猫の糖尿病と腎機能の治療
糖尿病と診断された
コッチャン日誌【3】
8/11
きのうは半日入院の日だった。
半日かけて血糖値の数値を測ってもらう。
7:00過ぎ、食事前のインスリン注射、目盛2単位。お気に入りの無添加ウェットごはん。
「今日は病院行くよー、少しのあいだ先生に身体みてもらおうね」
キャリーバッグを用意しているとコッチャンすごく怖がった(汗)そうだよね、こないだ久々の病院で痛いこと怖いことあったし不安だよね…
近くの動物病院のとても信頼できる先生。人間に対してはクールな印象だけどペットたちのことをよく考えてくれていて、判断は先生に全てお任せする感じ。
最近のコッチャンの状況、1日だけ朝晩インスリン注射を失敗してしまったこと、尿量や黒い下痢のことをお伝えしてお預かりしていただいた。9:30頃お預けして17:00から19:00の間にお迎えに行く。17:00ぴったりにお迎えに行こう!
コッチャンが居ない部屋。
擬似的にいつかの日のことを考えてみたら、とてもとてもさみしい。依存しすぎてはいけないと思っていたけど、やはり大きな存在ではあるんだな。気持ちを切り替えて猫がいない間にいつもはできないことやっちゃおう♪と思ったけど、大きめの音で音楽聴くくらいしかなかった。
17:00 お迎えの時間。
先生がコッチャンを抱いて呼んでくれた。人(先生)に抱っこされてるコッチャン見るの可愛すぎる!写真撮らせてもらえばよかった、などという余裕は少しあった。
血糖の数値は前回よりも下がっていたけどまだ高い。前回は571、今回は381。すこし下がってはいるけど。
60〜300に収める目標とのこと。
血糖値をもう少し下げたいため、インスリンの目盛を2単位から3単位に変更となった。ただでさえ注射は大変だけど、注入量が増えるので確実にがんばらないと…!それよりもコッチャンが受け止めてくれたらいいな、チクンやだよね、ごめんね。
腎機能は数値悪くなってない??
目指すところはまだまだ高い、いよいよ腎機能の治療食を試すことになった。測定値の3倍になると死に至る。
帰りに受付で看護師さんに腎治療食の説明を受けて、お試し用のドライフード5種類もらい、ウェットフード2種類を購入。お口に合えばよいな。
治療食ってけっこう好みが分かれて食べてくれない子が多いらしい。なんでですかねーと話していたら人間でいう病院食のような感じと教えてくれた。味気ない感じなのかな?確かにあ〜!病院食たべたーい!とはならないですね(笑)
帰って試しにドライフードの「ドクターズケア・チキン味」をお皿に入れたらカリカリと食べてくれた。むしろ最近あげていたものより食いつきがよい。ラッキー♪
好きそうなものを選んで今後は継続して購入すれば良いので、少しだけ未来が明るくなりました。食費はおそらく3倍以上になるのではと推察されます…。治療食を食べない子はそれはそれで仕方ないよね、ということで薬のみで治していく感じかな。そのうち薬も処方していただく予定です。
2週間くらいかけて普段のごはんに少しずつ混ぜながら治療食に切り替えていく。腎機能の数値も血糖値も良くなるようにする。
2週間後にまた半日入院します。
インスリン注射を失敗したり、注射の時間を12時間以上超えてしまったり、ごはん選びに苦労したりと色々大変なこともあるだろうけど、コッチャンが辛くないかたちで少しでも長く生きてくれたらそれだけでいいです。
できることはできる範囲でやっていく。
それだけしかない。
「追記」
先生、こっそりお爪も切ってくれてる!