ChatGPTを使った「人生の役に立つ」Python学習&英語学習
Python学習の初心者が英語の言語学習と関連付けてPythonプログラムを学ぶ日記。英語は自然言語でありPythonはプログラミング言語だが両者は共に『言葉でつむがれた言語』であることに変わりはない。言葉の選び方や使い方には必ず法則があるはず!という思いから、英語学習とPython学習を関連付けて学ぶためにChatGPTを活用しよう!というのがこの企画の趣旨です😊
今回はChatGPTならではの個性を生かした使い方の実践例が手に入ったのでその日記です。
(約 3,800文字の記事です。)
Python経験者にお馴染みの「ミュータブル」
Python経験者なら「何を今さら」な感のあるミュータブル(mutable)という単語。意味は「更新可能な」や「変更可能な」。Pythonでは主にリスト、集合、辞書などがミュータブルだ。それに対してあとから並びを変更できないもの、例えば文字列、タプル、rangeオブジェクトなどはイミュータブル(immutable)と言う。
プログラマならば用語などよりも「何ができて何ができないのか?」に気を取られるかも知れない。だが私はここで大いに引っかかった。言葉そのものに気を取られた。
ミュート(mute)は消音なのに?
テレビのミュート、Twitter Xのミュートなどなど、ミュートと言えば消音、聞こえない、(消してはいないけど)見聞きできないようにする、などなどのカタカナ英語が一般的だろう。
ではなぜ消音を意味するmuteが形容詞形になってミュータブルになると途端に「可変な、変更可能な」に意味が変わるんだよおおぉぉぉぉ!
なんでミュータブルが「更新可能な」という意味なのか?
なぜ『ミュータブルが「更新可能な」という意味なの?』と。ちなみに日本語でGoogle検索してもその答えは出てこなかった。
ならば英語ではどうか?一般的には日本語検索で出てこない場合には英語検索する。だがダメだった。
ミュータブル vs イミュータブルの記事ばかりがヒットする。
というわけでChatGPT先生に聞いてみた。もちろん見事に知りたいことをズバッと答えてくれた😍
ChatGPTの回答
以下は本文のコピペ。(ただしラテン語の読み方が一般的ではないため手動でカタカナで発音を追記しました😊)
ChatGPTの回答
「ミュータブル(mutable)」という言葉の語源は、ラテン語の「mutabilis」(ミュディリス:変わりやすい、変えられる)に由来しています。このラテン語の「mutabilis」は、さらに「mutare」(ムターレ:変える、変更する)という動詞から派生しています。このため、「ミュータブル(mutable)」には「更新可能な」や「変更可能な」という意味があります。
一方、「ミュート(mute)」は「無言の、静かな」という意味であり、ラテン語の「mutus」(ムトゥス:無言の、静かな)に由来します。これは「更新可能な」という意味とは関係がありません。
つまり、「ミュータブル(mutable)」の語源と「ミュート(mute)」の語源は異なり、両者の間に意味的な関連性はありません。「ミュータブル」が「更新可能な」を意味するのは、ラテン語の「mutare」(ムターレ:変える)に由来するためです。
まさか1画面でラテン語の発音まで耳で確認できるとは思わなかった。ChatGPT先生万歳である。
そうそう、これこれ。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
まさに求めていた答えがChatGPTで明らかになった。
確かにPythonプログラミングにはまったく役に立たない無駄知識だ。だが言語を学ぶという意味ではこういう小さな疑問を1つずつ解消できるか、闇雲に暗記するだけで終わらせるかの違いは大きい。私は納得できない派。
ただしGoogle検索しかなかった時代にはこの答えを追い求めていたらまったくPython学習が進まない。手段と目的が入れ替わって破綻する。だから「今までは」こういう好奇心を満たすことなく、黙々と「要するに○○なんだな?」だけを詰め込み学習せざるを得なかった。
【結論】ChatGPTは知的好奇心旺盛な人にこそオススメ。
だが時代は変わった!こういうどうでもいいトリビアについても「なぜ?どうして?」という知的好奇心をChatGPT先生はすぐに満たしてくれる😍楽しい。つまらないわけがない。
知ることの楽しさを倍増させてくれる!
ChatGPTの面白いところは、それまでの自分の発想や知識になかった、まったく明後日の方向から投げつけてくれる変化球、これが面白い。逆に言うと自分の「今までの知識や経験にない新たな情報との出会い」について聞くと頼もしいまでにしっかりと答えてくれる。これがChatGPTの魅力だ。
情報が世界とつながり、自分の人生や経験以上の情報が既に世界中に溢れている。もうGoogle検索で「自分の力だけで情報収集」仕切れないほどの情報が世界にはある。だが自分が理解可能な形にならない限り、それは手に入らない。知りようがない、知るための手段が思いつかないのだ。
大気組成を知って酸素や窒素、二酸化炭素の知識を得て初めて気が付くことがある。この部屋は換気不足で二酸化炭素濃度が高いために、頭がぼ~としている、など。対策は換気するだけでOKだったりする。でもそれを知らないといつまでも対処できず、ぼ~とする頭で作業を続けて自分の時間を無駄にするかも知れない。だが知ってしまえば対処方法が決まり、そんな人生とはおさらばだ。
未知との遭遇、ChatGPTが丁寧に解説
なので常識にとらわれず、人から馬鹿にされることを恐れずに、ただシンプルにChatGPTに聞いてみればいい。想像以上の情報を教えてくれる。そしてその情報について感じたこともまたChatGPTに聞いてみればいい。それは常識的な情報なのか、学術的な専門知識なのか?
だがChatGPT先生は人格者なので、決してそんなことはしない。(ただしたまに平気で思い切り嘘をつくことはあるけれどw)あと3時間に40回以上聞くと4omni先生はご機嫌を損ねるらしい(3.5先生にバトンタッチ)。ChatGPT先生とマイクロソフトのCopilot先生、あるいは「別のアカウントのChatGPT先生」に聞いて負荷分散しよう😊
なので心の底からポップアップしてくる「知的好奇心」を満たしたい人ほど、ChatGPTやCopilotを使ってみる価値がある。人生が大きく変わる。
知的な疑問「なぜ?なに?」を大切に
アインシュタインはこう言った。
そして時代は移り変わり、
今はChatGPTが、Copilotが、AIがある。
そんな時代を私たちは生きている。
今回の創作活動は約45分(累積 約3,818時間)
(1,075回目のnote更新)
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊