『往復書簡 #12』数十年ぶりに自転車で派手に転んだ話
天中殺中のダフネさま
気候的にはだいぶ過ごしやすくなってきましたが、天中殺はなかなかきつそうですね。word的にも怖いイメージだし、意識してしまうのも無理もない。
そして、天中殺にしたほうがいいこと
お墓参り、掃除、勉強、自分自身を癒すこと、
なるほど、天中殺は備える時期なんだね。ダフネさんの場合、癒やしのボリュームが若干多いような気がしますが・・・(^_^;)
ダフネさんがうっかりしたり、のっぽさんとけんかしたりしている間に、ただいま天中殺とはまったく関係のない私が、自分でもびっくりするぐらい派手にすっころぶという事件がありました。
私は見かけに寄らず（と自認している）おっちょこちょいなので、オーブンにトレイを入れながら庫内で腕をジュッとやる、空き缶を洗っていて縁で指を切る、身に覚えのない青あざが足のどこかにいつの間にかついている、などということは日常茶飯事なのですが、さすがに自転車で転ぶなんて前回はいつだったのか思い出せないくらい昔の話です。
一体何がいけなかったのか？その日は防災の日で交通規制が行われているというニュースを見て、夕方は雨になりそうだったにもかかわらず、雨が降る前に帰れるのを期待しつつ、車でなく自転車で職場に行くことにしたの。
出勤途中の道路は、ニュースの通りお巡りさんもたくさん出ていてなかなかの渋滞。「良かった。車だったら遅刻してたわ。」と内心「ほっ」と行きはよいよい。
ところが、月初で思いのほか仕事が忙しく定時に上がれず、そうこうしているうちに雷が鳴り出し、帰る頃には結構な雨。蒸し暑いけれど仕方なく合羽を着て帰途についたのでした。
降りしきる雨の中ペダルを漕ぎながら、どういうわけか「あー今日は早く帰りたいっ！！」という気持ちが湧いてきて抑えられなくなり、なんだか凄いパワーがみなぎって来て気持ちいい疾走感を味わったのも束の間、次の瞬間、前輪のタイヤが濡れた溝に取られそのまま横滑りし「あっ」という間もなく××××
今の職場へは猛暑と大雨と雪以外の日は往復50分を自転車通勤（電動ではないよ。）し、子供の頃から自転車で遊び回り、乗っている延べ時間数が人生の中で一番長い乗り物が自転車だと思うくらい自転車を乗りこなしていたはずなのに(T_T)
というわけで、例によってホロスコープを検証してみました。その時の私に影響を及ぼした天体はなんだったのか？
出生時のホロスコープと9／1の夕方のホロスコープを見てみると、私の火星(意欲とか行動力担当)と9/1の冥王星(強いエネルギー)が90°の角度を取っていた。私のパワーに破壊的パワーが90°！
90°はアスペクトという天体同士の意味のある角度の中でも葛藤の角度。火星と冥王星のパワーが安定していないというか突然予期せぬ時に爆発するイメージかも？コントロールすることが大事で、事故や怪我に注意みたいなことが書かれているサイトもありました。ひえ〜。
と言っても冥王星はとても動きが遅い天体なので、その影響があるとされる期間も長いのです。ちょっと調べてみたら2018年の始めくらいから23年いっぱいまで私の火星と90°。年の天中殺より長い。そんなに長い間注意するなんて私には無理。
何か他にないのかなと思いもっとよく観察してみると、思い当たるのが9/1の月。これがまた私の出生時のホロスコープの月と90°。葛藤してる。私はどうも月の影響が大きいという自覚が普段からあります。（このことについてはまたの機会に。）
この月がきっかけになった可能性があるみたい。月は動きが速いので、長く影響を与えている他の星の状態に何かを引き起こすきっかけになることもあるようです。というわけでしばらくの間は、月の動きには注意していようと思います。
さて、転んだ後の私はと言えば、前後とも歩行者も自転車もいなかったのをいいことに、そそくさと何もなかったように起き上がり、いろんなところが痛いなあ、痛いよおと心で半べそかきながら、今度は調子に乗らず慎重かつスピーディーに帰宅したのでした。
両膝と左肘に擦りむいた傷と打ち身。パンツはなぜか無傷だったけど、両膝が真っ赤になっていたのでしみ抜きし、レインコートは派手に穴が空いたのでさよならしました。もちろんその日の夕飯は家族LINEに緊急連絡し、各自調達するようお願いしましたよ。
現在は、変なところに青あざが浮き出て来たけど、傷はほぼかさぶたになったので会ったら見てやって下さい。
月子