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初心はどこに消えた?

システムエンジニアの転職活動 No.003

システム開発を通じて人の役に立ちたい

大学のときの就職活動で履歴書に書いた志望動機が「システム開発を通じて人の役に立ちたい」みたいな感じのことだった気がする。だからボクの初心の在り処はこういう貢献系のあたりなんだと思う。

今振り返ると「人の役に立ちたいならシステム開発じゃなくても良いじゃん」という採用担当目線のツッコミを入れたくなる。中途採用の面接官の仕事なんかも今まで結構やったから、採用する側の目線になっちゃってるみたい。面接官なんてやるもんじゃない。

ボクの仕事って役に立ってなくない?

あの新卒の頃から約15年。実際やってみてわかったけど、システムエンジニアの仕事って自分の貢献が見えづらい。

作るものが大きくなればなるほど、自分の作った画面やプログラムは作ったシステムの中のほんの一部になってしまうというのはよくある話だ。

しかも自分が作ったものが見えるだけまだマシな方で、ボクみたいなマネージャー系の仕事になると、形に残るものをつくることもできないから、自分が何の役に立ってるのかホントに分かんなくなってくるときがある。

子どもは先生

こうして初めて仕事をするときに抱いていた初心はどこかへ行ってしまったままだけど、最近読んでる以下のエッセイに「子どもは先生」という章があり、初心探しのヒントになりそうなので紹介します。

子どもは
いつも先生
もうなくなってしまった
純粋な心を
大人に教えてくれる

ボクと、正義と、アンパンマン なんのために生まれて、なにをして生きるのか

子どもは、どんなときも初心をもってる。大人の自分が見るとなんでこんなことに夢中になるんだろう?ということにいつも一生懸命取り組んでいる。あのひたむきさはどこから来るんだろうか?息子が生まれたら教えてもらおうと思う。

今日はここまで。

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