20歳で何も知らずに飛び込んだ食品催事の世界。そこには誰でもある一定数は売れるようになるマニュアルが存在していた。
もちろん私もそのマニュアルを忠実にこなしていたうちの一人。
群集心理
食品の催事とはなんぞやという方の為に少しだけ補足。
食品催事とはデパートの物産展やスーパーのコンコースや風除室なんかでやってるお店にフィーを払って出店する事業です。
スーパーマーケットやデパートでいかに興味の無い人を集め売り上げをあげていけるかが生き残っていけるかの分かれ道。
食品催事の一番の強みは試食を提供できること。
そしてその試食を使ってたくさんの人だかりを作り少しでも多くの衝動買いを誘発させる。
それこそが古き良き時代の露店の名残。
三つの体(たい)
体感・体験・体得
続けていくためには三つの体があると教えられました。
それは今続けているブラジリアン柔術も含め色んなことに通じていルトも思います。
『言われたことは何事もまずはやってみて体験する、それを体感し、続けていくことで体得する。』
商売として初め壁にぶち当たった時に師匠でもある当時の社長からこの一言を言われました。
当時は正直あんまりピンときてない自分もいましたが、今となっては言葉の意味も含め色んな人に伝えていきたいとも思います。
とは別にこの言葉は成功体験からでしか得られないとも思うので、信じて続けてもらうしかないとも思ってます。
レッスンでも同じ。まずはお手本となる動作を見せて体験してもらう。そしてその技を体感して。ドリルを反復して体得するんだと。
自分を売る
みんな何かを売って生計を立てていると思うんです。(そうじゃ無い人もいるかもしれませんが笑)
それはモノだったり技術というサービスだったりそれぞれ。
同じものを同じ値段で売ってる時、皆さんはどちらから買いたいですか?
感じのいいお店か淡々とこなす店か。捻くれてない限り感じの良いお店から買いたい人が殆どでしょう。感じの良いお店ってのは自分の見せ方や売り方をよくわかってると思うんです。
伝え方は難しいですが自分をしっかり売れるようになることで他とは差別化できるんだと。
柔術ジムに群集心理の考えははほぼ必要ないかもしれませんが、しっかりお客さんを集めることでサービスが向上するのは間違いないです。
どれだけ経歴が素晴らしい人がやってるジムやお店でも集客できなきゃ無くなっちゃいますからね。柔術ジムに関していえば集客できればできるほど練習仲間が増えるんでおそらく顧客満足度も上がります。
これからもそんなジムを目指していこうと思います。
ではまた次回。