政治講座ⅴ1598「驚かない!南北、仲良くしなはれ!」
北と南の争いで誰が得をするのか? 漁夫の利を得るのは誰か?もう冷戦時代の宗主国の旧ソ連様が崩壊していないので、誰にも義理立てする必要がない。早く統一して国力を付けた方が得策と思えるがいかがか。連邦制で統一国家にするのもありですね! 最近、北朝鮮から能登半島の地震のお見舞いの言葉を頂いた。日本へのラブコールかな? 今回は北朝鮮が改めて韓国を敵とした報道記事を紹介する。何が北朝鮮の逆鱗に触れたのであろうか。
皇紀2684年1月17日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
北朝鮮、憲法改正で韓国を「第一の敵対国」に 金剛山観光局も廃止
毎日新聞 によるストーリー • 3 時間
北朝鮮の最高人民会議(国会)が15日、首都・平壌で開かれ、韓国との南北交流の象徴的事業として始まった金剛山観光を所管する金剛山国際観光局や、祖国平和統一委員会など対韓国窓口機関を廃止することを全会一致で可決した。憲法を改正して韓国を「第一の敵対国」と位置付ける方針で、対決姿勢をさらに強める。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信が16日に報じた。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は施政演説で「今日、80年間の北南関係史に終止符を打つ」と宣言。北朝鮮に対し強硬姿勢を貫く韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の方針を非難し、「我が国の民族の歴史から『統一』『和解』『同族』という概念自体を完全に除かなければならない」と述べた。
金氏は、朝鮮半島で戦争が起きた場合、「韓国を完全に占領し、共和国(北朝鮮)に編入させる」ことを憲法に反映すべきだと主張。「平和統一」など南北を「同族」と見なす表現を憲法から排除し、韓国を「第一の敵対国」とする国民向け教育も強化する意向だ。
朝鮮半島を巡る情勢については、戦争が起きる可能性のある「最も危険な」地域になったと評価。日米韓の軍事的な協力が「我が国の安全を一層重大に害している」とし、核戦力をはじめとする国防力の強化の必要性を訴えた。「どんな形の挑発的行為も圧倒的な対応で徹底的に制圧、粉砕できるよう万全の態勢を整えなければならない」と米国側をけん制した。【ソウル日下部元美】
尹大統領 金正恩氏の「敵対的な二つの国家」発言を批判=「反民族集団を自認」
金泰均 によるストーリー • 3 時間
金正恩氏は昨年末に開かれた党中央委員会総会で、韓国を「敵対的な交戦国」と見なし、対韓国政策を根本的に転換する方針を示していた。
尹大統領は年初から北朝鮮の挑発行為が続いていることに関し、「今の韓国政府は過去の政府とは違う」として、「北が挑発してくるなら何倍にも報復する。『戦争か平和か』との脅迫はこれ以上通じない」と強調した。
また、「挑発の脅威に屈して手にする偽の平和はわれわれの安全保障をさらに大きな危険に陥れるだけ」とし、「国民と政府は一丸となって北の政権の欺瞞(ぎまん)的な戦術と宣伝、扇動を打ち破らなければならない」と注文した。
一方で、「韓国を脅かすのは北の政権であり、北の住民ではない」と述べ、脱北者に対しては「温かい包容」を求めた。「政府は脱北者が韓国社会にしっかり定着できるよう関心と支援を惜しまない」とし、統一部に「北韓(北朝鮮)離脱住民の日」の制定を推進するよう指示した。 外交部に対しても「脱北者をよりしっかり保護できるよう、国際社会との協力を強化してほしい」と指示した。
kimchiboxs@yna.co.kr
尹錫悦大統領「北朝鮮は反民族的・反歴史的な集団」…金正恩氏の韓国は「第一の敵対国」に反発
読売新聞 によるストーリー • 2 時間
【ソウル=依田和彩】北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で15日、国会に相当する最高人民会議が開かれ、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が施政演説を行った。正恩氏は、憲法を改正して韓国を「第一の敵対国」と位置づけるべきだと主張し、対決姿勢を強調した。朝鮮中央通信が16日伝えた。
正恩氏は「憲法にある『自主、平和統一、民族大団結』という表現は、いまや削除されなければならない」と述べ、次回の最高人民会議で憲法改正を議論するよう指示した。韓国に対しては「我々の領土、領空、領海を0・001ミリでも侵犯すれば、戦争挑発とみなされる」とけん制した。
会議では、北朝鮮の対韓国窓口機関である祖国平和統一委員会など韓国に関係する3機関の廃止が新たに決まった。
一方、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は16日の閣議で、正恩氏の演説について「北朝鮮が反民族的、反歴史的な集団であることを自認した」と反発した。北朝鮮による14日の中距離弾道ミサイル発射などの挑発行為に対しては「何倍にもして懲らしめる」と警告した。
金正恩氏、統一記念塔の撤去を表明 「目障り」の表現も
CNN.co.jp によるストーリー • 3 時間
ソウル(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は15日、最高人民会議(国会に相当)で演説し、南北統一への努力を象徴する「祖国統一三大憲章記念塔」を撤去すると表明した。
記念塔は2001年、父の故金正日(キムジョンイル)氏が平壌近郊に建設した。9階建ての高さがある。
朝鮮中央通信(KCNA)によると、正恩氏は演説でこれを「目障り」と切り捨て、再統一や和解、同胞といった概念を北朝鮮史から完全に排除する措置を取るべきだと主張した。
正恩氏は新年のあいさつで韓国への融和政策を否定し、極超音速ミサイルの発射実験に成功したと発表するなど、挑発的な姿勢を強めている。
15日の演説では、韓国を「第一の敵対国で不変の主敵」と呼び、協力を推進する機関はすべて廃止するとの方針も示した。
また、北朝鮮は戦争を望んでいないが避けるつもりもないと語り、戦争が起きた場合は朝鮮半島全体を武力で制圧すると宣言した。
専門家は、正恩氏が祖父の金日成氏や正日氏の「平和統一」路線から離れ、力による統一という独自の道を確立しようとしているとの見方を示す。
これに対し、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は16日の閣議で「北朝鮮が挑発するなら、こちらはその何倍もの強さで罰を与える」と述べた。
北朝鮮が海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を違法と主張しているのは「政治的な挑発行為」だと非難する一方、北朝鮮からの脱出者は歓迎するとの立場を改めて示した。
参考文献・参考資料
北朝鮮、憲法改正で韓国を「第一の敵対国」に 金剛山観光局も廃止 (msn.com)
尹大統領 金正恩氏の「敵対的な二つの国家」発言を批判=「反民族集団を自認」 (msn.com)
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