見出し画像

第一稿完成

一通りできた。

だいぶ暗く見えるけど、VRではそうでもないはず。

細かいところはまだだけど、部屋や棚はほぼ出揃ったので、Community Labsに申請した。あとはアップデートで充実を図っていきたい。空の棚やテーブルに小物を置いていく、家具をより好きなものに変える、BGMやギミックを入れるetc.

制作日記ならもっと過程を書け!という感じになってしまった……。

思い返すと、大まかには1.アセット選び、2.ライティング、3.容量削減 という経過を辿った。

アセット選び

モデリングはせず、UnityアセットストアとBoothで入手した素材を並べていく方針をとった。その二か所ならUnityのPrefabの状態にまでなっているので、なにかと話が早い。

でも「欲しいものズバリ」というパック商品には出会えなくて、いまいち効率の悪い買い方になってしまった。小さめのパック商品からPrefab一個だけ取ったり。

それは多分、やりたいことが絞れてないせいだと思う。「荒廃した地下室」をやりたいのか「チルな秘密基地」をやりたいのかが曖昧だった。絞れていれば「このパックは多少高価だが、ズバリだ」という出会いがあるかもしれないが、絞れていないので、部分的に一致する小パックをつまんでいくことになる。

これは今もって曖昧で、荒廃した家具とチルな家具が混ざってしまっている感じがある。アプデで考えていきたいところ。

ライティング

検索を繰り返しながらトライアンドエラーしたが、ベイクは何かと難しかった。まだあまり分かってない。

ベイクに時間がかかる問題については、この記事に助けられた。作業中は速さ優先・低品質の設定でベイクし、完成してから本番ベイクをすればいいという考え方。

本番ベイクの設定については、この記事がありがたかった。

スポットライトの光だけが壁に映らない

この現象には非常に苦しんだ。ポイントライトは映るのに、スポットライトが映らない。それも、作り始めた時はベイクにもリアルタイムにも出ていたのに、いつの間にかどっちも出なくなっている。ライト周りの設定をいくら変えても反映されない。

これは「壁側のマテリアルが対応してないと映らないよ」という解だった。スポットライトを反映するマテリアルと、しないマテリアルがある。

Standardシェーダーならどっちも反映するので、それを使うことにした。

(最終的には、見た目の都合でスポットライトはやめた)

光が貫通して、影ができないオブジェクトがある

これも悩まされた。色々設定しても、光を貫通しているとしか思えないものが出てくる。影ができているキューブと同じ設定にしたはずなのに、影ができない。同じマテリアルを適用した二つのもののうち、一方は影ができて、一方はできない。

これは未解決に終わった。ベイクを諦めてリアルタイムで影を作ることにした。複数の問題が絡んでいて、一個直しただけでは再現しないのかもしれない。負荷で処理が抜けたりするのかもしれない。

容量削減

一通りできた時点で、ワールドの容量が100MBくらいになってしまって、それはちょっと重いかなと。

これで完成ならいいけど、このあと小物を足したりアプデしたりしたいので、もっと下げておきたい。

この記事に沿って削減した。重い箇所を調べてみると、やはりテクスチャが90%以上なので、一個ずつ加減を見て圧縮していった。ただ、相当に圧縮してもUnity上の表示がきれいなままで、「ホントにこんなきれいなの?」と惑わされることが発生した。

これは、PC向けの高解像度設定がオーバーライドされていたという落ちだった。圧縮サイズを選ぶタブの隣、PC設定のタブからオーバーライドのチェックを外しておかないと、圧縮後の品質で表示されない。

これは同時に、色々圧縮したつもりなのにあんまり減っていない、という現象の原因でもあったようだ。

23MBまで下げることができた。

完成

ということで、ホームの地下室ができた。

作業用の区画。「デスクトップでINして、作業用ボイチャみたいに使えないかな」という思い付きを試したい。

が、そこはそれ用のワールドを作った方がいいかもしれない。状態を表示する札とか、画面配信用のディスプレイとか置いて。(OBSとTopazChatで画面配信できるらしい)

レトロパソコンの画面はON/OFFできるようにした。U#の練習を兼ねて。でも一番簡単な処理同期しかしてないので、二人以上いたらON/OFFが逆に見えてたりするかも。

寝室には荒廃系の家具を置いてしまったので、ホラーゲームか監獄みたいな感じ。あんまりここで寝たくないですね……。

falloutは諦めてチルに寄せた方がいいかなあ。写真とか飾るにしても、チルな方が合いそうな感じが。いや、「割れた写真立ての中にかつての文明の写真が残っている」みたいにできたら面白そう……か……?

審査はすぐ終わって、もうCommunity Labsで公開されてる状態のよう。ぜひ覗きに来てみて下さい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?