地銀の合併の可否は、独占の弊害と過当競争の弊害を比較すべし
新潟県で、第四銀行と北越銀行の経営統合に、公取が難色を示しているようです。
公取の立場もわかりますが、地銀の置かれた状況を考えると、独占の弊害よりも過当競争の弊害の方が大きいでしょうから、高い見地から合併を認める選択肢も大いにあると思います。
下記は、長崎県の事例に関する拙稿ですが、新潟県についても同じ事でしょう。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10547
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10547
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22777330X21C17A0EAF000/