政治講座ⅴ1060「また十八番の『ちゃぶ台返し』で祖先返り」
「恨!恨!恨!」が信条の国、哀れな民族、常に過去しかみない。未来を見ることができない悲しさがこの「恨」である。日本は対抗して「嫌韓」と「非韓三原則」がまた盛り上がるのであろう。今回はその報道記事を紹介する。
皇紀2683年5月2日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
韓国で「売国的親日行為だ」「これは外交惨事だ」と…! あの「文在寅の悪夢」再び」か、韓国で起きた“反日パフォーマンス”の中身と、韓国国民の「意外な反応」の中身
田中 美蘭 によるストーリー • 3 時間前
不穏な動き
韓国で尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権がスタートして、この5月で1年になる。
私のような在韓日本人の立場から見れば、文在寅(ムン・ジェイン)前政権での悪夢のような反日政策から一転、いまや韓国が旅行やグルメ、カルチャーに至るまで再び日本ブームに沸いていることは素直に嬉しい。先日、東京で行われた日韓首脳会談でも和やかな雰囲気が演出されていた。
前政権とは180度異なった対日姿勢を見せる尹氏に強い意思を感じる反面、急速な雪解けムードにはいささかの「違和感」と「不安」を感じるのもまた事実である。
実際、不穏な動きがすでに起き始めている。
騒動が起きたのは、韓国南西部の都市・光州(クァンジュ)市でのこと。前教育監をはじめとして、退職した教育庁幹部や教員など424人が現在の尹政権の日本に対する「親日的な」外交姿勢を批判し、尹氏に謝罪を求める声明を発表したのだ。
実際、尹大統領の外交ぶりについて「これは外交惨事だ」「屈従外交と売国的親日行為」だと徹底的に批判している。
教育関係者たちが集ってこのような声明を出す行動を起こすこと自体驚きかも知れないが、韓国は教員が平然と自身の政治思想を生徒に語ることもあり、特に左派系である場合その傾向が強い。
「尹錫悦のせいで国が悪くなっている」と…
筆者の周囲でも左派の教員が生徒を前に「尹錫悦のせいで国が悪くなっている」などと授業中に政権批判をしていた、などという話も耳にする。
また、生徒に内申点の奉仕活動として加算するなどと言いながら、デモへの参加を促すという話もある。よって、今回の教員たちのアクションも何ら驚くことではないといえる。
光州といえば、1980年代の民主化運動に象徴されるように、「民主と人権の都市」として常に保守政権への闘争心が強い。光州は韓国南西部地方の全羅南道・北道の中心都市であり、韓国が北朝鮮と分断して以降、左派の影響力が強いとされる。また、第15代大統領でもあったあの故・金大中(キム・デジュン)氏の政治基盤であり、国政、地方選挙と共に保守政党の候補が勝つことは非常に難しい地域でもあるのだ。
その一方で、保守層が強いとされる南東部地方の大邱(テグ)や釜山では、全羅道に対する政治的思想への反感が強く、嫌う傾向にある。このことからも韓国の地位対立や分断は日本で思われている以上の根深いものであるといえる。
韓国の「光」と「影」
韓国では、何かにつけてデモが盛んに行われるのはよく知られていて、左派、右派を問わずに市民団体の数はとにかく多い。
このように現在の韓国社会において厄介なのが市民団体や労組であり、時には法などおかまいなしで、社会生活に混乱をきたすようなデモを行うこともある。
特に、文在寅前政権の時には左派系市民団体の存在感と影響力が増していたことは言うまでもない。
しかし、市民団体の一連の行動の裏で「正義連」をめぐる不正疑惑などの問題が明るみになったように、最近では市民団体の不透明な実態に国民から厳しい声が上がるようになっている。実際、今回の元教員たちについても「親日がダメなら親中はいいのか? 理由を聞きたいものだ」、「さすがは革新左派が強い地域だけある」といった意見が目立つ上、コメント数自体の少なさがそれを表しているとも言えよう。
「戦後最悪」と言われた日韓関係は改善するように見ているが、その道にはいまだに光と影が同居している。まだまだ安心はできない。
WBC「日韓戦」で、またまた「旭日旗騒動」が勃発…! 韓国で起きた「応援席に旭日旗が…」騒動と、「反日を煽るなら野球をしっかりやれ!」の“意外すぎる反応”の中身
日韓戦「応援席で旭日旗が掲げられていた」と…
WBC(ワールドベースボールクラシック)が開幕し、注目の日韓バトルが繰り広げられた。
両国チームにとって3月9日の初戦に続いて、連戦となった3月10日の日韓戦だったが、日本の圧勝に終わった。
日韓戦といえば、感情的になった韓国で“反日機運”が盛り上がるのはひとつの定番であり、いつもであれば何かと日本を揶揄したり、難癖をつけることがお約束のようにもなっている。
しかし、今回は、日本の強力な打線と試合運びにグウの音も出ないといった感じで、あまりのレベルの差に「日本の実力を認めざるをえない」という意見も出る意外な反応が広がっている。
そうした中、今回、日韓戦の終了後に「日本側の応援席で旭日旗が掲げられていた」という報道がされた。
韓国野球の現実を見ろ」という声
韓国内では日本に大敗をしたことへの無念から、この件をめぐって相当荒れているのではないかと思ったものの、実際の反応を見ていると予想と反して、
「韓国野球の現実を見ろ」
「旭日旗のことなんかよりも昨日の試合内容のほうがあまりにもショックで失望だ」
「こういう報道はもうやめたらどうだ」
「反日で煽って日本を批判するより韓国代表チームの働きぶりを批判しろ」
といった「旭日旗報道」を冷ややかに見るものが目立っていたのは意外だった。
一部の韓国メディアはではこれからも変わらずこうした報道を出してくるであろうが、国民にとってはもはや、スポーツ競技で何かと日本を引き合いに出して反日に絡めることにも「うんざり」といった本音が出始めていると言えるかもしれない。
そして、何よりも今回の野球について言えば「韓国の実力で日本をライバル視することの方が身の程知らずである」という現実を思い知らされたということもある。
野球の韓国代表チームといえばこの数年、国際試合での成績に精彩を欠き「良いところなし」というのが現状である。
厳しい視線
一昨年の東京オリンピックでは、メダルに手が届かなかった上に、試合中にベンチでカン・ベクホ選手がガムを噛む様子が映し出され、その振る舞いに非難が集中したことが思い出される。このカン・ベクホ選手は前述の通りWBC初戦のオーストラリア戦でのミスもあり、今回もまた国民から厳しい目を向けられている。
また、WBCでは2013年、2017年ではいずれも予選での敗退となり、日本とも大きく水を開けられている。
一方、昨年11月に開催されたサッカーワールドカップでは、主力のソン・フンミン選手が大会前に負傷するというアクシデントに見舞われ、万全でないコンディションの中での出場となったり、予選リーグの第2戦では、韓国チームの監督であったベント氏が不可解な判定に対して主審に抗議をしたことにレッドカードが出され、第3戦でのベンチ入りができなくなるという事態も起こるなど波乱続きであった。それでも、辛うじてベスト16に進出した。
その後、決勝トーナメントでブラジルには大敗を喫したものの、サッカーの韓国代表チームには全試合を通じて闘志が常に感じられたのもまた事実である。
これからどうなるのか
敗退後にも国民からは「善戦した」と受け止められ、「お疲れ様」や「ありがとう」といった労いの言葉がほとんどであった。
こうして比較すると、国民のサッカー代表チームと野球代表チームに対する好感度や評価が対照的であることがうかがえる。
ただでさえ、韓国ではプロ野球人気も低迷し、2018年頃に800万人あった年間観客数は昨年は600万人と減少傾向にある。もちろん、これは過去3年間のコロナ禍の影響を差し引いても、前述のような近年の国際大会での不振や、選手の素行など明るい材料がないことも要因であると言えるだろう。
KBO(韓国野球委員会)はWBCをプロ野球人気回復の起爆剤にと望んでいたものの、完全に退路を断たれた形となった。今回のWBCの結果によって韓国の野球人気はさらに低下につながるのではと、さっそく懸念する声が上がっているのである。
参考文献・参考資料
韓国で「売国的親日行為だ」「これは外交惨事だ」と…! あの「文在寅の悪夢」再び」か、韓国で起きた“反日パフォーマンス”の中身と、韓国国民の「意外な反応」の中身 (msn.com)
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