『往復書簡 #22』自分、めんどくさっ!の原因分析
ダフネさま
その後、調子はどうかな?
元気で何事もなく頑張れているといいけど。
"まさにまさに"だなんて言って貰えて光栄よー。話ならいつでも聞くので遠慮なく。樹の人、ダフネさんにうるおって貰えれば本望。
確かに私の太陽星座蟹座も水の星座なので水の人。算命学、西洋占星術、共通点がある。おもしろいね。
その太陽星座蟹座の私ですが、持ち前の共感力、親身になるという性質を発揮して誰かのお役に立てていれば良いですが、なんでも物事には良い面と悪い面がある。
共感力強すぎて自分、疲れる!自分、めんどくさっ!となることが五十年(えーっとプラス数年)生きてきて多々あった。人の問題を自分のことのように感じすぎて散々もやもやしたあげく最終的にはどう頑張っても人の問題だと気付くというルーティン。エネルギーの無駄遣いもいいところ。
私は太陽に加えて月星座(心、プライベート、感情担当)も蟹座だからかもしれない。しかも月は蟹座の支配星と言われる天体で、蟹座にあるのが本来の姿だと考えられているのでとてもエネルギーが増しているということらしい。
つまり物質的なことより、人の思いというものをとても重要視しているし、共感力も感受性も強い。ほらほら、なんかめんどくさい香りがしてきた(^_^;)
さらに加えてこの月に火星(エネルギー、パワー、やる気担当)が90°(葛藤の角度)の配置にあるので、突発的な感情のUp Downが起こりうる。自覚が大あり。被害者多数。(そもそも臆病なので被害は身内だけですが・・・)
てな感じで月と月星座の影響を日々自覚している私ですが、いつものルーティンにはまらずに共感力、親身になる力を長所として発揮できるよう心の中で唱えている呪文がある。
"I won't take it personally! I won't take it personally!! " (個人的には受け取らない、受け取らない!)これがかなり効いてきて、空回りしないようになってきてると思う。
それはかれこれ15年くらい前、シドニーでの駐妻時代に英会話の先生に言われたひと言、"Don't take it personally!" (個人的に受け取らないで!)から来ているのよ。
その頃、長女おりいぶは現地の小学校に学年で唯一の日本人として通っていたんだけど、環境の授業での捕鯨問題や歴史の授業での第二次世界大戦など日本とは反対側の視点にたった授業を受ける機会があったの。
その時の担任はクラスに日本人がいるとか特に配慮してくれなかったよう。授業の後でクラスメートに囲まれて、「あなたも鯨食べるのか?」とか、「あなたのママとパパは鯨好きなのか?」などと質問攻めにされたと、おりいぶが後で話してくれた。
この事を私の英会話の先生に話したら、「それがここでの授業であり、国として教えていること。先生が教えなければならないこと。ただそれだけのこと。それ以上でもそれ以下でもないよ。」と。それに続いて先ほどの ”Don't take it personally!" が来たの。
私はおりいぶの話を聞いて、「うちの娘は日本人代表じゃないんだけどな。担任もせめてそれくらいのことは子供たちに言ってくれてもいいのに。」と例によってもやもやしていたんだけど、英会話の先生の話を聞いて「うん、そうしよう。」となった次第。
幸いうちのおりいぶは風の人。私のようになんでもかんでもpersonallyには受け取りません。彼女を見習って無駄なもやもやを無くしていきたい。彼女は彼女で別のもやもやを相変わらず抱えてるんだけどね。
人間生きていればもやもやはつきもの。だからこそ・・・・
↑↑↑こちらの方は十分にpersonallyに受け取らせていただくよぉ。
同感、共感。
月子