月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人のこころにぞすむ
"月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人のこころにぞすむ"
人と人との繋がりが気薄になりがちな時代にこそ、大切にしたい、「人のこころ」。
法然上人が詠んだこの和歌は、そんな目には見えない「人のこころ」について歌っているように思います。
この歌の意味は、
月の光はどんな場所にも降り注ぐけれど、その光を映し出すのは人のこころ次第ですよ。
(ここでの月影とは、月の光という意味です。(影なのに光なんですね。))
近年の情報化社会により、
日常にありふれる人との繋がり。
簡単に手に入るようになった、音楽や絵画などの芸術作品。
手軽さ、簡単さによって享受されるものもある反面、失ってしまったものもあるのではないでしょうか?
人と人が直接触れ合い、「人のこころ」を感じられる瞬間を求めて、私たちは都内で音楽演奏ボランティアをしています。
具体的には、福祉施設や幼稚園・保育園をはじめ様々な場所で活動していく予定です。
演奏する人、聴く人が一体となって、じわっと温かくなったり、わくわくしたり、心が動く瞬間があるような空間を作っていきたいと考えています。
この和歌の真意を実現できるよう、今後とも音楽を通じた「人のこころ」を繋げる活動していきたいと思います。
月影音楽団でした。
演奏依頼やお問い合わせ等は、プロフィール記載のメールアドレスまで。
フォローやサポート、是非ともよろしくお願いします。
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