政治講座ⅴ1754「中国ハルビンビールからカビ毒素検出。」
「処理水」を「汚染水」と騒ぎ立てて、科学的根拠も無しに魚介類の輸入禁止にして、挙句の果てには、トリチウム濃度は中国の原発から排出するのが6倍も高い事実は知らんぷりである。無知であろうが、無知にも程がある。
中国で作った餃子に意図的に毒が入れられていた事件があった。当初、中国政府は認めなかったが後日その事実の真相が判明し、犯人が逮捕されたが、中国政府からの謝罪はなく、有耶無耶にされた。
最近では青島ビール(チンタオビール)工場に小便をする映像が放映された。まあ、ビールと小便は外見が似てるとは言え呆れるばかりである。そのような品位・品格の無い中国にトリチウムの濃度について云々言われる筋合いはない。最近では中国ハルビンビールからカビ毒素検出という報道もされている。中国の記事を書くと無性に腹が立ってくるのである。今回はその報道記事を紹介する。
皇紀2684年4月26日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
中国ハルビンビールからカビ毒素検出…「中国だけで販売」釈明も波紋
41 分 • 読み終わるまで 1 分
中国ハルビンビールが生産した「麦道ビール」でカビ毒素であるデオキシニバレノール(DON・ボミトキシン)が検出された。
21日、中国現地メディアによると、香港消費者委員会が市中で販売されている30種類の一般ビールの成分を分析した結果、ハルビンの麦道ビールから過多摂取時には人体に有害となるDONが1キロ当たり26マイクログラム検出された。これを過度に摂取する場合、むかつき・嘔吐・下痢・腹痛・発熱が発生することが分かっている。DONはカビ毒素の一種類だ。穀物、飼料、食品などを汚染させる主な毒素の一つだ。ビールから検出されるDONは麦が発酵する過程でカビに汚染された後に生成された毒素に由来する。
該当検査の結果で、ハルビン麦道ビールは実際のアルコール含有量も表示よりもやや高いことが分かった。現在、中国一部インターネットショップでは今も販売中であることが分かったが、これに対するハルビンビール側の説明も波紋を広げている。
この製品が本土だけで販売されると明らかにしたためだ。ハルビンビール側は「本土の法律と規定を順守している」と説明した。
これに関連し、中国本土・香港とも、アルコールのDON含有量に対する明確な規定はないことが分かった。香港消費者委員会は報告書の中でビールが不適合だという点は指摘していない。ただし、健康が危険にさらされることがあると触れるだけだった。
ハルビンビールは1900年中国で初めて販売されたビールで、中国4大ビール ブランドだ。しかし2004年世界最大ビール企業でバドワイザーや韓国ブランドCASSなどを保有したアンハイザー・ブッシュ・インベブ(Anheuser-Busch InBev)に売却された。
韓国コンビニなどでもハルビンビールを販売している。ただし会社側の説明のように、今回DONが検出された麦道ビール製品は韓国に輸入されないでいることが分かった。
中国原発のトリチウムが上限超え 福島第1処理水の最大9倍
3/9(土) 18:23配信
大亜湾原発=2019年8月、中国広東省深セン市(新華社=共同)
【北京共同】中国の原発が2022年に放出した排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が、東京電力福島第1原発処理水の年間放出計画量の上限と比べて最大9倍に上ることが9日、中国の公式資料で明らかになった。処理水を「核汚染水」と呼んで海洋放出を非難する中国が相当量のトリチウムを放出してきたことが改めて浮き彫りになった。
【写真】中国の原発、処理水で上限超え トリチウム、7割の地点で 21年
福島第1原発処理水のトリチウム放出計画量を超えていた中国原発
中国は処理水には他の放射性物質も含まれるとして海洋放出に反対する立場を崩さず、日本と主張が平行線をたどっている。中国による日本産水産物の禁輸といった問題解決は困難な情勢だ。 公式資料は23年版の原子力専門書「中国核能年鑑」。22年の原発の運用状況や安全性のデータが記録されている。13原発計19カ所の観測地点で放射性物質を調べたところ7割以上に当たる15カ所の排水に含まれるトリチウムの量が、福島第1原発から放出が計画されるトリチウムの年間上限量の22兆ベクレルを超えていた。 浙江省に立地する秦山原発が22年に放出したトリチウム量は202兆ベクレルと、処理水上限の9.1倍だった。
中国の複数原発がトリチウム放出、福島「処理水」の最大6・5倍…周辺国に説明なしか
2023/06/23 05:00
中国が国内で運用する複数の原子力発電所が、今夏にも始まる東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」の海洋放出の年間予定量と比べ、最大で約6・5倍の放射性物質トリチウムを放出していることが、わかった。日本政府が外国向けの説明用に作成した資料から判明した。中国政府は東電の処理水放出に強く反発し、官製メディアも動員した反対キャンペーンを展開している一方で、自国の原発はより多くのトリチウムを放出している。
日本政府は、中国の原子力エネルギーに関する年鑑や原発事業者の報告書を基に資料を作成した。それによると、2020年に浙江省・秦山第三原発は約143兆ベクレル、21年に広東省・陽江原発は約112兆ベクレル、福建省・寧徳原発は約102兆ベクレル、遼寧省・紅沿河原発は約90兆ベクレルのトリチウムを放出していた。東電は、福島第一原発の年間放出総量を22兆ベクレル以下に抑える計画で、放出後のトリチウムの濃度は、世界保健機関(WHO)などの基準をはるかに下回るとしている。
中国政府は福島第一原発の「処理水」放出を「一方的に強行しようとしている」(中国外務省報道官)と反発し、官製メディアも連日、「日本は世界の海洋環境や公衆の健康を顧みない」(共産党機関紙・人民日報)などの主張を展開している。だが、日本政府関係者によると、中国は自国の原発のトリチウム放出について、周辺国との間で合意はなく、説明もしていないという。
中国から韓国への大気汚染物質CO流入、「もはや統制不可能なレベルに」と韓国紙
Record China によるストーリー
中国で発生した大気汚染物質の一酸化炭素(CO)が韓国に大量に流入しているとことが研究で判明。韓国紙は「その量はもはや統制不可能なレベル」と伝えた。写真は韓国。© Record China
中国で発生した大気汚染物質の一酸化炭素(CO)が韓国に大量に流入していることが研究で明らかになった。韓国紙は「その量はもはや統制不可能なレベル」と報道。COは体内に入ると血液の酸素運搬能力を大きく低下させ、吸引時には少量であっても呼吸困難に陥る恐れがある
朝鮮日報によると、COは一般家庭用燃料や工業用燃料を燃焼する際に発生する。米イリノイ大学農学・消費者・環境学部の研究チームは米国、欧州、中国、韓国、その他の五つの地域を対象に大気を通じた汚染物質の移動経路を追跡した。
その結果、中国から韓国に流入するCOは1999~2014年に最大で10.6Tg(テラグラム、1兆グラム)に達していた。この期間、韓国は自国で発生する一酸化炭素を0.8 Tg 減らしたが、それでも中国から流入する量に比べるとあまりに少ない。
研究チームは「5TgのCOは年間1万3500マイル(約2万17000キロ)を走行する米国のすべて自動車(約2億7400万台)の排出量に相当する」と指摘。「この増加幅は決して少なくはなく、韓国は大気汚染に対する独自の統制力を事実上喪失した」と説明した。
研究チームは「中国から韓国に流入するCOのほとんどが中国の内需向け商品製造の過程で発生した」と分析している。中国でも汚染物質を減らす技術が一部で改善はしているが、1990年から2014年までの間に中国の人口と消費が増加し、生産量が増えた影響の方がはるかに大きいという。
チームは「今回の研究結果は大気汚染が各国独自には解決できない、もはや世界的な問題という事実を示すものだ」「一つの地域から排出される汚染物質はさまざまな形で他の国に影響を及ぼしている」と結論づけた。
チームのリーダーを務めたSandy Dall'Erba教授は「韓国はここ数年間、大気汚染を減らすためさまざまな対策を取ったにもかかわらず、大気汚染はむしろ悪化している」「中国製品の多くは米国や欧州の消費者に販売されているが、韓国における汚染状況悪化の責任を誰に追及するかも重要な課題だ」とコメントした。
中国から韓国に流入する大気汚染物質はCOにとどまらない。中央日報は「2月の中国最大の祝祭日『春節』(旧正月)連休終盤、中国で発生し高濃度のPM2.5(微小粒子状物質)に韓国全域が苦しめられた」と報じた。
中国で爆竹や花火の規制が緩和されたためとみられ、ソウル市は2月11日午後8時にPM2.5注意報を出した。韓国環境部国家測定所の記録によると、ソウル蘆原区は11日午後9時時点で1時間の平均濃度が105マイクログラム/立方メートルとなり、「非常に悪い」基準濃度(76マイクログラム/立方メートル)をはるかに超えた。(編集/日向)
参考文献・参考資料
中国ハルビンビールからカビ毒素検出…「中国だけで販売」釈明も波紋 (msn.com)
中国原発のトリチウムが上限超え 福島第1処理水の最大9倍(共同通信) - Yahoo!ニュース
中国から韓国への大気汚染物質CO流入、「もはや統制不可能なレベルに」と韓国紙 (msn.com)
中国の複数原発がトリチウム放出、福島「処理水」の最大6・5倍…周辺国に説明なしか : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
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