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トランプ論 副題 「心の叫び」に耳を傾けた人

孫のトランプカードを借りました。ババ抜きゲームを楽しんでいるようです。さて、「Trump」の日本語の意味では「切り札」・旧話では「立派な人、信頼できる人」という意味のようである。また 「They trumped up a charge to put him in jail.  彼を投獄するために彼らは罪名をでっち上げた。」とも使われるようである。「でっち上げ」はトランプ大統領が「フェイクニュース」で受けた仕打ちですね。米国の内政干渉はするつもりはないが、米国から報道される大手メディア・マスコミの報道とYouTubeから発信される情報に差異があり、米国の社会はどうなっているのだろうかと不信感を抱く。真実を見極めるのは至難の業である。YouTube発信者も理由が分からず「バーン」されると嘆いている。

日本語でいう「トランプ」は(playing) cards.である。

上の図は高得点の「ロイアル・ストレート・フラッシュ」である。

ポーカー(poker)は、トランプを使って行うゲームのジャンルである。心理戦を特徴とするゲームである。プレイヤー達は5枚の札でハンド(役、手役)を作って役の強さを競う。

ギャンブルとしてプレイする場合は現金をチップに交換し、勝って獲得したチップが収入になる。自らプレイを行いチップを獲得する。バカラのように他のプレイヤーの勝者を予想するギャンブルでは無い。多くのギャンブルはプレイヤーと胴元の勝負であるが、ポーカーの場合はテーブルに座っている客同士の勝負で有り、胴元は後述の「アンティ」又は勝利したチップの一定の割合を手数料として受け取る。他のカジノゲームとは違い、胴元はギャンブルには参加して無く、ゲスト同士の勝負のためのテーブルとゲーム進行などのサービスを提供しているという形である。

ポーカーは、ハンドの強さを競うゲームである。相手をフォールドさせれば(ゲームから降りさせれば)、ハンドの強さに関わらず勝つことが出来ることから、ブラフ(ハッタリ。ベットすることによって弱い手を強く見せて相手をフォールドさせようとすること)に代表される心理戦の占める割合の高いゲームであるとされる。勝ち負けの数にはあまり意味が無く、勝ったときのチップを大きくし、負けたときの損失を最小にするための総合的な戦術がより重要である。また、他のプレイヤー達の仕種、表情、賭けたチップの枚数等から他のプレイヤー達のハンドの強さを予想し、自分の賭けるチップの枚数を決める。このゲームでは相手を惑わす為に、わざと驚いて見せたり、嘘をついたりする事が認められている。とは言え、実際のゲームにおいて相手の表情などを読んで自分のアクションの判断材料にする場面は、巷間で信じられているほどには多くない。

なぜ、「ポーカーゲーム」を例に出したかと言うと、「トランプ大統領」の生き様は「ポーカーゲーム」に似ている部分がある。上記の「ガードゲーム」ではなく、一人の「立派な人物」としての暴言の真意と不正選挙防止対策について、解説する。

                          2021.3.30

                        さいたま市桜区

                           田村 司

はじめに

今回は表題(副題)に悩んだ。色々な表現が浮かび、没、浮かび、没、となった。最大に心に響く表現として「心の叫び」にした。今、ここに1冊の本がある、会田弘継著『トランプ現象とアメリカ保守思想 崩れ落ちる理想国家』です。著者は「心の叫び」と表現していないが、吾輩が内容を濃縮した表現である。著書の一部項目を抜粋する。p011 

PCなんてクソくらえ! 

エリート文化への叛逆  

アメリカのエリート間には、さまざまな差別的発言に対する自己規制、暗黙のルールが出来上がっている。暗黙どころか、そのルールを破る言動をしたら差別発言ハラスメントとして懲戒を受けたり、大学であれば退学になることもある。ポリティカル・コレクトネス(PC)、政治的に正しい発言かどうかが、日本と比べものにならない程重要なのだ。トランプはこれに徹底的に叛逆して見せる。エリート文化を攻撃する。お前たち政治家がそんな偽善をやっている間にアメリカは衰退していくばかりだ。と怒りをぶっつけ喝采を浴びる。中南米系移民やイスラム移民の排撃はPCでは許されない。もしそうした主張をしたければ慎重にコードワード(暗号)を使うのがPCの世界だ。コードワードはいらない。本音でやろうじゃないかと彼がいうとき、白人たちの心の底に抱えていた鬱積や怒りに火が付く。トランプはそれをうまく吸い上げている。p012 公民権法が設定された1960年代から言葉狩りが続いてきた

行き過ぎたアイデンティティ・ポリティックス  

アメリカの人種間の経済格差は広がっており、有色人種への社会的偏見だってまだ解消していない。その現実に対して、少しでも理念を達成するために、アファーマティブ・アクション(積極的格差是正措置)がとられてきた。・・・大学入学試験については、人種によってゲタをはかせる人種割り当ての優遇措置が多くの大学で行われ、それ自体がまた裁判で争われるなど、人種間の問題になってしまった。多くの人がアファーマティブ・アクション(積極的格差是正措置)が行き過ぎていると感じている。・・・

怒りを抱えた白人たち 

 ・・・トランプはそこを鋭く衝く。そうやってマイノリティや女性たちに気を遣ってきた結果、アメリカはどこに行きついたか。明日の暮らしにも怯えなければならない、みじめなこのざまじゃないか。そう煽られ、中流の白人たちがやるせない気持ちに火を付けられる。もちろんこの怒りはいま急に出てきたことではない。ITバブル崩壊、サブプライムローン問題、リーマンショックと繰り返し襲ってくる不況の波を被り続け、深刻化した不満は20年以上ずーと心の奥底にあった。

死にとり憑かれた集団がトランプを支持している

  p026 重要なデータとグラフがある。中年層(45歳~55歳)は医療の進歩や様々な恩恵を受け、死亡率があがるということはあり得ない。ところがアメリカの中年白人層の死亡率が上がっているのだ。死因は、薬物あるいはアルコールへの依存、そして自殺。そのような奇妙で衝撃的なデータが2015年、明らかになった。他の先進国ではこんなことが起きていない。また、アメリカ国内でも、ヒスパニックをみても、黒人を見ても中年層の死亡率は下がっている。  

白人層の心の叫びが聞こえるようである。

まだあきらめていないトランプ  

トランプ氏、友人の結婚式祝辞で自分語りとバイデン氏批判  

米エンタメ情報サイトTMZが公開した動画で、タキシード姿のトランプ氏が「もう私が恋しいかな?」と問いかけると、参列者から歓声と拍手が湧き起こった。

 トランプ氏は脚光を浴びた瞬間を逃さず、中国やイランなどとの外交問題についてバイデン氏を批判した。

 トランプ氏の政権は、メキシコ国境から流入する移民の家族を分断し、子どもたちを収容したことで非難されたが、バイデン氏の就任以降、大人の同伴者がいない未成年者を含め、米国を目指す移民が急増している事態を取り上げ、「子どもたちに何が起こっている? この子たちは誰も見たことがないような、みすぼらしい生活をしている」と述べた。 昨年11月の大統領選にも言及し、700万票差で敗れ、異議を唱える試みがすべて失敗したにもかかわらず、結果の正当性に再び疑問を投げ掛けた。トランプ氏は祝辞の最後にようやく新婚の二人をたたえ、「あなた方は偉大で美しいカップルだ」と述べた。米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー(Business Insider)」によると挙式したのは、トランプ氏の長年の友人であるメーガン・ノデラー(Megan Noderer)氏とジョン・アリゴ(John Arrigo)氏だという。【翻訳編集】AFPBB News  

メディア・マスコミの報道は不正選挙は無かったような報道であるが、我々は公聴会で証言された不正の証拠を知っている。隠蔽で真実は隠せない。真実の公表を切に望む。  執筆中に「8月ごろトランプ氏が大統領として戻ってくる」との怪情報もあった。これも眉唾ものかな?



不正選挙防止対策

不正選挙の各州の不正の裁判はどうなったであろうか?あれだけの公聴会で開示された証拠に対しては、裁判所、議会、メディア・マスコミの報道は、「何も無かったことで、一件落着」にしようとしているのであろうか?隠蔽体質はCCPと変わらない。次のブロックチェーン技術は民主主義の基本の選挙を確実にする方法の一つであると確信する。

COAC2021で発表された不正選挙防止策として、日本の企業はブロックチェーンの解説があったので下の図とYouTubeのULRを掲載しておくのでご参考まで。

「ブロックチェーン 取引記録つなぐ」

読売新聞2017.11.5(日曜日)の記事出典

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上記の図はブロックチェーンで取引記録の改竄防止が期待できる。これを選挙投票結果の正しさが担保できると考える。



https://www.youtube.com/watch?v=PB-iN_EOuu8

#アメリカ #CPAC #CPAC2021
【CPAC2021】メイン・ステージで大反響「民主主義を取り戻せ!」


参考文献

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