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Todoistは使い始めが難しい。いいところと悪いところ

Todoistを使い始めて9日目。突然にTodoistの本当の使い方が分かった。この9日間で何度も使い慣れたTickTickに戻ろうか悩んだ。なんでこんなにTodoistは使いにくいのか?なぜこんな機能がないのか?できないのか?色々と試行錯誤した結果、突然、悟りが開けた😍Todoistの思想や理念、使い方が分かったのだ。そしてこの3日間で一気に自分の生産性が上がった。働き方が変わったと言ってもいい。

今回はTodoistの良いところと悪いところを書き出してみた。

(約 3,500文字の記事です。)



私の過去のタスク管理ソフトの変遷

結構色々触ってきた😱なのでかなりソフトの細かい所を見て検討できるだけの経験を積んできたと思う。

  • RTM, Remember The Milk

  • Appigo ToDo

  • Things

  • Toodledo

  • Informant(iOSの手帳アプリ)

  • Omni Focus

  • Todoist

  • Notion(完全なオフラインモードがないのが致命的)

  • TickTick


ガントチャート系だと、

  • Microsoft Project

  • Omni Plan

  • タスクチュート

  • みんなでガント

  • マンモスプロジェクト


ライフログ系だと、

  • ATracker PRO

  • aTimeLogger

  • Timesheet

  • Toggl(現在はToggl Trackに名称変更)

思い出せるのはこのくらい。あとは細々としたものは忘れた。


ここ3年ほどTickTickだったが

TickTickに対する小さな不満は少しずつ溜まっていったのだが、かといって乗り換え先が見つからず。惰性でずるずると、というのが実情。そしてついに「本来自動更新されるはずのPayPalサブスクが、運営側の不手際で自動更新されない」という驚くべき事件が発生😱 詳細はこちら。

これが決定打で脱TickTickを決意した。


実は消極的な理由でTodoistを選択

だがなかなかいいツールが見つからず。過去に何度か試して「使えなかった」Todoistだが、あれから何年も経ったので、何か変わっているかも、と期待してトライ。というか当時のTodoistの記憶がほぼないw 完全忘却。アカウント情報だけが残っていた。同様にTogglも、何となく過去アカウントを消すのが忍びなくて、数年放置していたが、これも運良く「あと2週間放置でアカウント削除」だったが再開できた。

以下は有料プランで比較しています。TickTickのPremiumとTodoistのProです。どちらも無料版ではほぼ役に立たないです。


Todoist、めっちゃ使いにくい💢

これが最初の5日間の印象。とても使いにくい。Todoistの作法や挙動の理解に5日もかかった。普通の人はさっさと諦めるだろう。原因はいくつかある。要するに、

  1. 令和の時代でもCUIがベース。GUI操作のみではできないことがある。面食らう、というか普通の人は拒否反応。

  2. 肝心の自動認識が日本語だと微妙。誤認識多発。クセが強い。英語UIでようやくまともに。

  3. リピートタスクの設定方法とその挙動を理解するのに「分析とテスト」が必要。スパルタ過ぎる。

  4. リピートタスクを完了させると「完了済みタスク」にならない仕様。完了済みタスクで作業ログを取ることができない。仕様です。

まじで④の理由でTickTickに戻るか真剣に考えました😖。ですがそこから3日ほど深掘りして、ようやく真のTodoistの使い方が分かりました。そう、完了済みタスクはTodoistでは「記録する必要がなく、むしろ記録してはいけない」理由があったのです。それは今回は解説しませんが、TodoistにはGTDに基づくタスク管理を正しく実行するために、各種の実装があります。(GUIが少ないのは、技術的な理由であると思いますが。)


暇なら読んで。詳細。

  • リピート設定がCUIベース。GUIはオマケ程度。

  • タスクのフィルタもクエリなのでCUIベース。クエリの作り方はヘルプページを参照しないとさっぱり分からない。

  • 同様にリマインダー通知の設定方法もヘルプを参照しないと使えない。

  • 要するにガチのITエンジニアやプログラマでないと拒否反応を示す「頑固オヤジ」仕様😭

  • リピート設定の完了済みタスクが消える。残せない。過去ログ化して運用する作戦は完全終了(Todoistの仕様です)

  • 日本語でタスク名に「明日の~」と打つと自動でdate: tomorrowセットになる。自動認識をOFFにすると今度は逆に期日セットなどがかなり手間。

    • これについてはUI言語を英語に変えて回避した。その代わり全部英語アプリになるが、全角文字は自動認識しない。英単語でTomorrowなど打てば認識。このほうが楽。

    • そもそも日本語のままだと、変な機械翻訳のような日本語を打ち込まないと自動認識が働かない。というか誤認識が多すぎた。これも英語UIに変えた理由。

      • だがiOSのアプリは有無を言わさず日本語になる。基本デスクトップでしかタスク管理しない。スマホは通知受信専用+ちょっとメモ追加程度で。

  • 予定を決めた単発タスクをリピートタスクに変更すると予定日時がぶっ飛んで「その日のデイリータスク」になる。これを防ぐ書き方が必要。面倒臭い。一般人なら即撤退レベル

  • 既存タスクの編集時に、期日の欄に「期日とリピート情報をまとめて書く」という奇妙な実装ゆえに、余計にCUIで指定しないといけないので分かりにくい。

    • 同様に、リピートタスクを延期する方法として「明日 Tomorrow」を選んだときと、「次のリピート日 Postpone」を選んだときとで次にできあがるタスクの「時間帯」が変わる場合がある。(これも理解してしまえば使い分けられるが最初はとても混乱した😱)


こういう茨道を乗り越えて、何となくTodoistの考え方、思想と、その実装方法の理屈が分かってきた。これが分からないと「ただ使いにくい頑固オヤジ的アプリ」で終わる。もうワケワカメであった😖

一方で最初からTodoistのいいところもあった。


Todoistのいいところ💗

要するに、

  1. プロジェクトを階層化できる。最大4階層までだが、十分使える。意外と階層化できるソフトが少ないのだ😤

  2. この階層化とフィルターによるタスクの絞り込みが便利。子プロジェクトを自由に入れ替えしても親フィルターへの条件を変えずにそのまま運用できる。プロジェクトの柔軟な変更に支障がない。

  3. 期日 Date以外に「締め切り日 Deadline」がある!これが決定打!😍

  4. プロジェクトごとに独立した毎月&毎週ビューがある。TickTickみたいに「1つのカレンダービューをフィルターで切り替える」必要がない。これも「新規作成してはアーカイブして消えていくプロジェクト」に都合がいい。



詳細はこちら。

  • プロジェクトが最大4階層まで作れる。メインプロジェクト+下3階層まで。(TickTickは1階層をBookでまとめるだけ。Evernoteに近い。)

  • 各階層に所属するタスクを作れる(PCのフォルダとファイルの関係と同じ。TickTickではBookにタスクを配置できない)

  • プロジェクトの親子関係を使ってタスクをフィルタで絞り込める(これ重要。とあるプロジェクト配下を対象に一気にフィルタで絞り込める)

    • プロジェクトの出し入れ(アーカイブや新規追加)をしても、フィルタのクエリ(絞り込み条件)を変えずに済む👍これ重要

  • タスク実行日である「期日 Date」の他に「締め切り日 Deadline」がある!これがメチャクチャ便利😍

    • Deadlineまでの日数を表示してくれる

    • フィルタでDeadline順にソートも可能!これが欲しかった!

  • プロジェクトのビューにカレンダーがある。それぞれのプロジェクトに1つずつカレンダーで1週間と1ヶ月を切り替え表示可能。


だいぶ長くなったので続きは別の記事で。

(準備中、明日公開予定)


今日はここまで。


今回の創作活動は約1時間45分(累積 約4,142時間)
(1,257回目のnote更新)

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大和 司
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊