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好きな物に囲まれて、生活をする

好きなものというか、自分にとって魅力的な物に囲まれているのが良い。
自分の生活を心地良いものにしたいのは、誰だって同じだろう。
ただ、どんな状態が心地良いと感じるかは、それぞれに違う。

僕みたいに「スキゾイドパーソナリティ障害」を有していたり、ネグレクトの経験があったりすると、そもそも「物を持たない」というイメージがあるかも知れない。
確かに、元々はそうだった。
ただ、物を持たないというよりも、生まれ持って「自分の物」というのを持たなすぎて、持とうとしてしまう傾向はあった。
育ちまで貧乏だったせいか。その結果、少しお金を持ったら「要らないもの」を買ったりして、「買い物をする」という体験自体を楽しもうとしてしまった。そうすると、結局は色々と捨てることになる。なんだか、「俺はもう少し物を持たなくてはならないのではないか」というような感覚さえあったように思う。
例えば、きっと僕は誰よりも身軽で、思い出なんてモノもほとんど持っていなかった。だから、何かを所有して、この現実と自分を繋いでおく。楔を打つという感覚だったのだ。

とにかく未経験のことが多くて、何にせよ経験しなければならない、という気持ちが強かった。
大勢の人が経験していること、持っているもの、そういう事柄が少ない僕にとって、もっと「知らないとダメだ」と考えていたし、そういう作業に追われていた。とにかく忙しかった。
10代は激動だったな、と本当に思う。「自分は無知だから、もっとインプットしなきゃ」というような焦りは、人一倍あったと思う。

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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。

最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…

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