目覚めの瞬間は世界のはざま
今朝、眠りから意識が戻ったとき、それまでいた世界の残像が見えた。
穏やかな光に満ちた世界。
反射する粒子にかすんで、その情景はおぼろげだったけれど、祭壇らしき階段と左右シンメトリーの柱があった、ような、気がしないでもない。
ほんとうにたまーになのだけれど、目覚めた瞬間に、こういう感覚が残ることがある。
あるときはザーーっと大嵐のようなボリュームでのホワイトノイズ。
あるときはギャーーーっという獣の鳴き声と、音だったこともある。
寝ているあいだ、私はいったいどこに行っていたのだろう。
別の次元のよその世界とつながっていた、その証拠のお土産みたいで、ちょっと嬉しい。
2,3年前には、目覚めた瞬間、脳内スクリーンに巨大なインテグラルの記号が浮かんでいたことがある。
∫
こういうやつね。
え、なに、どういうこと? 人生を総まとめしろとでも?
貴重なメッセージをどう解釈したらいいか考えてみたけれど、さっぱり分からなかった。
眠りの世界には、物理的な地球世界では得られない何かがあるのだとおもうけれど、解釈が難しいのが難点である。