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Rhino 3Dの学習10日目。PET樹脂のトレーは落とす欠けることがある
Rhino 3Dの学習 10日目。やっと立体物をモデリングする演習に入った。学習コースとしては今日でようやく基礎編が終わり、ビギナー編が明日からスタートする。まだまだ先は長い。
(約 2,400文字の記事です。)
アートギャラリー
サイズはインチです。
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ま~た地味。謎のカム。電話の受話器っぽい何か。地味。ブーリアンと法線方向についての注意喚起を学ぶために作った内容らしい。まぁ一応理解。全部水密メッシュ(ソリッドオブジェクト)でブーリアンすれば問題なし。オープンエッジがあるオープンサーフェスでブーリアンするとよくハマる罠らしい。へぇ~。失敗例は割愛。
番外編、写真から寸法を測ってみた
実はAmazonでステンレス製のお盆、つまりおかずの配置を分けられるセパレートがあるトレーを探していた。良さげな物があったのだが縦横の寸法しかない。
幅が270mmのAタイプ。
幅が330mmのCタイプ。
両者を見比べてみても実際の大きさがイマイチよく分からない😭
特に小分けエリアの寸法が分からん……。
そこでひらめいた。この画像を保存してライノ 3Dに持っていって、昨日学んだ「指定部分を指定ミリ数」に拡縮すればライノ 3D上で実寸を測れるのでは?と🤔早速やってみた結果。
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おぉっ!できたね。なお製図の知識がないので素人の適当な寸法入れです。The カオス😱
そして想像よりもおかずエリアがそれぞれ小さいぞ。まずトレーの外周から10mmほど内側に「平面的なフチ」があることで、内側の面積が狭くなる。さらにセパレート用の壁の両側にもテーパーがあるので底の面積が結構小さい。つまりは「トレーの縦横サイズに対して実際におかずを収納できるサイズが意外と小さいぞ」と気が付いた。
実物を見られない通販の罠だ。立体物を肉眼で見れば「秒で」判断できるのに……。
次は一回り大きいCタイプで測定。こちらはトレー全体が大きくなったのでおかずエリアには余裕があるはず。
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こちらはおかずエリアが理想的な大きさだ。だがフチとセパレーターのテーパーによって、今度はトレー自体のガタイがでかすぎる!奥行き250mmはちょっと厳しい。220mm程度で収まって欲しいところ。
まさにトレイA, Cは、帯に短したすきに長し、である。
結局A, Cどちらもボツ。
ステンレス・トレーを諦めて樹脂製のトレーに検索対象を変更。例えばこちら。奥190mm、幅260mm、これならばスマートサイズで有りながらも、セパレートが無駄に面積を占有しない。トレー全体の壁が薄くてテーパーの影響も少ない。こういうシンプルなトレーでいいのだ。
こちらの材質はPET樹脂ではなくて、飽和ポリエステル樹脂・ABS樹脂。
ChatGPTに聞いてみたところ飽和ポリエステル樹脂・ABS樹脂は一般的にはPET樹脂よりも衝撃に強いらしい。ABS樹脂については自動車のバンパーなどにも使われているため、衝撃に強いことは明らかだ。飽和ポリエステル樹脂については配合内容によって色々あるらしいが、それでもPET樹脂よりも衝撃に強いとか。
はて、何でこの話になったかというと。
PET樹脂のトレーは落とすと欠けることがある
話が前後するが、なぜ金属トレーを検討し始めたかの種明かしはこちら。
こちらを12月に買って運用していたが、手を滑らして床に落としただけで一発で側面の壁が割れた😭欠けた。落下距離は1mもないだろう。だが欠けた。終了である。
樹脂製だから落としたくらいで割れないでしょ?と思ったが、見事に割れて欠けた。まだ1ヶ月も使っていないのに……😭
どうやらPET樹脂ってのがくせ者らしい。このメーカーが悪いというわけではなくて、どうやらPET樹脂製のトレーは全般的に衝撃には強くないみたい。
ただし色の染み込みにくさやレンジでの耐熱性(ただし3分まで)など色々あって、このメーカーに限らず食器としてのセパレート・トレーでは割とPET樹脂が多い、特に安価な製品で。他社製品でも同様。ってことは他社製品も落とせば割れる可能性が非常に高い。
「樹脂だから簡単には割れないだろう」という思い込みこそが、
今ここで粉々に砕け散った😭
(まぁガラスみたいに粉々にはならず、パキッと3パーツに分離しただけ&エッジがそんなに鋭くはない。だが食器としては終了宣言。)
このトレーで食事を摂るわけではなくて、例えば鍋物などの多品種の食材を切ったときに食材を一時的に置く場所が複数欲しかったのだ!このトレー2枚あれば6~8種類の食材を分けて置けるし、おまけにその洗い物も2枚。6~8枚の無駄な皿洗いからの解放😍
また狭い台所での食材の移動も簡単。だから重宝していたのだが、まさか落としただけで割れて欠けるとは思わなかった。(まぁ最初から材質がPET樹脂ってのはずっと引っかかってはいたが。)
恐らくは耐衝撃性よりも汚れにくさや熱での変形のしにくさなどの点で食品トレーに採用されているであろうPET樹脂。このサイズでのコスパを考えても無難な材質だったのだろうな。
次回の購入候補はこちら。
Amazonレビューでは食洗機に入れて歪んだ例が報告されている(おそらく熱変形?)。だが私の場合は手洗いなのでそこは気にしなくていいだろう。
お値段が600円台から900円台と1.5倍になったが、奥行きは230mmから190mmとスリムになったので奥行きが狭い台所では逆に使いやすそうだ。何せ飽和ポリエステル樹脂・ABS樹脂なので、今回は落としても割れないだろう、多分。だが実験するつもりはない😤
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というわけでライノ 3Dの初めての実践的な使い方は、通販での金属トレーの全体寸法から各おかずエリアの寸法を測る、という極めて実用的な使い方でした。
うむ、確かにCADは生活に密着した物作りができる。寸法計測などお手の物だ。ある意味生活に役立つ3DCGソフトとも言える。目から鱗。
今回の創作活動は約1時間30分(累積 約4,086時間)
(1,216回目のnote更新)
(カテゴリ:ライノセラス)
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