見出し画像

TOYOTAに入社する際に、必要な書類の多さ。

世界的企業だからと言って、何もかもが先進的かと言うと、全然そんなことはない。
確かに、体制を変えたり仕組みを変えるときに、システムの導入にかかる費用があったり、場合によっては大掛かりな展開が不可欠なので、何もかも簡単にとはいかない。

それにしても、日本の印鑑文化はなんだろう。これに関しては、本当に不思議だ。
もちろん、素晴らしい意匠の印鑑や、高価な材料を使った印鑑もあるし、歴史だってある。これを趣味的に鑑賞したり、集める分には大いに結構なことだろう。
しかし、この明らかに不便な物をいまだに公的な手続きに使うのは、いかがなものか。
複製も容易く、紛失しやすい。
拇印ならまだわかる。複製は可能だが、同じものを探すのは難しい。どちらが便利かと言えば、絶対に指の方だろう。これなら、持っていくのを忘れることもない。

ところがどっこい、TOYOTAに採用されたは良いが、まずこの提出書類の多さに驚く。
自動車開発の最先端を走る、と見せかけて、なんと「印鑑証明」が必要なのだ。これには、閉口する。ばか、としか言いようが無い。
また、免許証、マイナンバーは当たり前のこと、身元保証人が数人必要になる。「定職についた身元保証人」である。なんか、怖くなあい?
まぁ、言わんとすることはわかるが、非常に面倒であることは確かだ。
仮に、僕なんかが採用されたとしても、定職についた身元保証人を探すだけでも苦労するだろう。
必要と言われれば揃える以外に無いのだが、何か責め立てられている感がするのは、僕の育ちのせいだろうか。

そもそも、マイナンバーってなんのためにあるものなのか。そこが不思議だ。
これがあれば大丈夫、と作られた制度なのではないか。
実際には、システム系統を下請け会社に任せまくったおかげで、トラブルだらけとなった。これは、マスクの配布でも同じことが起きた。
引退した老人のための天下り会社が、どれだけそこに挟まっているか。その辺りを書くと、本当にしょうもない話にしかならない。ある種の老人の諦めの悪さ、意地の汚さには殺意さえ芽生える。

車の免許は、まぁわかる。営業で車に乗るかも知れないし、販売店でも運転をするだろう。そして、マイナンバー。この2つだけで良い。それなのに、わけのわからない書類が多すぎる。
身元保証人に関する書類は家族から一人、他人から一人分も必要だ。これは、それくらい信用できる関係性の知人がいる、あるいは他者からの信用もしっかりとある、ということを証明できるのかも知れない。半グレみたいなやつが入社して来られたら困る、という思惑もあるだろう。
しかし、半グレならそれくらいの人脈は持っていると思うし、いくらでも誤魔化せるはずだ。

ここから先は

583字
10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。

最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?