本の読み方が変わった本『レバレッジ・リーディング』
2020年に読んだ本でおすすめしたいのは、「本を読む前に読む本」と紹介されていて気になり、即購入したこの本。
本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』。
なぜこの本を買ったかというと、ヒトデさんのYouTubeで紹介されていたからです。
普段から記事を読んだり発信を見ていたりする人がおすすめしている本は、基本買っちゃう私。
そのなかでも、この『レバレッジ・リーディング』はとても良かったので紹介します。私の中の本に対しての価値観がぶっこわれました。
世の中に数多ある有益な本を読む前に読んでください。本を読む時間がないと思っている人にもおすすめです。
ビジネス本の読書法のひとつ
「レバレッジリーディング」とは、ビジネス本に特におすすめの読書法です。
なかなか読書の時間が取れないなかで、いかに自分の中に本の要点(エッセンス)を落とし込むことができるか。そして、自分のビジネスに活かす。そのための方法が紹介されています。
この本のポイントは読書法を紹介しているのですが、「この方法がおすすめ!」ではないことです。「こんなやり方がある。それを参考に自分に合った方法でやってみて」というスタンスなんですね。
押しつけてこない感じなので、すっと素直に受け取れます。
読書は投資である
読書は投資であって、自分でお金を出して買うことが大切だと書かれています。
自分の懐から出たお金で買った本と、あてがわれた本とでは、脳へのしみ込み方が違います。
これには納得。
私も実際「応募者が少ないから応募して」と言われて当選した本がありますが、チラッと見た程度で本棚の奥にしまわれています。なかなか読む気がわきません。
やはり自分でお金を払って、「読みたい」という意欲を持って購入することって大事ですね。
読みづらいなら読むのをやめていい
もし難しい本を買ってしまったら、無理して読み続けないことです。
これにはちょっとびっくりしました。読書法を紹介している本なのに、そんなこと書いちゃうんだ、と。
実はこれは、「いつか興味を持ったり、理解できたりするようになるから、今は読むのをやめておこう」ということなんです。
今は無理しない。
読み終わった後がだいじ
レバレッジ・リーディングで大事になってくるのが、読み終わった後の行動です。
レバレッジ・リーディングの目的は、多くの本を読み、そのエッセンスを自分の中に落とし込むこと。「本を最後まで読むこと」ではないんですね。
本にあった金言をいつでも見られるようにしたり目のつくところに貼ったりしておく。そうすることでだんだん自分のものになっていく。
本を味わいつくすとはこういうことなのかもと思いました。
ぶっこわれた私の本に対する価値観
私は1文字目から最後の1文字まで読むことが「本を味わうこと」だと思っていました。これも間違いではないのですが。
本によって読み方を変えることが大切なのです。
本を読む前に読む目的を考え、「こういうことを学びたい!」と思うならレバレッジリーディングの方法で読む。「ストーリーや世界観を楽しみたい!」なら最初からじっくり読む。
レバレッジリーディングを知って、積ん読が気にならなくなり、読書に対するハードルも下がりました。必要なときに必要な部分だけ読めばいいと思えるようになったからです。
「時間がなくて本が読めない」「読んだ内容をすぐ忘れてしまう」という人におすすめです!
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