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政治講座ⅴ648「通常ミサイルの枯渇か、核弾頭の老朽化か」
以前、核兵器の老朽化について解説した。今回の報道記事から持論を裏付けるものと思っている。今回の報道記事から推測できる事、
1,通常兵器ミサイルの枯渇、
2、核弾頭の老朽化による取り外し、ミサイルの有効活用
3,核兵器の恫喝(核弾頭の設置でいつでも使用可能)、
4,戦術核の使用によるNATOの報復をおそれて、張子の虎作戦
5,核兵器の利用価値は効果と逆効果の分析の結論(世界からの非難の嵐と同盟国の離反)
皇紀2682年12月4日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
ロシア、核弾頭搭載可能なミサイルを使用か ウクライナ軍が発表
BBC News - 昨日 13:15
ウクライナ軍は1日、ロシア軍が核弾頭を搭載できるミサイルに非爆発性の弾頭を載せて使用していると発表した。
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ウクライナ軍は会見で、ソヴィエト連邦時代に製造された、核弾頭を搭載可能な「X-55」巡航ミサイルの一部を公開。ウクライナ西部の2カ所で発見されたとした。
軍のミコラ・ダニリュク氏は、「ウクライナの防空システムを疲弊させるために」こうしたミサイルが使われていると指摘。また、この破片からは異常な数値の放射性物質は検出されなかったと述べた。
ウクライナの軍事専門家によると、ロシアはここ数週間、ウクライナの重要なインフラに対して大規模な攻撃を次々と行っているため、ミサイルをかなり消費している可能性がある。
またロシアは現在、破壊的な被害をもたらす、先端のとがっていない飛翔体に頼っているとという。イギリスの情報機関が11月に発表した報告書も同様の結論に達している。
ロシアはこの件について公式発表をしていない。
ダニリュク氏は1日に首都キーウで行われた会見で、「X-55」巡航ミサイルの破片がリヴィウ州とフメリニツィキー州で発見されたと述べた。
このミサイルは、北大西洋条約機構(NATO)では「AS-15」と呼ばれている。ダニリュク氏によると、ソ連時代に設計されたもので、「あらかじめ座標が設定された戦略的標的」を攻撃するものだという。
イギリスの情報機関はこのミサイルについて、「核弾頭を搭載するのに特化した」設計だと説明した。
しかし、ロシア軍は核弾頭を取り除き、爆発しないシステムに取り換えてウクライナに発射しているとみられている。
ダニリュク氏は、使われているのが非爆発性の弾頭であっても、運動エネルギーと残りの燃料があるため、「大きな危険」につながると強調。「このことは、アパートにX-55が直撃した際に証明されている」と述べた。
一方で検査の結果、「(このミサイルが)核に関わるものと接触した」兆候はないと語った。
ウクライナでは1日、ロシアの戦闘機が新たなミサイル攻撃を準備している可能性があるという報告を受け、ロシアに併合されているクリミア半島南部を除く全土に一時的に空襲警報が発令された。この警報は後に解除された。
その他の情勢は以下の通り。
アメリカのジョー・バイデン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が戦争終結に関心を示した場合には、協議を行う「用意がある」と述べた。一方で、プーチン氏は「まだそうしていない」と付け加えた。
ドイツ議会が、1930年代にが旧ソ連がウクライナで引き起こし何百万人もが犠牲になった大飢饉(ききん)「ホロドモール」をジェノサイド(集団虐殺)と認定したことについて、ロシア政府は、ロシアを「悪魔化」しようとする試みだと述べた。
ウクライナの原子力事業者はこのほど、ロシアに占拠されたザポリッジャ原子力発電所の主任技術者代理を、反逆とロシア政府への協力をしたとして解雇した。
参考文献・参考資料
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