見出し画像

Our Life: Beginnings & AlwaysのBaxter DLC感想※ネタバレ

I want to be liked, but I don’t want to be important. 

Cove本編をクリアして順当にウェディングDLCを遊んでいる時、本来ならCoveとのやりとりに心を躍らせるべきなのに一番心に残ったのはこの言葉だった。


※最初に、人に読ませるというより自分の思ったことをただただ書いてるだけなので読みにくいかも&自分語り&長文です



はじめに

2023年の5月にBaxterDLCが発表された。
私が本編を遊んだのは去年2022年の夏、Our Lifeを遊ぶのには最適な季節だったので初プレイからは九ヶ月ほどしか時間が経っていないけれど、Our Life自体が正式リリースされたのは2020年。デモが配信されたのはそれより前の2019年なので当初からのプレイヤーからしたら待ちに待った! という感じだろう。
(ちなみにDerekのDLCは去年2022年8月リリース/まだプレイできてないので今後遊ぶ予定!)

去年Our Lifeというゲームを見つけて、そのシステムの細かさだとかプレイヤーに寄り添ったストーリーテリングだとか恋愛ゲームに対する愛情、何より自身が開発するゲームそのものへの愛だとかに心の底からやられてしまい、初めてsteamに長文のレビューを落とすという行為をした。めちゃくちゃ衝動的に。
当時はそれで満足してしまい、その後忙しなく日々を過ごししばらく経った今年の2月くらいだろうか? 忙しない日々からの逃避として、なんとなく、Our Lifeを再プレイしようかななどと起動した。
そしたら以前以上の沼にハマった。
2周目を終えて、初見時より物語を俯瞰視したり、主にRedditなどの反応を読んでいて思った。
Our Lifeって、何かしら生きづらさを抱えた人の安らぎの場所になっている。
もちろん純粋に恋愛! とか青春生活! とか、そういうエンタメ摂取の手段として遊ぶ人ももちろんいるのだけれど、このゲームには、個々のプレイヤーの中にある生きづらさだとか苦しさだとかをそのまま肯定した上で、居心地の良い場所を提供してくれる。
そんなことを語りだすとBaxterのDLCの感想というよりOur Life感想文になってしまうのでそれはまたの機会にしておいて、
とにかくそんな気づきもありOur Lifeにどハマりした私は、2周目が終わったべストタイミングでリリースされたBaxterのDLCを当然のようにプレイしたのでした。

私はとても自己肯定感が低い。
自己肯定感って貯金みたいなものだと思う。ちょっとしたことで少しずつ減ったり増えたりする。過剰になっても良くないし、少なくても良くない。
私自身自己肯定感が低いことは良くないことだと気づいていて、どうにかしないとと努力はしているけれど、まだ借金が返せていない状態なのだと思う。もしくは底に穴が空いているか。
原因になったものが過去にある場合、もう手の届かない場所にある場合、改善がもっと難しい。もうそこには戻れないから。
だけどそこから貯金できるようになる人もいるから、信じて前に進むしかない。
(ただし、そういう生きづらさは創作する上での大きなヒントになっているとも感じているので一長一短かもしれない)

でも昔からこんな感じだったのかと言えばそれは違っていて、私も小学生くらいまでは自分に自信があったし目立つのが好きだった。
何が人を変えるのか? 大抵の場合育った環境や大人になるまでの過程での良くない「気づき」や人の言葉や反応、どうしようもない環境の変化等ーー

そんなわけで、Baxterに感情移入してしまったのだった。


自己肯定感のなさ

Baxterは以前の自分について「洋服の色が気に入らない」等のつまらない理由でその日遊ぶ友人をとっかえひっかえできたと振り返っていて、自分がなぜ他人から好かれるのか不安になることなどなかった様子。
でもその後他人と深く関わることが怖くなっていったようだ。

Baxterの挫折の原因についてはついての具体的なエピソードが描かれていないけれど、いくつかのヒントは提示されている。
知らず知らずに親から「期待の子供像」を押し付けられて違和感も持たずに過ごしてきた幼少期と、そんな自分を社会的立場だけで見る友人たち。
損得で語られる人間関係。
それに気づいた時、Baxterは自分が空っぽな存在だと感じたのだと思う。

空っぽだから、誰かと深く関わるのが怖い。自分が無価値な人間だと気づかれるから。
空っぽだから、せめて自分に期待されている役割ーーリッチで、優雅なもてなしをしなければと強迫観念にとらわれている。
彼は心の中で親からの解放を望んでいるのに、結局そこに頼らないと自身のアイデンティティを保てないというジレンマ。
一方で、ティーンエイジャー時代のBaxterがまだ親由来のツテを利用したり金銭的な援助を受けたりコンタクトをとっているのは、主人公(以下MC:英語圏の文化でMain Characterの略)に体裁を保つためだけではなくて、まだ親との和解の可能性に縋っていたからなんじゃ? とも思う。

そしてメタ的に、Baxterのキャラクター設定としての主要な個性は大げさで古い言葉づかいや振る舞いにあると思っている。それが彼の存在やアクションをコミカルにしたり印象的にしていると感じるのだけど、彼をそう育てたのも親で。
おそらく社交界に出しても恥ずかしくないように、という方針で言葉遣いを教育するのと同時にダンスも習わせたのだろうなと……
そして親から習わされたダンスはBaxterにとって重要なものになっていて。
Baxterを苦しめたのは親だけど、彼も作中で言っているように何も与えなかったわけじゃなく「彼らなりの」愛がある。子供にとっては間違っているかもしれないけれど、親からしたらまっすぐな愛。それは救いでもあるし、親から子への悪行の言い訳を与えたり、親が変わってくれるのではないかという幻の希望を抱かせる呪いでもある。

血の関係性は良くも悪くも呪いだ、といつも思っているのだけど、Baxterの場合もそれを思って色々と考えてしまった。


I want to be liked, but I don’t want to be important.

冒頭で書いたこのセリフ。
全肯定ゲームであるOur Lifeでこんな言葉が出てくるとは思っていなかったためものすごく印象的で、そして個人的に心に刺さる言葉だった。
その気持ちわかるぞ!!!!!

彼の言葉はもちろん譜面通りではなく、本音は「I want to be important」
でも自分にはそんな価値がない。
そんな価値のない自分に気づかれてしまったら、関係が終わってしまう。
だからそうなる前に逃げる。
それが彼の行動理念。

彼は他人からの好意自体には(それがどんな物だとしても)慣れているし自分が客観的にアトラクティブであることを自覚している一方、私は正反対なので同じ方向でこの感情を抱いている訳ではないのだけれど、あらゆる人間関係において
「自分は誰の重要な人にもなれない(させてもらえない)」
という漠然とした孤独感みたいなものは子供の頃から今も持ちつづけているから、Baxterがこう言った時初めて彼に親近感を持った。

これは彼の本質をついた言葉で、常に自分を装おうとする彼にとってこの気持ちを伝えることはとても勇気の要ることだったのだろうと思う。失敗が怖くて、完璧でない自分を見せることを彼はstep3でとても怖がっている。

なのに、彼はBaxterのDLCを遊んでいなくてもこの言葉をMCに伝えてくれる。

正直、初回プレイ時Baxterの印象はすごく薄かった。
というかCoveが彼を苦手なので、そして私はstep3で既にCoveと付き合っていたのでCoveの感情優先でBaxterをクルーズにも誘わなかった。そうしたらいつの間にかいなくなっていた。
私から見た彼のサンセットバードへの訪問は、ご近所にそっけなくされて距離を置かれただけの経験にみえた。
なのに、Wedding DLCでこの言葉を伝えてくれた。
BaxterのDLC内で彼はあの夏を
「これまでの人生の中でサンセットバードのやり取りが一番心地いいものだった(意訳)」
と振り返るほど大事にしているからこそMC達から逃げたことを悔いているのだけれど、BaxterのDLCをプレイしていないデータでも本心を伝えてくれるってことは、あの私の初回プレイのような、ほとんど印象のない、わずかなやりとりでさえBaxterにとっては心が休まるかけがえのない瞬間だと思ってくれていたんだろうか。

Baxter……!!!

大事にするにはあまりにささやかすぎるあの日々を、彼は心の中で5年間も抱きしめ続けたのだろうか。
あまりにいじらしいと思った。
そしてあんな雑な扱いをした初回プレイを心の底から申し訳なく思った。


海が怖い理由

彼は海が苦手だ。
なぜなのかと考えた時、海に浸かるということは自分で自分をコントロールできない場所に身を任せるということだからなのかな、と思った。
彼はいつも、他人が自分と打算的に付き合っていると思っている。だから彼も計算しながら他人と付き合っている。感情に身を任せるとか、流れに身を任せるということが怖いのだ。
一方で、彼はちょっとした「偶然」の積み重ね、いわゆる運命を喜ぶ傾向がある。
でも、運命は計算ではなく自分の意思と関係なく現れるもので「流されるもの」だ。
そういった話題に対して、毎回あどけない表情を見せるような描写が出てくるところに、彼の本質が見え隠れしている気がする。

選択肢によってはMCが「私たちは偶然再会しただけで、あなたはまた私と会う努力すらしなかったでしょう」というようなことを言って責めるのだけど、彼はMCとソワレで出会ってサンセットバード再会し大人になって二度目の再会を果たしたことに運命を感じていていて、それが彼の背中を押しているのだからあんまり責めないであげてと……。
いや、まあ、それだけ酷いことをしたよね……。
彼が深く人と繋がることを恐れながらも短期の恋愛を繰り返す理由は、彼が本質的には人と繋がることを望んでいていつか壁を乗り越えることができるのではないかという期待、相手が乗り越えて来てくれるのではないかという期待(やっていることはとても自分本位だけど)なのだと私は思っていて、でも結局MCと再会するまでそこまで辿り着けなかったのは他の相手に「偶然の連続」っていう抗えない流れがなかったからだ。
事実、彼って仮面を被った状態での行動はかなりアクティブなのに、心に触れるような行動、仮面を剥がされるような行動についてはかなり受け身。
彼だったら早々に身体的な接触を図ってきてもおかしくないのに、イニシアチブを握らせても基本的に行動はMCから。自分から行動するのは怖いから相手からの行動を待って、その期待に応える行動をとるのが彼のスタンス。
彼が自分から衝動的に行動するのってstep3のMOUNTAINとstep4でMCとアイス食べに行ったりを家に呼んじゃったりとか両思いだと判ってからの行動、あとはきっとstep2のSOIRÉEでMCを誘ったのもそれに近いのだろうと思う(だから余計にMCに運命を感じているし、あの時が初恋だったと言われると素の顔を見せて喜ぶ)。
おそらくstep2の頃のBaxterはまだ「気づく」前のBaxterであり仮面も被っていなかったし、自分の家柄どころか名前すら知らないのに好いてくれたというところに「自分の本質を見てくれた」という希望を感じたのだろうことは明らかだ。
それでも結局は信じきれなくて逃げるのだけど……。
運命の人が現れて起こしてくれる時を待つ眠り姫みたいなものです。


結局のところ自分を価値ある人間だと思わない限り他人を愛せない

ただ、彼が何の努力もしていなかったのかと言えばそれは違う。
大人になった彼は親と縁を切っているし、自分なりに考えてウェディングプランナーという職に就いている。(このウェディングプランナーという職業選択も「愛」に憧れる彼を表してて良い)
彼なりの精一杯の努力。
依然として短期の恋愛は続けていたようだけど、彼は彼なりに、自分という存在を認められるよう模索していたのだろう。

自分を肯定すること、このDLCのテーマはここにあると思う。
Baxterの人を傷つける行動原理は全て自己肯定感の低さからきている。
自分の価値を信じられないから、他人からの自分への好意を信じられない。だからちゃんとした人間関係から勝手に逃げるし、それが自分のためでもあって相手のためでもあるのだと自分で正当化する。
自分で自分の価値を認められないうちは本当に誰かを愛することなんてできないのだ。

正直言って「誰も本当の自分を見てくれない、自分に寄ってくるのは利益目的のやつばかり」みたいなものは普遍的なテーマで良く見るものでもあるのだけど、プレイヤーにとことん寄り添うシステムのOur Lifeでこれをやられてしまったのでめちゃめちゃ感情移入してしまった……。
あと、なんだかんだ「利益目的ではなくて真実の愛だった」けれど「立場や権力はそのままに謳歌するいわゆる成り上がり系シンデレラストーリー」が人気でスタンダードな中、Baxterはそういった力を捨てているので「僕にはもう特別なことができないただの一般人だけど良い?」でお互いが納得して好き合っているのも個人的に好感が持てますね。

Coveももちろん同じように好きだけど、リリースから3年越しに心を奪っていったBaxter…罪作りな男だぜ……。


私個人として思うこと

Baxterと似てる! と勝手に言いつつ、先述したように自分が客観的に魅力的であるという自信だとか大層な家柄だとかは全く似ていない。自分と関わることでその人にとって利益があるのか? Baxterはそこには「お金と権力」という確信を持っていたのに対して、私はお金は人並みだし、特に「社会に属している」という自信を持てずに育ってきたのでそこもだいぶ違う。ついでに私は海が好きなのでそこも似ていない。
あとBaxterのような振る舞いを現実でする/されるのは好きじゃなくて高級なお店にとんでもなくおしゃれして行くより街角のレストランの方がいい、特に付き合い始めなら。私が「取り繕う」のはそういうベクトルじゃないし、多分、何の証拠もないけれど、特殊な環境下のBaxterよりは私と同じ感覚の人の方が多いのかなと思う。
権力とかお金とかって「利益」としてはわかりやすくはあれどめちゃくちゃ安直だ。そこにこだわり続けたBaxter、いじらしいね。傍若無人に振る舞っていたとはいえ、周りにそんな人ばかり集まっていたのは不幸なことだった。
そして親と子の関係って本当に呪いだ。私が彼に感情移入したのはその部分が大きい。

そしてこれは物語なので最後の方まで完全受け身のBaxterにも自分のことを全肯定してくれる人が現れて受け入れてくれる。でも現実はそんな簡単にはいかない。
自己肯定感がものすごく低い人は、他人から何かを言われたりされたり、そういう経験があると思う。でも、それが他人のせいだったとしても、大人になると自分の中の問題は自分で処理して解決するのが正しいとされる。
他人の手が差し伸べられるのを待つのはあまりに望みが薄いし、「自分のせいじゃない!」などと燻っていても結局何も変わらないし、自分で行動しないとどうしようもないのだからその意見は正しい。
だけど誰も別に望んでそうなったわけではないし、既にすり減っている人は立つのでも精一杯だったりする。
そういうことを考えると、ただただやるせないなあと思いつつ、だから私は祈りを込めて物語を作るのかなと思いました。
あとBaxterじゃないけど受け身すぎて眠り姫……姫は抵抗あるので眠り女? ではなくてせめてもう少しいろんなものに対して目を覚ましてたいなと思いました。(と言いつつも、結局自分のことを人間として好きになってくれる人が現れて歩み寄ってきて欲しいという他力本願な願いは心のどこかで持ち続けてしまう気がする)


※2024/06/06追記
サブアカウントでこんな記事を書いたので一応紹介しておきます(後半有料ですが読まなくて大丈夫です)
バルダーズゲート3のアスタリオンというキャラクターと性質が似ていると感じたことから書いた記事です。




その他雑記

  • noteの初めての投稿は自己紹介の記事にしましょう! とおすすめされてるのに最初がこれってどうなんだろう

  • 界隈が圧倒的に英語圏なので眺めているとセンスが移ってしまい、Our Lifeを語る時限定でルー大柴みたいになってしまう現象

  • 本来主人公に自分を投影できるよってゲームなのに私は自分をBaxterに投影してしまい自分(MC)が自分(Baxter)の心を癒すみたいなプレイ構造になってしまった

  • Xavierと夜に会う約束をした場合Baxterがナチュラルに飲酒運転してるけど大丈夫なのだろうかこれは(個人的な感覚だとレンタルカーとか未成年飲酒の法律違反と全然訳が違う)

  • 英語のノベルゲームを遊んだのはこれで二度目(初めてはまだ日本語化される前のドキドキ文芸部)なんだけど、日本語の特異性みたいなものをすごく感じた。英語から日本語に変換しようとした時に一人称がなんなのかとかニュアンスが掴みにくい。翻訳を通した場合大抵は丁寧語で出力される。でも全部を脳内で丁寧語として受け取ってるかっていうとそうじゃないし、日本語の複雑さを感じた

  • ↑特に男性キャラクターに対してそれを感じることが多い。初めてアンダーテイルに触れた時非公式日本語訳だったから、正式版の翻訳でだいぶキャラクター性が変わっている…!(どちらが良いかって話ではなく) となったのを思い出した。男性のよく使われる一人称「俺」「僕」「私」etcもそれ自体がキャラクター性を持っているんだけど、女性のよく使われる一人称より選択の幅が広いから脳内変換が難しい(例えば「女性の学級委員長の一人称を選べ」と言われたら大体が「私」と答えて「あたし」だとか「あたい、俺、僕etc」は選ばないだろうけど「男性の学級委員長の一人称を選べ」と言われたら「俺、僕、私」まばらになるだろう上にそれぞれ受ける印象は違うよな、というような……一人称自体が役割語になっているから。本来女性の学級委員長があたいって言ったり僕や俺って言っても全く問題ないので、役割語自体一種の決めつけによる偏見とも言えてしまいますが)

  • ↑Baxterの言葉遣いは「たまに50歳の人が喋ってるみたいに聞こえる」らしいので、あとめちゃくちゃ言い回しが丁寧なので一昔前の映画に出てくる正統派二枚目みたいな気取った喋り方なのかなと思ってます。最初の方は敬語で段々くだけてくるのかな?とか……初対面の時Terryでも若干引くほど丁寧っぽかったしメールの文章もいちいち「Sincerely」 とか「Best regards」とか書いてるし(メールの時は”特に“丁寧になるって感じもあったけど←仕事のため?)、 初対面の時は敬語or丁寧語→  付き合ってから丁寧語とたまに素の口調が混ざる感じ→  再会してからは敬語、MCと二人きりになった時たまに素の口調が出ちゃう→  告白後は素の口調(とはいえやっぱりオールドファッション)  みたいなグラデーション。(大人になってから「いちいちBest regardsってつけてるのとかありえなかったよね」って振り返ってるの好き)自分の性癖的には心を許してない相手には一人称私で素になると僕になるパターンも好きです。日本語表現の特権

  • 本職の人だったらどう訳すか知りたい

  • どんなキャラがイメージに近いだろう? と考えていたところなぜか頭に思い浮かんだのは花輪くん(ちびまる子ちゃん)だった……いや、でも方向性は違っても遠くはない気がする、お金持ちだし髪型も横に流れてる(?)し孤独なイメージがあるしモテるしそれを自覚してるし似てない?? 

  • 「自分を好きな人が好き」ってほんとそれなんだよな〜〜自分の価値がわからない故に好きになってもらえたら嬉しいから、一縷の希望を抱きつつ&相手の期待に応えなきゃという使命感でとりあえず軽率にデートに誘ってたんだろうなBaxterは……でも自分で結局逃げるってほぼ確信してて手出してるからかなり悪質だし手慣れすぎてる。(そして人の気を伺いすぎて相手の自分への好感度アンテナが鋭すぎる) 私も逃げ癖があるんだけど、私がBaxterだったらそもそも相手側からもう少しアプローチがないとあんなに距離を詰められない

  • 自己肯定感の低さは他人を巻き込んでしまうこともままあるんだよな〜〜Baxter〜でも私は君の自分本位な行いを責められない

  • 朝弱いの最っっっっっっ高

  • こっちからアプローチし過ぎないと聞ける「Allow Me」からの向こうからのキスシーンめちゃくちゃ好き、相手からの告白を待ってからの「Allow Me」はもっと好き(初見プレイ時は自分から押せ押せだったから発生しなかった)

  • 19歳の時はボランティアに熱中してるMCを見て「えっまじか」みたいな反応してるのに24の時自分もボランティアで活動しててしかも本当なら無償で携わりたいって言ってるの好き

  • 「蛙化現象」「好き避け」、彼の行動ってこれだよね?(ここで言う「蛙化現象」とは「些細なことで恋愛感情を抱いている相手に幻滅する」ことではなくて「自己肯定感が低すぎるが故に相手にさめてしまったり距離を置いてしまうこと」。好き避けもほぼ同義) もっと「そうだろうな」って思う名称もあるんだけどそれは勝手に推測して書くのはよくないと思うからから書かない

  • 私は最初から好きって設定でプレイしていたのだけど、その場合のBaxterは空白の5年間一切誰とも恋愛的な意味で遊ばないらしい(公式談)。いや、でも私はしてる気がします。じゃないとそこまで遊び人って感じになれなくない? 本人の口ぶり的にはそれなりに経験があるって感じなような? それにMCとの一度目の再会は彼が19歳の時だから、それまでに遊んでたって言ってもたかが知れてるというかそれか本当に子供の頃から……!?「“普段”は付き合ったばかりで寝室には入れない」ってまるで今まで何度もそういう機会があったかのように言ってたけど、あの、じゃあ何人入れたの? 何歳で? って話に……?? それとも15歳くらいから数ヶ月おきぐらいに恋人を作って別れてを繰り返したとか……??? 付き合う→数週間経つ「そろそろいいだろう!」寝室に入れる→別れる みたいな…? それ大変そうだな……&15歳ってOur Lifeの健全な世界観的に早すぎる気がする。13歳の時ちゃんと付き合えるのはもうちょっと未来の話だよねみたいに言ってるし。 それか、そもそもBaxterとMCが思う「恋愛慣れした人のplenty of relationships」が5、6人程度っていう可能性? 正直24歳でこれまで付き合った人5人ですって言われても「結構な数だな!」とはあまり思わないかな?(普通よりちょっと多い〜それなりに多いくらい&若い頃に付き合って即別れちゃうのって別に自分の恋愛に問題がない人でも普通のことだから、それくらいの人数だと「短期の関係性しか築けない」キャラクター設定としては弱い気がする)

  • ↑Our Lifeって公式が正義じゃなくてプレイヤーそれぞれに正解があるゲームだと思うから(というか基本的にエンタメは観る側の解釈がそれぞれの正義だと思っている)これはこれで有りな気がする。「忘れたい」一身で遊ぼうとするけど全然意味がなくて、むしろ虚しくなるだけでため息をつくBaxter、想像しても普通に好きです。正解ではないが一つの道として有り

  • ↑めちゃくちゃ遊んでた場合、「寝室に何人入れたのか」ってMCが酔った勢いで「気にしないから!」とか言って訊いてほしい。Baxterが素直に人数を伝えたら一瞬真顔になる瞬間が見たい。その後彼は謝りつつ「本当に好きになったのは君だけだから」とか誉め殺しで機嫌取るんでしょ知ってる!! MC良い子だし、事前に関係を持った人が多いことは知ってるからそんな気にしないけどそれでもフォローするんでしょ知ってる〜〜〜〜〜〜〜!

  • でも冷静に考えて今まで通り過ぎてったモブ恋愛相手にめちゃくちゃ失礼だなBaxter……恋愛相手も皆彼に対して遊びだったことを願う

  • DRINKSで劇を観た後めちゃくちゃ正確に自分への答えを出しているのだけども結局その通りに行動はできなかったね

  • 自力であんなところに住んでてすごい。自分はもうお金持ちじゃないよ風なこと言ってるけどなんだかんだ稼いでいる

  • 「Was I obvious?」に肯定的な選択肢がなかったんだけどプレイヤーからしたらめっちゃめちゃバレバレ。わざわざボーリングに行ったり一緒にアイス食べ行ったり家に泊めたりバレバレにもほどがある。プレイによってはバレバレだったよ! って言えたりするのかな

  • Our Life、やたら匂いについての描写が多いから香水出して欲しい。日本から買える状態で。でもCoveは描写から予想するに香水じゃなくてシトラス系のシーブリーズのイメージ

  • Baxterのパンツの柄🍂

  • OL2でBaxterが辛い思いをしているところを目撃することが確定してる気がして辛い

  • ↑そもそも彼はbeta版ですでに登場してたりするのかな? 一応beta版のアクセス権限あるけどOur Lifeはbeta版を遊ばず正式リリースを待って一気に遊びたいから、今後も多分遊ばない……と言いつつ我慢できなくて遊んじゃうかもしれない。完成までまだ数年かかるみたいだし

  • (ここで書いた考えもbeta版で出てる情報とは全然違ってたりするのかもですがそれはご愛嬌ということで……)

  • Baxterの場合、彼を選ばなかった場合彼の未来を考えるのがめちゃくちゃしんどい。特にstep3でデートしておいてCoveと結婚する未来って彼どんな気持ちなんだ? 友人関係を修復できて幸せを祝福できたとしても心のどこかで後悔は残るのでは? 式が終わった後あの広い部屋に帰ってソファーに座って「あの時逃げなければ」を想像しながらお酒飲んでる姿が想像できてしまうのだけど?? 私だったら友人関係再開するほうが苦しいから逃げたい。でも結婚式挙げなかったら再会すらできないから、Baxterは(それを望んでいるのにもかかわらず)安定した人間関係を築けないままだよね? Xavierは? って思うけど、彼自ルートのDLCの中で「今まで良い友人関係を築けたことがない」ってちゃんと言うし、雑談する時二人の間にあったことをちゃんと話すと「仕事の繋がりが無くなったら話すこともなくなるだろうと思ってた」「MCの後押しがなかったらまだちゃんと友達になれてない」みたいなこと言うんだよな……色々自分に置き換えて考え過ぎ? しんど。

  • 今回、欲を出してエンドロールに載せてもらった。遊ぶゲームのクレジットに支援者の名前があるのは見てきたけど、自分がそっち側に回りたいと思うとは想像しなかった

  • Coveと2人でよそよそしく話してるBaxter見たい、MCにとって大事な人だしきっと努力するんだろうなー。Cove側もちょっと努力をしないと距離縮まらなさそう

  • たとえばBaxterと喧嘩してCoveのとこに逃げ込んだりしたらすごく面倒臭いことになる? Cove vs Baxterみたいな……いやCoveならちゃんと話し合いなよ、何かあったら駆けつけるからって最高の形で背中押してくれるか……ウェディング会場でもそう言ってくれたよね……Cove……きみほんとそういうとこだよ……

  • いやそもそもBaxterはMCと喧嘩できるか……?できる時が来たとしたらそれって彼がかなり進歩した時だろうな

  • ↑彼、自分のセンスの対しては昔から一貫して自信を持っているのでそこで一瞬、ほんと一瞬小競り合いになれるかも……しれない?

  • キャラクターを不幸にする選択をしない>ゲームコンプリートの価値観なのでキャラクターを振った後のルートみたいなものを見られない性分なのだけど、自分ベースで考えたら5年の月日が経ってたら心変わりして結婚しててもおかしくないなと思ったので上に書いた「Baxterと別れてからCoveとくっついて結婚するルート」を見てみた。そしたらCoveはウェディングプランナーが婚約者の元彼なんてことを全然気にせずすっごく楽しそうに計画しててこういう空気の読まなさ最高だなと思った。ダンスの練習の時もMCがBaxterに何かしらの感情を残してる可能性すらぜんっぜん心配してない。信頼があまりに揺るぎない。Baxterと真逆、これが幼馴染の余裕か……好きだ……

  • ↑そしてソワレにCoveを誘わずBaxterと踊っていたので、披露宴会場にサイプレスを選んだところBaxterが「僕たちが初めて会った場所だね!」とか言い出してCoveが「どこそれ?どういうこと?」みたいな、逆サードホイールになっちゃってて「ひ〜〜〜〜!」て感じだった。にもかかわらずやっぱり結局気にしないCove。王者の風格

  • 今回のプレイで初めて最初からずっとCoveと友達でいつづけたんだけど、距離感が近いしお互い想い合ってて、このふたりはfondのままでも結婚できるなと思った

  • オフィスor家でのロマンスシーンって一瞬位置関係混乱する。1、MCは普通にソファに座ってる 2、まず片方の足…というか膝をMCの太もも越しに跨る感じで移動させる 3、クッションが落ちる 4、MCと対面する形になる(Baxterは膝をソファーの座面に乗せた状態で覆い被さってるイメージ) 合ってる?

  • 上半身裸になった後即いそいそと服を着てから寝るのはなかなかシュールだった……笑 ドレス脱いだ後着直すのめんどくさそう。フェードアウトからの朝チュンも許されないのか!? いやある意味朝チュンしたけども

  • (↑でもそもそもこんな短期間で付き合ってるってどういうこと!? ってみんなに突っ込まれてるしBaxterも「今後はもっと段階を踏む」とか冗談飛ばしてるし、あそこで止まったのは一応彼なりの「恋愛を大事にするための方法」なのかもしれない……特に、これまで彼が割と早い段階で手を出す人間だったなら。ならシャツを脱ぐ必要無くない? とも思う……けどそもそもBaxterにとって裸になることってそんなに特別なことじゃないっぽいので「中途半端にボタンを外すくらいなら脱いだ方が良くね? シャツも皺になるし」くらいの感覚だったのかもしれない)

  • あのシーン、最終的に呼吸を整えるかスp……叩く(ぼかし表現)かの二択しかないのが辛い笑 MCも気まずくなってるし共感性羞恥。(もしかしたらダイレクト限定かも、Coveがそうだったので)ちなみに呼吸を整える方も「大丈夫?」って訊かれて共感性羞恥。 Coveの時はぎゅってするだけだったじゃん! しかも「なんだかんだ彼もそれを望んでいた」みたいに書かれてて「え!?!?! そうなの!?!?」って気持ち。 そして私の場合身長が低いからなのか自分が下にいる設定になってたんだけど、選択肢によってはBaxterが「自分がそっちの立場(下)だったら同じことをしてる」って言ってて更に「え!?!?!?!?!?!?」っていう、うん、相手が上じゃないとね、ソファに接地してるからできないよね。じゃなくて、あ、そうなんだ……?(錯乱) お互いに叩き合うの…………???

  • step3でCoveとBaxter両方をcrushにするプレイって可能なの?(やりたくないから確認できない)

  • step3で会計をBaxterに任せるかどうかを選ぶ機会が何回かあったと思うんだけど、みんなどれを選んだのか気になる。私は割り勘(Baxterが「いや自分が」ってそこに割り込んでこなかったりなんの言及もないのはちょっと予想外だった、それが彼が被ってる仮面だから)

  • 「Old habits die hard」だし自己肯定感がまだまだ低いBaxterがCoveに嫉妬しないのは結構すごいことだと思う。私がBaxterだったらMCにあんな仲良い人がいたら正直かなり怖い

  • DLCで付き合ったら、クルーズ船で具合が悪くなった時フォローに回ってくれるか!? と思ったらそこは放置でちょっと悲しかった。全体的に本編の方はそこまで大きな変更がなかったかな?

  • 全部グレーの髪の大人Baxter見たい、MCと付き合った後は染めるのやめたりするのかな

  • 親への期待が捨てられないティーンエイジャー時代に行くのは幼少時代を思い出す山で、大人になるとあの夏を思い出す海の近くに住むの、彼にとってサンセットバードがどれだけ重要だったのか感じられてめちゃくちゃ好きだなあ〜〜〜〜〜〜〜

  • 誕生日パーティーという概念が小学生以降死んだのであんな大々的に祝ってくれる友人たちすごいなという思いと、「耳すまを見ると辛くなる」という人の気持ちってこれに近いのかなと思った

  • ケーキの件は相手も仕事なんだし打ち合わせまでにある程度ふたりで話し合って意見をちゃんとすり合わせておくべきでは??? などと冷静に思ってしまった

  • Coveの「I’m always like this」とBaxterの「I’m doing it again」、なんだかんだ似たもの同士で微笑ましくなった

  • Fandomを見ていたら最後の項目で衝撃的なことが書かれていて「Baxter!?」となった。プレイヤーからしたらちょっと気まずいよ

  • オフラインで語る機会が欲しい、周りの人やって

  • 無理なのはわかってるしそうアナウンスされてるんだけど公式からの更なる供給が……欲しい…………お金は積むから……

  • 再プレイして何か気づいたら追記します


いいなと思ったら応援しよう!