ひとりの時間
仕事の大きな山を超えることができたせいか急に力尽きたような脱力感を感じてしまった。
ずっと出社(かつてはあたり前だったが今はもう辛い)、常に周りに人がいる、家に帰っても家族(夫)がいる(ひとりになれる部屋は今住んでいるマンションにはない)、でちょっとした人づかれも感じていた。
急に、ちょっとひとりでブラブラとする時間がほしくなり、午後半休を取ってしまった(このように急に休みを入れられるのは、今の会社の勤務体制のメリット)。
ひとりでゆっくりとランチをとり(職場の同僚とのランチも楽しいけれど疲れを感じることも)、少しぼんやりと頭を空っぽに。
さて、そのあとどうしようか、と少し悩んだ挙げ句、冬物バーゲン、何か掘り出し物が残っているかも…と都心のデパートに向かった。
結局は、散々物色、試着もしたけれど、何か自分にしっかりくるもの、第一印象で「これ、いい!」と思えるものがなく(服・靴・バックの購入はこの直感を自分は大事にしている)、交通費をかけて行っただけ、で終わってしまった。
今日は夫が出かけている日だったので、夕飯(惣菜を買ってきて並べるだけ&少しアルコール)ものんびりひとりで…と思っていたら、想定外の早い時間の帰宅(夫のほうも、私が早めに帰って夕飯の準備をしていたのに驚いた模様)だった。
見たいテレビ番組があるので、外で早い夕飯を食べて帰宅したとのこと。
自分のひとりの時間がなくなってしまって、「ちぇっ」と少し舌打ち(舌打ちしない…というのも今年の目標だったはずだが)。
夫とは共通の趣味も多いので、週末はほぼいっしょに出かけている。その時間は自分にとっても楽しく充実した時間ではあるが、やはり自分だけの時間、何をしようがまったく自由な時間、何もしない時間も必要に思うときもある。
アーリーリタイアしている夫は平日の昼間は自由に時間を使える。なので、週末はちょっとイベント的に何か目的を持って出かけたくなるんだろう。
私のほうは平日は日々仕事に追われていることもあり、ちょっとした空白の時間的なものがほしくなることがある。この感覚は、夫には理解できないようなのだが。
ひとりの時間、うまく編み出して、自分の活力をチャージするようにしたい。