最近読んだ本
森瑤子さんの「情事」と宮本輝さんの「錦繍」
錦繍は、2020年8月に初めて読んだみたい。今回は再読でした。けど、すっかり内容を忘れていていました。帯に石田ゆりこさん推薦とあり、それをみて購入したと思います。
20代の時に結婚していた人と10年後再会するところから初まる物語
宮本輝さんの著書はこの本しか読んだ事がないのですが…他の本も読んでみたくなりました。
官能的な描写は男性だな…と思いましたが、女性心理描写も、女性みたいと思いました。
関西に長く住んでいたので、大阪や神戸の地名が、行ったことのある地名も出てきて懐かしくなりました。初回読んだ時は関西在住の頃みたい。
今回はゆっくり味わいながら読んだからか、感情移入もして、たくさん泣きました。
森瑤子さんは、52歳で亡くなった方みたいです。今、私は53歳…今、生きてらしたら、83歳くらい?1940年生まれと書いてあったような記憶があります。亡母と同世代で、家に何冊かあったと思います。今は本屋さんではみかけない気がします。読みたいなーと思い、ネットで購入した本です。森瑤子さんのデビュー作の情事と誘惑がこの本に入っています。情事は、ヨーコという主人公で、森瑤子さんには実際にイギリス人の夫と、遥子さんとの間に娘さんがひとりいらっしゃる様です。ご自身を主人公にした物語みたいですね。娘さんがネットの記事にそう書いてあるのを読みました。
東京藝大のヴァイオリン科を出られている方で、小説家になったのが35歳なんだとか…。この本は、一気読みしてしまった感なので、またすぐ忘れてしまうかも…また数年後?!錦繍みたいに、今度は、ゆっくり味わって再読してみようかな。
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