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noteの過去記事整理のために「カテゴリ」という仕組み作って運用テスト

noteの運用方針を少し変えてみようと思った日記。マガジンよりもカジュアルな記事管理方法として「カテゴリ」を運用してみることにした。これは実際には、noteの仕組みを生かして「疑似的なマガジン」をカテゴリと呼んでいる。

(約 3,200文字の記事です。)




Twitter Xは「流しそうめん」

noteもSNSサービスの一つであり、Twitter Xなどに代表されるような、いわゆる書き流しスタイルの投稿ができる。Twitter Xに関しては過去ポストは完全に使い捨ての情報になる。今にフォーカスをして過去の投稿については基本的に何もしない。というか何もできない。私はこのスタイルを「流しそうめんスタイル」と呼んでいる。

竹の上流から下流までの間、お箸ですくい取ることができる短い時間の情報的価値だ。竹の端まで来たら廃棄処分。旬が短い反面、今という即時性にフォーカスしているのがTwitter Xの特徴だ。

だからこそバズなどの瞬間芸に向いている。


ブログは蓄積型

それに対してブログはカテゴリ分けやタグ付けによって後からの管理が可能だ。情報の蓄積やアクセス性、利便性を長期間維持できる。流しそうめん型の対極にある。

その代わりレスポンスは希薄か皆無で、あとからじわじわとアクセス数が伸びるタイプ。即時性は期待できない反面、専門性と情報の確かさによって「特定の情報が欲しい読者」をガッツリ取り込める魅力がある。瞬間芸ではなく「歴史と実績、情報の確からしさ」を重んじるスタイルだ。


noteはメリット・デメリットも中間

noteはどちらにも寄せられるが、どちらにもなれない。

noteは中間型だ。Twitter Xほど瞬間芸には向かないが、Twitter Xを通して拡散することはある。というか炎上経験があるので、身にしみているw でもnote単体ではあまり拡散力がないが、割と時事ネタなどの「今にフォーカスした情報」が流れてくることも、まぁある。

実際には各自が自由なスタイルで投稿しているので、さほど「今にがっついた」ニーズがない。noteはやはり公園なのだ。色んなクリエーターが色んな思いを綴り(つづり)、色んなことを書き残している。

そしてブログほど「過去の投稿についてのメンテナンス性」がよくない。カテゴリも階層化できない、単一のマガジンしかないし、マガジン間の複数記事の一括移動もできない。プチプチと手作業になる。

なのでTwitter Xとブログの中間であり、両者のいいとこ取りとも言えるし、どちらにもなれない中途半端なメディアとも言える。


中途半端=いいとこ取りのnoteの特性を生かす

とりあえずこの微妙な位置を、如何に自分にとって上手くいかしてnoteを活用するかがポイントだ。

今回、今まで長く「一個人の日記置き場」として活用してきたnoteだが、今回からは肩書き付きの投稿先となったので、単なる日記置き場にしておくのはもったいないと思うようになった。だがブログほどガッツリ管理できる仕組みにはなっていない。

なのでnoteならではの妥協点を探っていた。

今日ようやく運用方針が固まったので、日記を書いています。

疑似的なマガジン=カテゴリの実装

まず過去記事の管理体制については、残念ながらWordPressやはてなブログほどガッツリとカテゴリ分けで管理ができない。マガジンは1階層のみという縛りは何ともならない。そこで私はクリエーター単位の記事検索機能を使って疑似的に「カテゴリ」を導入することにした。

「カテゴリ リスト」というマガジンを作り、その中の1記事が1カテゴリだ。10記事あれば10個のカテゴリがあることになる。マガジン内の記事の並びは任意にできるので、疑似カテゴリ管理としてはまぁいいだろう。

カテゴリ記事には、クリエーター記事内検索のURLをセットしている。検索結果がリアルタイムに疑似マガジンとなるが、マガジンと違って「次へ、前へ」という記事遷移が使えない。その代わりマガジンの上限数に依存せずに「一覧」を読者に提供できる。ハッシュタグではなくて本文の中に検索用のキーワードを毎回仕込む必要があるが、それを使って検索での絞り込みができる。

これによって、「最近何となく1つのテーマで記事を書いているな」と思ったら、カテゴリを新設する。もし5~7記事程度でその話題が尽きたならば、それはそれで何もしなくていい。流しそうめん型の運用だ。カテゴリ用の記事が1つ増えただけで済む。これがもしマガジンだったらゴミマガジンが1つ増えることになり、マガジンページのゴミが1つ増える。

なお無料アカウントではマガジン上限が21個なのですぐに埋まってしまう。

そしてもしマガジンを削除すれば、中の記事はマガジンなしの迷子記事になってしまう。あとからの記事管理が絶望的になる。「あの記事はどこ?」になる。


だがこのカテゴリ運用ならば、流しそうめん型の放置で特に問題は起こらない。そしてもしカテゴリの記事数が増えたならば、本格的にマガジン化を検討すればいい。

ただし無料アカウントではマガジン上限数21個なので、どうしてもマガジンとして運用したい理由がなければ、あえてカテゴリのまま運用してもいい。その場合はいつでも流しそうめん型のメリット「放置でOK」という旨味がある。わざわざマガジン化して管理する必要がない。

それに「どうしても情報が欲しい読者」ならばそのカテゴリページの「キーワード検索結果」をなめるように眺めるだろうから、前後の記事の遷移がなくても、検索結果一覧という最低限のアクセシビリティが提供できていると思う。

デメリット「過去記事もこれからの記事にも」検索用キーワードが必要

デメリットと言えばこれだ。これからの記事については必ずキーワードを含めればいいとして、過去記事も絞り込めるようにするためには対象の過去記事全てにプチプチとキーワードを埋め直す作業が必要だ。

もちろん過去記事にはハッシュタグを付けているが、noteの検索機能はハッシュタグ検索とキーワード検索は別らしい。両方をOR検索してくれない。ハッシュタグのみの検索モードか、「本文とタイトルのみを対象とした」キーワード検索モードの二択だ。キーワード検索で#hogeと打ち込んでもシャープ記号は無視される

また本文内にちらっとでもキーワードが入っていれば検索結果に出てくるので、本来の意図した「濃厚な記事だけ」を抽出できない。そのためには濃厚記事に1つずつ検索用のオリジナルキーワードを埋め込む必要がある。


noteの過去記事メンテは効果が出にくい

またnoteもSNSであるため、Twitter Xほどではないが、情報に旬がある。なので古い記事ほどメンテの効果が薄いと思っている。なのでいきなり毎日何時間もかけて過去記事整理するのはコスパとタイパが悪いと思った。なので今日から毎日、一定時間だけを使って過去記事をメンテし、基本的には新たな記事執筆や取り組みをメインにしておきたい。


とりあえず今日から運用してみる

まずはともあれ実際に何日か運用してみないと分からない。というわけで今日からカテゴリの運用テスト開始です。とりあえずこの記事はnote関連だからズバリ「カテゴリ:note」なんだろうなぁ。


今回の創作活動は約5時間30分(累積 約4,028時間)
(1,181回目のnote更新)


(カテゴリ:note)


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大和 司
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊