日本的ネーションの亡霊はお茶と共にさまよって
お茶、茶道をはじめたのは「日本文化を(より深く)知ろう」とか「真の日本文化を学ぼう」という思いからだった。あれはそう、大学に入りたての頃だったか。右傾化やスポーツの日本代表の時に盛り上がる謎のナショナリズム、経済が衰退する中「日本らしさ」にすがろうとする報道や財界・政界人の発言に対するアンチテーゼ的な態度もあったとおもう。
「○○ぐらい知らないと日本人として恥ずかしいかもな」
こんな感覚があり、○○にちょうど当てはまったのが茶道だったわけである。(そういう意味では、歌舞伎