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食材を常温になじませると「旨い」
食材を常温になじませる。料理する1~3時間前に食材を冷蔵庫から出して、どこかに置く。ただそれだけだ。ところが、色々なところに「常温の効果」が出てくる。30分でも割と効果がある。当然だが、全ての食材に短時間で火が通りやすい。時短と節約、いいね。
そんなことよりも、食材の旨味が違う。野菜はしゃきしゃき、肉類も弾力が感じられる。加熱しすぎないことが功を奏しているようだ。
以前、美味しいステーキの焼き方を調べた際に「肉を常温になじませてから短時間で両面を焼く」という技を知り、試したところ、確かに違った。特にレア部分がしっとりとうまい。
(ただし、高級霜降り和牛のような脂身の多い和牛ステーキでは、常温になじませると逆に味が落ちるとか何とか。ステーキ屋さんのシェフの話。私には無縁の話だが。)
ある日、ふと「全ての食材に対しても使えるのでは?」と思い立った訳だ。そして正解。たまに忘れて室温で魚や肉を5~6時間放置したが過熱調理で問題なかった。とはいえ、さすがにちょっと衛生面が気になるので1~3時間がベストだろう。金属製のトレイに置けば、効率的に熱が伝わる。
(試してはいないが、冷凍食品も解凍済みになるな。鍋の中に放置でよいのではないか?)
クリエイト活動に置き換えてみると?
食材を常温になじませるということを、クリエイト活動に置き換えるとどうなるのか?う~ん、禅問答のようだ。
クリエイト活動を日常生活の中に自然に取り入れることだろうな、と思った。意図的すぎず、力まず、ごく自然に溶け込ませる。生活にクリエイト活動をなじませる。そんな気がした。
食材(活動内容)によってなじみやすさが違う
つまり、活動内容によって日常生活への「なじみやすさ」が違うことも同様に理解できる。noteのように日記を付けることは比較的なじみやすい。
語学学習はささみ肉のような感じか。鶏肉は保水量が多いので、切らないままだと熱しにくく冷めにくい。
試験勉強なんかはブロック肉クラスだろう。なかなか手強い。一方、スライスしたバラ肉なんかはあっという間だ。つまり、切り刻んで放置すれば大体すぐに常温になじむことになる。ということは!
難敵は切り刻んで放置するとなじませやすい!
大きな固まり(目標)を、切り刻んで小さくすれば日常生活になじませやすい、ということになる。
逆に、ブロック肉でも長時間放置すればいずれ常温になる
ささみ程度なら切るのが面倒だ。ならしっかりと放置すれば、いずれ常温になじむ。白いパックをひっくり返してラップ部分を金属トレイに触れさせておけば熱伝導もよいだろう。
つまり、なじませようという意識を持って、ちょっとだけ工夫すれば、後は放置すればきちんとなじむのである。
何事も細く長く続けるためには、日常生活になじませることが必要なのだ、ということを食材から学んだ。
ちょっぴりやる気が出た(笑)
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