政治講座ⅴ1124「米中開戦前夜の様相」
中国共産党という怪物を生んだのは何処の国か? 始まりはニクソン大統領とキッシンジャーである。怪物になる前に叩き潰すチャンスはあった。天安門事件で人民を戦車でひき殺す光景が放映されて今でも強く印象に残っている。しかしながら、その時にG7で西側の非難に対して日本は中国を擁護して、その後にGDP世界2位の国に育ててしまった。G7広島サミットで非難は遅すぎた。日米開戦のような一触即発の様相を呈してきた。日米開戦に至った経緯や世界情勢を俯瞰するとやはり当時と相似する。何が開戦の切っ掛けになるかというと台湾有事であろう。中国の武力侵攻を辞さないという表明の通り、米中開戦は起こり得る。今回はそのような報道記事を紹介する。
皇紀2683年6月2日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
米軍の批判に中国軍反論「事実を無視した逆ギレだ」 南シナ海上空で“妨害飛行”
テレ朝news によるストーリー • 昨日 22:10
中国軍の戦闘機がアメリカ軍の偵察機に攻撃的な操縦を行ったとの批判について、中国軍は「事実を無視した逆ギレだ」と反論するコメントを発表しました。
アメリカ軍は30日に、26日の南シナ海上空の映像を公開し、中国軍の戦闘機「殲16」がアメリカ軍の電子偵察機「RC135」に攻撃的な操縦を行ったと批判しました。
これに対して中国軍は31日、「アメリカ軍の偵察機が空母『山東』の編隊の訓練を故意に偵察し妨害したため法に従って追跡監視した」と反論しました。
そのうえで「関連の報道は事実を無視した逆ギレで、国際世論を乱そうとするものだ」と非難しています。
また、アメリカ軍に対して「最前線の兵力の行動をしっかり統制できなければ、それによる一切の責任はアメリカが負うことになる」と威嚇しています。
中国軍機「殲16」が米軍機の目の前を横切る…映像を公開 アメリカ「不必要な攻撃的飛行」と非難
TBS NEWS DIG_Microsoft の意見 • 昨日 13:08
TBS NEWS
中国軍機「殲16」が米軍機の目の前を横切る…映像を公開 アメリカ「不必要な攻撃的飛行」と非難
中国軍の戦闘機がアメリカ軍機の目の前を横切って飛行し、アメリカ側が非難しました。
これは、アメリカ・インド太平洋軍が今月26日に撮影したとする映像です。飛んでいるのは中国軍の戦闘機「殲16」。左に大きく舵を切り、アメリカ軍機の目の前を横切っていきました。
映像が撮影されたのは南シナ海の公海上空で、「中国軍機による必要のない攻撃的な操縦によって、アメリカ軍機は後方乱気流の中を飛行せざるを得なくなった」と非難しました。
アメリカは去年11月、中国に対して、中国軍機による危険な行動が増えていて事故のリスクが高まっているとの懸念を伝えましたが、その後も中国軍機がアメリカ軍機に異常接近する事態が起きています。
中国外務省 毛寧 報道官
「アメリカ側が長期にわたり頻繁に艦船や航空機を派遣し、中国に対し接近偵察を実施して中国の国家安全を著しく脅かした。アメリカ側は直ちにこのような危険な挑発的行動をやめるべきだ」
これに対し、中国外務省の毛寧報道官はアメリカ側に原因があると反論。「このような挑発的で危険な行動は問題を引き起こす根源だ」と非難しました。
そのうえで「中国は引き続き必要な措置を講じて自身の主権と安全を断固守る」としています。
また、南シナ海を管轄する南部戦区の報道官も「アメリカの偵察機が故意に訓練区域に侵入して妨害した」と主張。「アメリカの行為は地域の平和と安定を著しく損なう無謀なものだ」と批判しています。
「全責任はアメリカに」米中国防相“会談拒否”めぐり中国側主張 「誠意示し、誤り正す行動を」
TBS NEWS DIG_Microsoft によるストーリー • 昨日 19:45
中国国防省は李尚福国防相とアメリカのオースティン国防長官の会談を拒否したことについて、「すべての責任はアメリカにある」と主張しました。
アメリカ国防総省は、6月2日からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議に合わせて、オースティン国防長官と中国の李尚福国防相の会談を要請したところ、中国側が拒否したと発表しました。
これについて、中国国防省の譚克非報道官は「すべての責任はアメリカにある」とする談話を発表。「対話を強化すると言いながら、一方で障害を作り出している」と、李国防相を制裁対象としているアメリカを非難したうえで、「アメリカは誠意を示し、誤りを正す行動をとり、交流に必要な条件と雰囲気を作り出すべきだ」と主張しました。
一方で、「中国はアメリカとの対話の発展を重視している」ともしています。
参考文献・参考資料
米軍の批判に中国軍反論「事実を無視した逆ギレだ」 南シナ海上空で“妨害飛行” (msn.com)
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