」って投げかけられても言葉に詰まっちゃう。 おれの意見?? 喧嘩は深まる一方だった。 Yahoo!ニュースのコメントはほんとに終わってるから
酒が飲めない妻が好きだった。 「一緒に飲めないの寂しくね?」と友人に言われたけど全然そんなふうには思わなかった。 妻と出会った当初おれはその頃毎晩飲んでいた。 毎日ビールを美味しく飲むために仕事してるといっても過言ではなかった。 昔バンドをしていた頃、連日にわたって無茶苦茶な飲み方をしていたから20代後半にさしかかった頃、健康診断で肝臓が完全にやられていたことが判明した。 再検査となり先生から「週に2日は休肝日作ってね」と言われたが守れなかった。 それくらい好きだった
スマホって暇な時間だけ潰してくれりゃあいいのに、本来暇じゃなかったはずの時間まで潰してくるからきらいだ。 ***** 「時間がない」が口ぐせになったのはいつからだろう。 働き始めてから?結婚してから?子供が生まれてから? 本を読む時間がない。 副業をする時間がない。 noteを書く時間がない。 朝活なんてとても時間がとれない。 好きなことをする時間なんてない。 確かにいまのおれは 仕事から帰って、 犬の散歩して、 妻が夕飯の準備してる間にお風呂掃除して 息子にご飯
あるとき友人が悩んでいた。 話を聞くと同棲中の彼女とうまくいっていないらしい。 「別れりゃいいじゃん」 おれは気楽にそう言った。 だってそうだろう。 うまくいっていないなら離れればいい。誰だってそうアドバイスする。 掘り下げて聞いていくと、その相手は毎日ずっと夜遅くまで友達と電話してその声が気になって眠れないらしい 共通の財布に給料もなかなか振り込まないらしい。 当然のように夜の営みだってしばらくない。 喧嘩も増えて生活リズムも異なることから 一緒の家にいるのにすれ違い