政治講座ⅴ1149「アクセル踏み込みながらブレーキを掛ける中国共産党、これでは前進しない」
ノーマル車の運転手法の坂道発進では、ハンドブレーキを掛けながら、後ずさりしないように発信する感覚的で高度な手法を使う。最近は自動化されて、素人でも安全に発信できる車が発売されている。翻って経済はこのように自動化されているかと言うと「否」である。しかも以前の解説で話たように、経済は心理学である。人々の心理が織りなす人間模様である。特に、商取引の世界は信用で成り立っている。信用を毀損した場合、人の信頼を裏切った人は信用されないので、二度と取引の相手をされない。中国共産党は裏では、スパイ容疑などで理由も示さず拘束・監禁している。世界から信用を失っているのである。中国と親密な国があるとの主張が、実態は、国の指導者のほっぺを札束でひっぱたく(買収)で、親密さをアピールしているようである。あと、もてなし・ハニートラップで懐柔するようである。日本の政治家にもそのハニートラップの罠にかかった者がいると噂されている。これは兵法三十六計の美人計と言われる図り事である。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ではあるが、親虎に食い殺されないように逃げ出す準備も必要であろう。そのとき、スパイ容疑で拘束・監禁されて中国から出られないことも想定されよう。
皇紀2683年6月10日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
中国商務部、外資参入ネガティブリストさらに削減へ、外資離れに歯止め
Record China によるストーリー •
中国商務部は外資企業をより積極的に呼び込むため、外資参入のネガティブリストをさらに削減する方針を明らかにした。国営新華社通信が伝えた。中国では不透明な政策決定や地政学リスクなどから、外資離れの動きがあり、これに歯止めをかける狙いとみられる。
中国は新型コロナウイルス禍からの経済再生や少子高齢化への対応などで外資企業の呼び込みに力を入れている。その一方で厳しい行動制限を伴う「ゼロコロナ」政策からの急転換は、不透明な政策決定というリスクを浮き彫りにした。「中国は最重要な投資先ではなくなった」(中国米国商会の報告書)などと対中イメージは悪化している。米国との対立や台湾海峡の緊張激化などの地政学リスクも顕在化した。
コロナ禍で経済が落ち込む中、中国政府は昨年、外資の投資を歓迎する分野をまとめた「外商投資奨励産業目録」を発表。対象項目は以前より2割増えてハイテク産業や医療機器など約1500に及び、優遇税制の対象となる。
新華社通信によると、中国国務院新聞弁公室が5日に開いた全国統一大市場の構築に関する国務院政策定例ブリーフィングで、商務部市場体系建設司の周強司長は全国統一大市場の構築を積極的に推進するため外資導入に向け、四つの方面に重点的に取り組むと説明した。
その第一は市場参入の拡大。外資参入ネガティブリストの規制項目を合理的に削減し、外資参入制限をさらに撤廃、緩和する。自由貿易試験区や海南自由貿易港、国家サービス業開放拡大試行モデル、国家級経済技術開発区などの開放プラットフォームの試行とけん引の作用を発揮、国際的なハイスタンダードの経済貿易ルールに照らし、関連分野の改革を深め、制度型開放を着実に推進する。
第二は投資促進に力を入れる。「中国投資年」の企業・資金誘致イベントを行い、各方面の資源を生かし、的を絞った企業・資金誘致を促進する。
第三は外資系企業向けサービスの強化。重点外資プロジェクト特別担当チームを十分に活用し、協同保障メカニズムを整備、外資系企業や外国商工会議所との交流を深め、重点外資系企業・プロジェクト向けのサービスの効率と効果を高める。
第四は世界一流の外国企業向け投資環境の構築。「外商投資法」と関連実施条例を着実に実施し、外資系企業の内国民待遇を確保する。政府調達や入札募集、標準作成などの分野に焦点を当て、関係部門と共同で政策・措置を検討、作成し、外資系企業の平等な参入を保障する。(編集/日向)
中国、欧州に台湾との公式な関係に警告 台湾外相の訪欧控え
Reuters によるストーリー • 6 時間前
[北京/プラハ 9日 ロイター] - 台湾のジョセフ・ウー外交部長(外相)による来週の欧州訪問を控え、中国は9日、欧州に対して台湾との公式交流や、「独立勢力」を支援しないように警告した。
チェコのヤン・リパフスキー外相は9日、ウー氏が来週プラハを訪問する予定であることを確認し、国家当局者が台湾に関して既存の政策から転換する見込みはないと表明。「もちろんチェコ政府は台湾との関係をどのように維持するのかにかなり明確な方針を持っているので、この方針から外れることはないだろう」と述べ、ウー氏の訪問中に出張する予定があるとした。
台湾はウー氏の欧州訪問を公式に認めていないが、プラハで開かれるシンクタンクのイベントでチェコのペトル・パベル大統領の直後にウー氏が講演予定なのをロイターが8日に報じていた。
チェコは台湾と国交はないが、経済・文化関係を築いている。
中国外務省の汪文斌報道官は定例記者会見で、台湾に外相はおらず「地域の外事部門責任者」がいるだけだと主張し、「われわれは欧州側に対して台湾問題の本質を理解し、『一つの中国』の原則に関する中国との厳粛な約束を守り、台湾独立勢力を支援せず、いかなる名目でも台湾と公式に交流しないよう求める」と発言した。
関係筋がロイターに語ったところによると、ウー氏は欧州連合(EU)本部があるブリュッセルも訪問する。
中国がキューバに米情報収集のスパイ施設か 米紙報道 米国務長官の訪中計画に冷や水
昨日 21:07
【ワシントン=浅井俊典】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は8日、米国の情報を収集するため、中国とキューバがスパイ施設のキューバ設置で合意したと報じた。多くの軍事基地がある米南東部からの通信傍受が可能となり、同紙は「米国の裏庭と呼ばれるキューバに高度な情報収集能力を持つ中国の施設ができれば、新たな脅威になる」と伝えている。
ウォールストリート・ジャーナル紙によると、中国はキューバにスパイ施設を設置するために数十億ドル(数千億円)を支払うことで原則合意した。米政府関係者は同紙の取材に対し、スパイ施設ができれば中国は電子メールや電話、衛星通信のやりとりなどを監視できると指摘。施設の設置場所や建設が始まったかどうかなどの詳細は、関係者が明言を避けたとしている。
米ニュースサイトのポリティコは8日、複数の関係者の話としてブリンケン国務長官が早ければ来週にも訪中する方向で調整していると報じた。中国の偵察気球が米上空に飛来した問題以降、冷え込んだ米中関係の改善を模索するとみられるが、スパイ施設設置が事実ならこうした動きに冷や水を浴びせる恐れがある。
国防総省のライダー報道官は8日の記者会見で報道について「私たちが把握している情報に基づいて言えば、正確ではない。中国とキューバがスパイ施設を設置しようとしているとは認識していない」と否定した。キューバのコシオ外務次官は「事実無根で、誤った報道だ。米国と世界の世論を欺いている」とツイッターに投稿した。
女性CAの体重を会社が管理、基準10%超えたら乗務停止―中国
Record China によるストーリー • 昨日 23:33
中国メディアの上遊新聞は8日、自社の基準体重を超える女性客室乗務員(CA)の乗務停止を定めた航空会社の規定に、法律の専門家が「手順を踏んでいなければ違法の疑いがある」と指摘したことを伝えた。
記事によると、中国の航空会社・海南航空の客室部は4日、日常業務関連の要求の他、女性CAの体重に対する具体的な管理基準を盛り込んだ「プロフェッショナルイメージ」に関する通知を出した。規定を設けた理由について、関連する文書は「われわれは窓口となる部署として、美しい名刺であるべきだ」などと述べているという。
「身長-110」が基準体重とされ、この数値をどの程度超えるかで会社は異なる対応を取る。うち、10%を超える場合はただちに乗務停止と減量を求め、所属チームは本人の減量計画作りをサポートする。
この規定について、客室乗務員の管理業務に長年携った経験のある人物は、「視覚的な美という考えで体型基準に合致しないCAから働く権利を奪うのであれば、絶対に差別だ」との考えを示した。また、ある弁護士は「労働者の義務を増やす規定だ」とし、合法的な法律上の手順を踏まずに制定した場合は違法の疑いがあると指摘した。(翻訳・編集/野谷)
機械商社の進和 中国・蘇州に試験拠点 半導体向け塗布装置 月内稼働
中部経済新聞社 によるストーリー • 2 時間前
接合資材、機械商社の進和(本社名古屋市)は、中国で半導体製造などに使う自社製品の超精密塗布装置「クスパ」の試験拠点「蘇州ラボセンター」を開設する。6月中に稼働する。同様の機能を持つ拠点は春日井事業所(春日井市)に次いで2カ所目。中国現地で受注が増えており、顧客から製品開発に関する要望に迅速に対応できる体制を整え、一段の受注拡大を狙う。
同センターは、中国の江蘇省蘇州市のビルの一部を賃借して開設する。面積は210平方メートル。まずは試験用のクスパを1台設置し、顧客が希望する材料などを用いて塗布の性能評価を行う。
クスパは、半導体の基板に材料を塗布する用途などで利用される。幅広い種類の材料を塗布できるのに加えて、塗布するスピードや精度を緻密に調整することが可能だ。このため一般的な汎用タイプに比べて、顧客からの要望により細かく対応できる。
根本哲夫社長は「受注獲得には、顧客の開発段階から入り込み、クスパを試してもらうことが欠かせない」と強調。試験拠点を日本国内に次いで中国にも設け、顧客のニーズに応える。
また同センターには、クスパの前後の工程で利用が想定される装置も設置。超音波により半導体基板に使うウエハーを切断する装置や、超音波で加工時に生じる出っ張り「バリ」を除去する装置を並べ、クスパとともに提案する。
同社は2021年に蘇州市内でクスパの営業やサービスを担う現地法人を設立した。現地での営業を強化し、直近では中国の半導体、電子機器メーカー向けに受注を伸ばしている。新たに試験拠点を設け、さらなる受注増を狙う。
23年8月期のクスパ関連の売上高見込みは39億9900万円と、最高だった前期(40億7400万円)と同水準を維持する。将来の成長分野の一つとして、さらなる事業拡大を目指す。
参考文献・参考資料
中国商務部、外資参入ネガティブリストさらに削減へ、外資離れに歯止め (msn.com)
中国、欧州に台湾との公式な関係に警告 台湾外相の訪欧控え (msn.com)
中国がキューバに米情報収集のスパイ施設か 米紙報道 米国務長官の訪中計画に冷や水 (msn.com)
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