品質を下げるのか納入業者を泣かせるのか生産性を上げるのか?

労働力不足で賃金コストが上昇する中、値上げをしても不思議は無い状況で、値下げをするというのは素晴らしい事です。でも値下げをするには「商品の品質を下げる」「納入業者に値下げを飲ませる」「経営を効率化する」のいずれかが必要でしょう。

同じパッケージで内容量を減らしたり品質を下げたりするのは、「値下げ」とは言えませんから、本件がそうでない事を信じましょう。

まさか、納入業者に無理な値下げを飲ませて、自社が顧客に向かって「消費者の味方です」という顔をするわけでは無いでしょうね。違う事を祈っていますが。

経営が効率化出来れば最高ですね。「物流の効率化や店舗拡大のスケールメリットによる原価低減を値下げに充てた」とのこと。これが主因であって欲しいですが、それで平均10%の値下げが可能になるものでしょうか?本当にそうだとすれば、日本人全員が喜ぶと思いますが・・・。日銀職員だって、心の中では喜ぶと思いますよ(笑)。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ23HIU_T20C17A8000000/

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