買い替えの要因は単に「故障」だけとは限らず
そろそろプリンタも、新しいものに買い替えるべきなのかもしれない。
以前私は、自宅で長らく使用しているプリンタを、買い替えるか否かで思い悩んでいた。しかしここ数ヶ月の間で、さらに頭を悩ます(?)事態へと発展してきている。
ただ、支障をきたす致命的な故障はしていない。ゆえに、今すぐ変えなければならない訳でもない。が、遅くてもあと一年以内には、なんとしてでも新しい物に変える必要が浮上してきたのである。
事の発端は、2,3か月前にデスクトップPCを新調した時のこと。ソフトウェアやドライバを入れるなど、一通りの設定をおこなっていた。だが、あと少しのところでうまく出来ず、現在も行き詰まってしまっている。
それは、自宅に置いてあるプリンタが、新調したPCに対応していないということである。そもそも、現在も置いてあるプリンタ…もとい複合機は、購入してから10年以上経過しているであろう代物だ。
メーカーサイトを中心に検索をかけてみても、こればかりは最新のOSに対応していなくて当然であった。なにせ、当時主流となっているOSでの使用を想定したうえで、製品なりドライバなり提供しているのだから。
なんなら、今もメインで使用しているノートPCも、メーカーから公表されている動作環境には一切含まれていない。しかし、公式を挟まない形でのやり方で設定したせいか、辛うじて印刷やスキャンもできている。
そんなかんじで、新調したPCでもうまいことやればいいと安易に考えていた。けれど、いざ蓋を開けてみれば思うようにうまく出来ず、後々になって爪が甘かったと反省せざるを得ない。
それでも、無理やりドライバの設定をいろいろと試みたものの、スキャナーとして設定するだけが限界であり、肝心な印刷においてはまったく機能しない。
これを踏まえてメーカーに「古い機種でも最新のOSに使えるドライバを出してくれ」などと問い合わせするのも、それはそれで野暮だろう。どう考えても、いい加減に新しいものに買い替えてください、と真っ先に返答されるのがオチだ。
なんにせよ、不覚にも新しい機種に買い替えなければいけない物が、ここで一つ増えてしまったのである。それも、最新のOSに対応していないからという、あからさまな故障以外の理由で。
とはいえ、あの複合機を購入してから今に至るまで、何一つ大きなトラブルや故障に見舞われなかったのは幸いであった。それでもって、十分に元は取れているはず…だと思いたい。