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政治講座ⅴ1652「民主主義国家からも独裁政権が生まれる。ナチスドイツ、そしてロシアのプーチン然り!」

 民主主義国家からも独裁政権が生まれる。国民がしっかりとした見識をもって為政者を選び国民がその政権を監視しなければ、権力は直ぐ腐敗する。そして、その独裁者の権力は主権者たる国民に刃が向くのである。ある政治学者の語った言葉に、民主主義国は戦争しないと明言していたが、それは、嘘である。有権者の国民を戦争へと誘導することがあった。それは、米国のルーズベルト大統領である。「ハルノート」といわれる最後通牒を日本に突き付けて戦争を誘発したことは歴史が証明するところである。当時の国民は戦争を望まず、戦争をしないという公約を信じて彼に投票したのであるが、それを見事に裏切って戦争へと誘導を開始したのである。民主主義国家は戦争しないということは「詭弁」である。ロシアも確か民主主義国家であったと思われるが、敵対勢力を暗殺により排除して、健全な選挙制度が担保されず、独裁色が強まった結果が今のロシアであろう。ウクライナへの侵攻(侵略)で明らかである。これは、国民主権の国民に重大な責任があるのである。ナワリヌイ氏が獄中から手紙の悲痛な希望がかなえられることを切に望む。今回はその報道記事を紹介する。

     皇紀2684年2月24日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

ナワリヌイ氏が獄中から手紙、「韓国や台湾が民主主義に移行できたのならロシアもそうなるかも」

読売新聞 によるストーリー • 


ナワリヌイ氏(2018年3月)=ロイター© 読売新聞

 米紙ニューヨーク・タイムズは19日、ロシア北極圏の刑務所で死亡したロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が生前、獄中から送った知人への手紙の一部を報じた。「韓国や台湾が独裁から民主主義に移行できたのであれば、ロシアもそうなるかもしれない」と記し、「希望だ」と強調していたという。

 同紙によると、2021年から収監されていたナワリヌイ氏は、約300日間にわたり寒く湿気の多い約2・5メートル×約3メートルの狭い「懲罰房」に入れられ、孤独で過酷な生活を送っていた。ただ、獄中から手紙を知人などに送り、返事を受けることはできたという。

 手紙には趣味の読書が支えになっている様子のほか、「日々の生活や食事、給料、ゴシップなどのニュースが恋しい」ともつづられていた。同紙は、「ナワリヌイ氏が、いかに外の世界とつながりを保とうと奮闘していたかが分かる」と指摘した。米政府は、ナワリヌイ氏の死亡を受けた対露制裁を23日に発表する予定だ。


参考文献・参考資料

ナワリヌイ氏が獄中から手紙、「韓国や台湾が民主主義に移行できたのならロシアもそうなるかも」 (msn.com)

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