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政治講座ⅴ1502「中国が進めるEV車より日本が進める水素自動車の方がエコ」

 文化・文明の発展は一気に切り替わるのではなく徐々に変化していく変化の時期(併用の時期)がある。
今はまだ、電気と内燃機関の併用の時期である。電気の発電と消費電力が等しくなるとは限らないところが難しいところである。多く発電しても無駄であり、少ない発電では出力がでないので明るさは暗くなるし、動力に使う場合は馬力がでないのである。このように多すぎず、不足することなくする調節が難しいのである。
太陽光発電の場合、太陽が出て発電できても曇りの日、雨の日の発電出力が落ちる。需要と供給のバランスが大変難しいのである。余剰発電を蓄えるバッテリー設備が必要となる。太陽光発電などの余剰電力で作った水素を活用するアイデアは大変良い。今回は環境に優しい水素の報道記事を紹介する。

     皇紀2683年11月21日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

余剰電力で作った水素で路線バスを走らせる 九電と九大が実証事業

毎日新聞 によるストーリー • 5 時間


九州電力や九州大などが実証実験で走らせる大型の水素燃料電池バス=福岡市西区で2023年11月14日午後1時40分、久野洋撮影© 毎日新聞 提供

 九州電力と九州大学は15日、太陽光発電などの余剰電力で作った水素で路線バスを走らせる実証事業を始めた。福岡市西区の九大伊都キャンパスとJR九大学研都市駅間に燃料電池バス1台を導入し、2025年度まで運行する。

 キャンパス内にある既存の水素ステーションで、電気を使って水素を製造し、バスに補給する。バス(定員78人)はトヨタ自動車の市販車で、昭和自動車(佐賀県唐津市)が運行を担う。大型の燃料電池バスの運行は九州で初めてという。

 日照条件がよく太陽光発電が普及する九州では、天候や季節によっては供給が需要を上回り、発電の抑制が頻発している。電気が余りそうな日に水を電気分解して水素を貯蔵し、バスの燃料とする仕組みづくりが可能かどうかを確かめる。

 バスは、燃料の水素と空気中の酸素が反応してできた電気でモーターを駆動させて走る。エンジンのように二酸化炭素は発生しない。10分で水素を補給し、1度の補給で約100キロ走行できる。当面は1日2往復運転する。

 14日に九大であった式典で、九電の池辺和弘社長は「九州は太陽光などの再生可能エネルギーが豊富だが、電力は大量にためることは難しい。活用できていない電力を最大限活用する、意義のある事業だ」とあいさつした。【久野洋】


EVバス日本国内首位の中国BYD、中型バス発表 日本勢は出遅れ

2023/11/14 18:07


BYDが発売予定の中型EVバスのイメージ画像=同社提供

(朝日新聞)

 中国電気自動車(EV)大手のBYDは14日、2025年秋に投入予定の中型EVバスを発表した。EVバスには日本勢も徐々に参入し始めているが、充電インフラの整備などの課題もあり、バスの電動化は遅れている。

 新しい中型バスは61人乗りで、主に路線バスでの利用を見込む。自社開発のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、航続距離は約250キロメートル。価格は税抜き3650万円で、24年1月から受注を始める。

 BYDは15年に日本の商用車市場に参入し、今年10月末までに27都道府県に大型・小型のEVバス計153台を納入した。用途は企業の送迎用や路線バスなどが多く、同社によると、国内のEVバス市場のシェア7割超を占めるという。

参考文献・参考資料

余剰電力で作った水素で路線バスを走らせる 九電と九大が実証事業 (msn.com)

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