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AdobeのPremiereを触ってみた。結構いい感じ

(約 3,200文字の記事です。)

とりあえずPremiereを触ってみた。

想像以上に使いやすいんですけど?

アレ?以前にPremiereの体験版を触ったときには結構使いにくい印象があった。けれども今回、Premiereとカット編集の仕方についてサラッと情報収集したらすぐにQ, WキーとCtrl + Kキー(素材をカットするキー)の情報が出てきた。Ctrl + KキーについてはEキーなどワンキーにカスタムする方法もすぐに出てきた。

今回はPremiereがいかに扱いやすいのか?取っつきやすいのか?直感的に扱えるのか?これが重要になる。実際にPremiereを触ってみたが、かなりいい感じだ。

大きな不満が、今のところ、感じられない

操作感やレスポンス、UIやPhotoshopの作法に従っている点など、Adobe流を知っている人からすればとても取っつきやすい。またソフトウェアとしても枯れきっているので、余った時間にバックグラウンドでレスポンス警戒下のための処理を着々と行なってくれるなどの自動処理も軽快な理由だ。

簡単なことが簡単にできる。簡単なことのやり方が簡単にネットで出てくる。

簡単なことが簡単にできる、これだけでソフトウェアの価値はかなり高い。当たり前のことが当たり前にできることにソフトウェアの真価がある。その点で言うとPremiereは、かなり枯れて成熟していると言える。

またAdobe製品なので日本語UIもしっかりしている。よくある海外製品の「なんちゃって日本語UI化」とはかなり違う。その辺も安心して扱える。

動画チュートリアルに求められるものはシンプル

動画チュートリアルはエンターテイメントではない。なのでYouTubeで再生回数が稼げるという類いではない。

動画チュートリアルは、文字と図によるペーパーベースのマニュアルを、誰でも簡単にサラッと分かりやすく動画で説明できていることが大切。なので変な演出など不要。分かりやすさだけが重要。

なので、

  1. カット編集

  2. 要部の拡大表示

  3. 重要部分の強調表示(赤枠や下線)

  4. ズームアウトして話の続き

  5. 以下無限ループで結論へ

これらが押さえられていればニーズを満たす。今回はサンプル動画でテストしてみた。


要はデスクトップ動画の拡縮と赤線強調の繰り返しを短時間で実現したいだけ

チュートリアル動画とは、この一連の流れの中で「いつどういうときに、どんな操作をすればソフトによってどんな効果が得られるのか」を端的に表現できていれば、チュートリアルとしてはそれでパーフェクトだ。なので大した編集は不要なのだ。

だからこそ、簡単なことを簡単にできて、簡単に短時間で編集を終えられる動画編集ソフトに価値がある。総合的に「やりたいことを簡単な直感的な操作で簡単に実現できること」これが重要なのだ。

総合的に、というところがポイントだ。「あの操作は別ソフトで」などとなると一気に手間が増える。オールインワンで簡単操作で、というところが重要なのだ。その点で言えばPremiereは私のニーズを全て満たす。

ホットキー関連がデフォルトで効かない場合も

この辺は、まぁ、Adobeでもよくある話で「ローカライズに100%対応できていない」ことの罠でもある。

具体的には、日本語キーボードとUSキーボードでは、キー単体で存在するキーと、Shiftキー押しで入力されるキーの違いによって、なぜか日本語キーボードではデフォルト設定では「ホットキーが発動しない」ということがよくあるのだ。

例えば「=」キーと「ー」キー、日本語キーボードでは同じキー上にあってShiftキーの有無で切替える。だがUSキーはそれぞれ独立キーだ。そしてどうやら内部的には「Shift押しキーとShift無しキー」ではホットキーのキーコードの取り扱いが異なるらしいのだ。
だから=キーが割り当てられたホットキーが日本語キーボードでは
「Shift + ハイフンキーでは発動しない(単体の=キーとはキーコードが異なるから)」という具合。

加えてPremiereもバージョンによって、さらにはWindowsかMacかでもキーの割り当てが異なる。なのでそういう複合要因によって、デフォルトのホットキーが(仮にマニュアル通りであっても)上手く日本語キーボードで発動しないことがある。これにはいくつかのキーがすぐに該当した😭 Shift押しによって入力される記号のうちUSキーとの違うものがほとんど該当する。

その場合にはカスタム設定で自分用のホットキーに割り当て直す必要がある。

全世界の色んな言語に対応するAdobe製品なので、そういうこともある。その辺はご愛敬ということで。

それでもホットキーは効率化の手段であって、全体的に使いこなしのワークフローが確立していない状態でホットキーだけを追い求めるのは「木を見て森を見ず」になるリスクがある。この辺は中級者になってから「更なる効率化を求めてホットキー化を探る」のでも遅くはない。


【結論】Premiereは使いやすかった

テスト段階で良好だったので、あとの本格的な運用に期待が高まる。高かったけれどAdobeのCCコンプリートを購入してよかったと思っている。あとは自動字幕起こし機能と、Adobeとは別サービスだが「VOICEVOX」という無料の音声読み上げソフトとの音声差し替えに期待したい。これができれば割と色んなZbrushプラグインチュートリアルを「楽に動画化」できそうだ。

楽に、ってのがポイントだ。

今まではチュートリアル動画1つ作るだけで力尽き、動画製作コストが高すぎた故に図+文字によるWebチュートリアルが多かった。だが今年は動画によるチュートリアルにも注力したい。

簡単なことを簡単な作業で、分かりやすく説明したいのだ。それは作り手である私にとっても、プラグインユーザーにとっても、メリットがある。

動画投稿先の悩み

あとはそれをYouTubeにすべきか、Vimeoにすべきか、という悩みもある。YouTubeはTwitterなどのSNSと同じで後からの修正ができない。Vimeoはブログサービスに近く、URLを維持したまま内容の差し替えができる。再生回数に期待ができないチュートリアル動画なのでVimeoがいいかもしれないが、こちらはトラフィックがあまりにも多いと「有料プランにアプデしないとアカウント削除するよ?」というリスクもある。

Vimeoは広告に依存せずに動画主からお金を集めるビジネス形態なので、しょうがない。無料アカウントのままトラフィックがかさむのは容赦しないだろう。とは言えそんなに動画チュートリアルにトラフィックが発生するか?ということもあるので、私の使い方としてはエンタメ性ゼロなのでVimeoのほうが合っているのかも知れない。

ただしVimeoの場合は商用利用は無料アカウントではNGなので、そう考えると刹那的な使い捨て情報としてYouTubeを利用した方がいいかもしれない。う~ん、どうしたものか。

今後の検討課題。


とりあえず今日の日記はここまで。


今回の創作活動は約1時間30分(累積 約3,053時間)
(824回目のnote更新)

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大和 司
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊