政治講座ⅴ595「戦争犯罪国とはG20で写真を撮りたくない!共犯になりたくない!」
政治家が「票」を欲しさに知らずに「犯罪者」と写真を撮ったことが、その後、その写真が色々な用途に使われる。
さて、今回のG20の記念撮影に国際法違反の容疑者「ロシア」と写真を撮りたくないと思うのは当たり前。
皇紀2682年11月16日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
ロシア外相と一緒の撮影拒否か、集合写真の撮影見送り…G20首脳会議が開幕
読売新聞 2022/11/15 11:51
【バリ(インドネシア中部)=川上大介】主要20か国・地域(G20)首脳会議が15日、インドネシア中部バリ島で、2日間の日程で開幕した。ロシアによるウクライナ侵略で国際秩序が揺らぐ中、各国首脳が事態打開に道筋をつけられるかどうかが焦点だ。
会議には、14日に首脳会談を行った米国のバイデン大統領と中国の習近平(シージンピン)国家主席のほか、日本の岸田首相らが参加した。ロシアからはプーチン大統領の代わりにセルゲイ・ラブロフ外相が出席した。
各国首脳らは15日午前、会場のホテルに次々と到着し、出迎えた議長国インドネシアのジョコ・ウィドド大統領と握手を交わした。
ジョコ氏は会議の冒頭、「世界は多くの危機に直面している。戦争を止めなければ、世界は前進できない。協力する姿を世界に示そう」と述べ、参加国がウクライナ情勢への対応を優先すべきとの考えを示した。ただ、インドネシア政府関係者によると、慣例とされていた集合写真の撮影は見送られた。一部首脳がラブロフ氏との撮影を拒否したとの見方が出ている。
会議初日の15日は、午前に「食料・エネルギー安全保障」、午後に新型コロナウイルス対策など「保健」をテーマに、それぞれ協議する。16日には、デジタル技術を駆使して社会問題を解決に導く「デジタルトランスフォーメーション」について話し合う。
ロシアによるウクライナ侵略を巡っては、米欧各国や日本がロシアを非難し、国際秩序の回復に向けてG20参加国から幅広い支持を得たい考えだ。ロシアを擁護してきた中国や、米欧の対露経済制裁に同調しないインドなどの対応も注目される。
加盟国ではないウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、インドネシアの招待を受け、オンラインで参加する予定だ。
会議は例年、協議を基に首脳宣言をまとめ、採択することになっているが、今回はロシアへの対応を巡って意見が割れていることなどから、採択できるかどうかは不透明な状況だ。
G20首脳会議が開幕、首脳宣言草案で核使用や核の威嚇などを批判
読売新聞 2022/11/16 05:01
© 読売新聞 G20首脳会議に臨む岸田首相(15日午前、インドネシア・バリ島で)=源幸正倫撮影
【バリ(インドネシア中部)=川上大介、安田信介】主要20か国・地域(G20)首脳会議が15日、インドネシア中部バリ島で2日間の日程で開幕した。新興国からは食料危機への懸念を示す発言が相次ぎ、日本などはロシアによるウクライナ侵略を強く非難した。読売新聞が入手した首脳宣言の草案では、核使用や核の威嚇などを批判しており、採択されるかどうかも焦点だ。
会議には岸田首相や米国のバイデン大統領、中国の習近平(シージンピン)国家主席らが参加した。ロシアはプーチン大統領の代わりにセルゲイ・ラブロフ外相が出席した。15日は「食料・エネルギー安全保障」と「保健」をテーマに議論した。
新興国を中心に、各国首脳からはウクライナ侵略が招いた食料危機への懸念を示す声が多く上がった。インドのモディ首相は「あらゆる国で貧困層が困難に直面している。肥料の不足も起きており、新たな食料危機につながる」と述べ、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領らも危機感を示した。日米などは途上国への支援を強調した。
一方、タス通信によると、ラブロフ氏は会議出席後の記者会見で、「ロシアは穀物や肥料の供給を安定させられると言っているが、依然として障害が残っている」と述べ、欧米の対露制裁が食料危機を招いているとの主張を繰り返した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領もビデオ演説し、今月19日に期限が切れる黒海経由でのウクライナ産穀物の輸出に関するロシアなどとの合意について、「無期限で延長する価値がある」と訴えた。
会議は16日も行われる。焦点となる首脳宣言の草案では、「ほとんどの国がウクライナでの戦争を強く非難した」とした上で、「核兵器の使用や使用の脅しは許されない」と明記している。一方でウクライナ情勢や対露制裁を巡って、「別の見解や異なる評価があった」と盛り込み、ロシアに一定の配慮を示している。
G20は今年、米欧とロシアの対立で閣僚級会合の協議がまとまらない事態が続いており、各国が宣言採択で合意できるかどうかは不透明だ。
参考文献・参考資料
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