木と写真とデザインと|シリーズ「森と共に生きていく」
「自然に囲まれた長閑な田舎の風景」
ここ小国郷を見てそう思われるでしょうか。
移住してきた私自身はそう思っていました。
しかし、町の全面積の約8割にあたる森林、それらは本当に全てが「自然」でしょうか。
小国町森林組合の方によるご説明から、そんな問いを突き付けられました。
人の手によって整備・保全がなされ、多様性と生命力に満ちた「250年の森」。
一方、人の手によって植樹されても管理されず、木材としての行方も失って寂寞とした「死の森」。
そして、<森の民>として日々森に入る「木こり」と、森と人との中継地点としての「市場」。
さらに、それらが原風景としてある小国郷。
今回の写真展では、実際にそれぞれの場所に足を運んで感じた「対比」と「類似」、あるいは「皮肉」をテーマとして写真を選定しました。
フランス発のシューズブランドPATRICK様より、林業をテーマに製作・発売された「MORINOKUTSU」。
今回は上記に関連した写真展です。
木と写真とデザインと|シリーズ「森と共に生きていく」
HP内の記事がこちら。
MORINOKUTSU 対談企画「森と共に生きていく」
写真展のクロージングトークイベントとしてインスタライブ配信されたものがこちら。
※こちらの記事は
2022年4月22日~5月8日@未来づくり拠点MOG
2022年5月9日~5月22日@縁屋
にて実施された個展を元に記事化したものです。