内部留保課税よりは現預金課税の方がまだマシ
企業が現預金を持っている事が問題なら、現預金に課税すれば良いでしょう。「現預金を持っているくらいなら給料を増やすか投資を増やすか配当を増やしなさい」という事です。
積極的に設備投資を行なっている企業が、その資金を内部留保で調達しているのか借入から調達しているのかは、政府が介入すべき問題では無いはずです。
「1億円儲かった。1億円の設備投資をしたい。儲かった1億円を使おうか、1億円は配当してしまって銀行から1億円借りようか」と悩む企業があった時、「銀行から借金しなさい」と促す必要は毛頭無いからです。
むしろ、配当は自己資本比率を下げて企業の倒産可能性を高めるので、「利益は配当しないで設備投資に使い、なるべく借金はしないように」と指導すべきかも知れませんよ。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO23743230R21C17A1KE8000/
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