ArtStationでプラグインを公開した日
(約 2,400文字の記事です。)
今までBOOTHで主に日本向けにプラグインを公開してきたけれど、ついにというか、ようやくというか、ArtStationで世界に公開することにしました!
今日、第1弾としてGoBアシストツールを公開しました。
祝杯中です(笑)酒がうまい!
*避けてきたバイリンガル化
だってプラグインのポップアップメッセージを英語で作るのも大変なのに、チュートリアルまでフルで英語で作るのかよ!とずっと逃げていた。
が、時が経ち、Blenderのアドオン開発者とやりとりするうちに、だんだん英語に耐性が付いてきた?というかGoogle翻訳様々なのだが、昔暗記したイディオムなどが少しずつ戻ってきた(笑)でもスペルミスとか嫌なので、日本語入力でも英語入力でもGoogle翻訳ページが活躍してます。
で、今回、ようやく重い腰を上げて日本語以外で公開することにした。
*GumroadかArtStationか
この2つは大分前から知っていたし、アカウントも作っていた。ArtStationは純粋に実験作品をUPして使っていた時期もある。が、今回は出品目的だ。
細かい話はまた別の機会にするとして、海外でドルで収益を得ることになるので、どうやって円にして自分に戻せるか、が重要になる。ArtStationは直接日本の口座に振り込める。GumroadはPayPal経由でしか日本の口座に送れない。手数料自体はGumroadが安いのだが、PayPalに従量課金的に手数料が取られるのがネック。
で、色々エクセルでシミュレートした結果、「どちらも大体一緒」だった(笑)
*ArtStationにはブログサイト、マケプレ、販促、分析機能などが多彩
お金の話でどちらも同じくらいならば後はサービスの違いになる。もはや圧倒的にArtStationが便利。SNS+販売サイト+ブログサービスなど、ありとあらゆる機能がてんこ盛り。対してGumroadはまさに販売サイトのみ。シンプルだけれど、それ以外は自力でなんとかしてね、というスタンスだ。
なので実は、ほぼ最初からArtStationに決めていたのだが、お金の計算をしてみてとんとんになると分かった瞬間にArtStationに決めていた(笑)とりあえずProアカウントに1ヶ月だけ課金して様子見。
*バイリンガル対応で手間が2倍どころか4倍に!改善が必要
で、1つだけUPしてみた分かった。今までのやり方では維持管理できない。英語と日本語のバイリンガルを前提としないと、とてもではないがツール作りで一生終わりそうだ。
日本語と英語の両方を同じ密度でサポートできないと感じた。また、なるべく編集しない方向で動画チュートリアルも考えなければならない。文字を打てば打つほど、英訳に逐次翻訳の手間が増えるからだ。
英語UIの動画で、見れば分かる内容ならば両者に使える。英語UIでも日本人ならば場所の配置などでたどれるだろう。逆でもたどれるはずだが、英語圏と日本語圏ではリーチできる母集団が違いすぎる。
今後は英語ベース+日本語追記、というスタイルになるかも知れない。
*マニュアルサイトもブログからArtStationのブログに移すかも
今まではブログ+BOOTHだったが、今後はArtStationでのバイリンガルマニュアル+BOOTH+ArtStationになるかも知れない。文字でのマニュアルならば、外国人観光客向けの看板のように、英語と日本語との逐次訳を段落ごとに列記するスタイルにならざるを得ない。そうしないと一方を修正したときの他方の修正が大変だからだ。見栄えは悪くなるが、分からないわけではないので機能は果たしている。
そうなるとどうしてもまずは英語圏が優先で、日本語は次に、という優先順位になる。日本人で英語が「苦手」な人は多いけれど、逆の場合はハンデが大きくて、英語が何とか読める非ネイティブの人が「日本語が完全に分からない」人のほうが圧倒的だろう。そうなればやはり英語表現のほうが優先になる。日本語UIのはてなブログに英語を追記しても、それ以外は日本語だからかなり不親切だろう。逆にArtStationのブログで要所に日本語があれば日本人ユーザーは困らないだろう。要らなそうな所は見ない、という「要らなそうな」が軽くでも判断できるわけだから。(アルファベットが判別できない日本人はほぼいないだろうがが、ひらがな・カタカナ・漢字をどれもすべて判別できない海外の人のほうが圧倒的に多いのだから。)
*Twitterも日英で2つを使い分けるべきか
日本ユーザーにとって突然フルの英語ツイートはイラッとするだけかも知れない。逆に海外ユーザーからすれば日本語=謎の記号のようなツイートはそもそも読むことすらできない。翻訳機能がどこまで機能しているのか分からない。
日本ユーザー向けの現行アカウントの他に、ArtStation向けの英語アカウントを用意して使い分けるべきか、考えている。
それとも翻訳機能がそこそこ使えて、それをせずともいいのか、ちょっと迷っている。そして分からない。調査が必要。また手間がw
というように、手間が2倍どころじゃなくなってしまった。3DCGクリエーションからはどんどん遠ざかっている気がする(笑)
今回の創作活動は約45分(累積 約1,779時間)
(478回目のnote更新)
筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(AmazonアソシエイトとはAmazon.co.jpの商品を宣伝し所定の条件を満たすことで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下のリンクを経由してAmazonで何かを買うと1~3%ほどのお小遣いが私に寄付されます(笑)