私と着物
10月1日より3日間、恒例となった「着物のフリマ 姫まつり」が開催されるにあたり 出品される着物の搬入が始まり 秘密基地は着物でいっぱい
たくさんの方に足を運んでもらおうと 今回は告知をいつになくがんばった
ひとりでも多くの方に着物を着る機会があったら是非是非 着物を着てほしいと思うばかりだ
そんな私も数年前には まったく着物に縁のない生活をしていた
それが今では たくさんの人に着物を着てほしいと願うとは 変われば変わるものだとつくづく思う
着物を着る機会が 減ってしまっているのも確かだが 着物に対する めんどくささや高価なものという印象が着物離れを招いているのかどうかはさておき 着物を着られるようになって思うのは 思っているほど形式ばっていない もっと気軽で手軽
普段着る洋服のシャツの袖をまくったり ボタンを全部かけたり かけなかったりするように 着物ももっと自由に着ていいものだと私は思う
100年ほど前まではごくごく当たり前にみんなが着ていたもの たかが着物なのだから
しかしながら その着物を身にまとう時の 心持や 姿勢がその仕上がりを左右する その不思議さが されど着物 と奥深さを感じるのだからおもしろい
ただの着るものなのに 姿勢をただし 自分の中心を感じ自分に向き合い ながら進める着付けは まるで瞑想のよう そしてそんな時間が私は好きだ
ひょんなことから着ることになってしまったが
着物を着られるようになって今ではほんとよかったと思う
折を見て 着物について 書き綴ることにする
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