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キャリア迷子の始まり

システムエンジニアの転職活動 No.001

私ごとですが、2024年の8月末で2年間お世話になった会社を退職しました。良いタイミングなので、これまで漠然としていた「これからの職業人生」について一度時間を取って見つめ直そうかなと思った次第です。

前回の転職活動のこと

転職活動というと、転職サイトや転職エージェントにまず最初に登録して新しく自分を雇ってもらえる会社を探すイメージがありますよね。私も前回の転職ではそのようにしました。なにしろ初めての転職活動で何をしてよいか全くわからない状態だったので、サポートしてくれる人がほしかったからです。そのとき担当していただいたエージェントさんは私が初めての転職活動だということを知って、会社探し以外にも退職交渉の仕方など活動全般について親身にサポートしてくれました。

自分が何をしたいのかわからなくなった

今回も前回の転職活動と同じように、転職エージェントに登録して新しい会社を探そうとしましたが、結果的にそうはいかないとわかりました。というのも在職中にあるプロジェクトで失敗して仕事の自信を失っていて、このまま同じような仕事を続けていくのに迷っていたからです。今のままだと前向きに転職活動を進めていくのは難しいと感じました。また新しい会社でも同じように失敗するんじゃないかと感じています。

「そもそも」のところから見直す

今回幸運だったことは、家族の理解もあり退職してから次の会社を探すための期間ができたことです。そのおかげか心の余裕もできて、せっかくだから半年ほど無職やってみようと思えるようになりました。以前は無職になることをとても恐れていた私ですが、なってみると意外と大丈夫なものでした。(復帰した後が大変な気もしますが)

時間ができたので、以前からやってみたいと思っていたことを実行することにしました。徹底的に考えてみたいなと思ってたんです。「そもそも仕事って何でしょうね?」

働き方の哲学

そんな私に良い本との出会いが訪れました。こちらの本です。近所の書店をブラブラしてるときにたまたま見つかりました。

現代人にとって仕事はまさに、人生の「最大級の占有者」なのです。

働き方の哲学 P14

仕事がうまくいっていれば家族や恋人と過ごす時間も楽しくなりますし、仕事の状況がかんばしくなかったり、上司から叱られたりすれば食事もおいしくありません。それほどあなたの気持ちに大きく影響を与えているのが仕事です。

働き方の哲学 P14

これ読んだとき、「あぁ、自分も頭の中めっちゃ仕事に占有されてるじゃん」と共感しました。自分は仕事がうまくいってないと頭の中が仕事だらけになってしまって、私生活まで影響してしまうタイプなんですよね。そうなっちゃうのが嫌なので、もっと責任の少ない仕事ないのかな?って現実逃避してみたり。なかなかうまくいかないんです。こんな状態になってるの自分だけだと思い込んでた…。

自分にとっての「仕事」を見つめ直す旅は続く

仕事は人生の多くの時間を占有してしまう活動だから、せっかくなら満足できる仕事につきたいですよね。でもそれは今の自分にはなかなか難しいことであるように感じます。大学を卒業してから15年、それなりに会社員として働いてきて、得たものもあれば失ったものもありました。仕事と距離を置いている今だからこそ感じ取れることに取り組んでいきたい。

今日はここまで。

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