雑記20201012 祖母のオーストラリア
晩夏から急に秋になった。
今年は、季節がわからないくらい家の中にいて、体内時計が狂っている。
半袖から長袖への切り替え、まさに過渡期。
街には、遅ればせながら真夏を体現しているひと、アパレルの店員さんのように季節先取りでやや暑そうな秋物で固めているひとがごちゃまぜ。
こういう人々の様子を見るたび、旅行好きだった祖母が今から25年くらい前にオーストラリアから帰ってきて語った、
シドニーは、半袖の人も、袖なしの人もいるかと思えば、長袖の人もおる。みんなバラバラ。好きな格好しとる。いろーんな人がおる。
を思い出す。
きっとそれを聞いた当時の私にも衝撃だったのだろう。いまでも、その言葉を思い出しながらシドニーの街を想像している自分がいる。