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少数意見でも、主張を諦める必要はないよ

2021年25/100冊目。身銭を切れ。

いつも聞いてる音声番組で紹介されてたので購入。なんか名前は聞いたことあるな、と思ってたら、ブラックスワンを書いた人の本でした。

どちらも、ものすごく雑にまとめたら、「ちょうどいいリスクを取れ」って話だと僕は思ってるんですが、そうやってまとめるにはもったいない本なので、興味がある人はぜひ読んでほしい。

何がいいってね、訳者のテイストもあると思うんですけど、なんか言ってることがいちいちカッコイイんですよね。最前線で切った張ったしてる感じがすごい。奥のほうで偉そうに戦況を見渡してるんじゃなくて、ちゃんとほんとに自分がリスクとって生きてきたんだろうな、と思える雰囲気がものすごくある。(内容よりも、そっちに価値があると言っても過言ではないです。)

紹介したい内容はたくさんあるんですが、今日は特に印象に残ったところを。「少数決」について書いてある部分です。全然本筋じゃないですけど。

コーシャ料理という、ユダヤ教徒の人が食べれる方法で調理した料理がありますよね。ユダヤ教徒の人はコーシャ料理しか食べられないんですが、ユダヤ教徒じゃない人でもコーシャ料理は食べられる。なので、大人数が集まって料理を出すような機会があれば、極端な話をすれば、コーシャ料理を出しておけば安心なわけです。

こういうことが、集団の中では結構起きてます。声の大きい少数の人がいると、その人たちに配慮しないといけないとか。公明党は議員数が決して多いわけじゃないのに、自民党は公明党と連携してるから、公明党が納得する方法で法案を進めないといけないとか(軽減税率とかホントやめて欲しい)

こうやって、少数がキャスティングボートを握ったり、少数のこだわりが全体に影響を及ぼすことになるんですよね。

ここから言いたいのは、悪用して欲しいわけではなく、「自分の主張を諦めるな」ってことです。

自分が多数派じゃないからという理由で、意見を引っ込めて泣き寝入りしたり、諦めたりしてる人がたくさんいます。でも、少数だということは、自分の意見が取り入れられない理由にはならない。

だから、自分の意見を主張することを諦めないでほしいな、と思ってます。

あ、「そもそも自分の主張がよくわかんない」って人は、コーチング受けるといいですよ。「やるべきこと」「やったほうがいいこと」じゃなくて、「やりたいこと」にグッと近づけます。







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