見出し画像

45歳。

先日45歳になった。

そんなに大袈裟な節目ではないと思う。
つい先日『44歳と60歳が男性が一番老ける年』という都市伝説を聞いたので、もしそれが本当ならまぁ節目だろうか。

そもそも老けるということに過剰反応はしていない方だが、暗闇からチラリと覗かれるように怖くなる時がある。

「物忘れが多くなる」、「病気を気にする」、「将来の心配をする」など、ついつい会話の中で「アレ」が何だったのかパッと思い出せなかったり、そういや数年前からデキモノがあるなぁとかふと思ったりはする。
図々しくも人並みの老化を感じさせてもらっている実感を頂いている。

上にも下にも色んな人間があり、しばらく先まで笑顔で過ごせそうな気がしていればそれで良い。

古代神籤は毎年のルーティン。
挙式を挙げた天河神社にて。


そういえば御神籤。凶が出た事もあったが、今年は大吉を引く事が出来た。
まぁしかし『あなたは何も間違っていない。全ては思い通りに…』みたいな自己肯定感を過剰に助長するものではなく、あくまで『ちゃんとやってれば』とか『〇〇に気をつけていれば』など、限定版の大吉であるので、逆に気が引き締まる。

ふてぶてしく抱負を掲げてみる。
『健康と勤勉』
ここは自分を盛り上げるべく、気をてらった攻めの内容で、楽しんでやろうと思う。
酒とタバコはまだ辞める気もないし、がっつり何かを勉強するという事もない。
そんな中、この抱負にどのようにアプローチするのかを楽しんでいく。

まずは健康。
とりあえずはタブラの長時間の練習に耐えられる体力と集中力を養いながら、腹筋をバキバキに割るシックスパックを作るのは面白いかもしれない。何がしたいのかわからない感じは面白い。
次に勤勉。
次のインド旅に向けてをきっかけに英語力を高めようか。読書なんかもいい。
後々かさんでくる物質的な教材購入制を廃止し、スマホで英語も読書もしよう。
ついでに家にある本などを断捨離してすっきりさせ、空いたスペースに観葉植物を置くのも良い。カフィでも飲みながら。

なかなか今風で合理的で面白い抱負になった。
全く自分の未来を信用出来ないが、またこのようなパッションで走り抜いた先が楽しみでもある。

明るい未来に向かって階段を一段、一段。


そういえば、最近娘が聴いているadoさんという方の音楽、僕も好きです。

以下、歌詞から一部抜粋

『さぁ、怖くはない 不安はない
私の夢は みんなの願い
唄歌えば ココロ晴れる
大丈夫よ 私は最強』

素晴らしい。
今はなんでもかんでも科学などのエビデンスが必要な時代。
だからこそ、こんな根拠のない勢いだけの前向きさが貴重と気付かされる。
細かい分析なんかいらない時の方が、活き活きと生きるには大切な時がある。

adoさんが娘を通して、僕の胸に触れてくれました。

45歳。

磨いて光っていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?