【"Cheat"GPT】進む洋楽離れ!英語以外の隠れた名曲を調べやすく出力させる
最近洋楽(英語の歌)以外が人気になってきているようであるが、こういう逆引きはAIの得意とするところであるので、そのプロンプトである。
■国とジャンルから逆引き
ChatGPTが曲を歌ってくれるわけでもないので、ChatGPTが出力した回答をyoutubeなどでさっとチェックするという流れになることを踏まえて、プロンプトを書く。
ゴチックの部分を自分用に入れ替える。ドイツをスペインやインド、あるいは英語圏以外などにして、メタルをパンクロック、ラップなどにすればよい。
ポイントはChatGPTの出力の形式・スタイルをしっかり指定することである。
音楽にかかわらず、「ラベル」という言い回しは便利なので覚えておきたい。
何も言わないと確実にこのように出力してくるのである。
歌手名:Rammstein
代表曲:Du Hast
Rammsteinは、ドイツを代表するインダストリアルメタルバンドで、「Du Hast」は彼らの代表曲の一つです。重厚なリフとシンセサウンドが特徴で、強烈なインパクトを与える楽曲です。
わかりやすいが、これだとyoutubeの検索窓に入れにくいのである。「歌手名:」こういうのを「ラベル」と呼ぶ。
北欧のガレージロックのバンドを思い浮かぶ人はなかなかいない。でも結構いい曲があった。
■好きな曲から逆引き
自分の好きな曲から逆引きするのは、通常のネット検索ではちょっとできないことである。
👆sympathy for the devilから逆引き。言い回しは雑でいいが、出力形式だけはきっちり指定すると面倒くさくならない
👆スペイン系はまったく知らないいい曲がたくさんありそう。スペインが自国の文化を上手にカリカチュアライズしているこんな曲は他国にはちょっと作れない
👆これもスペイン。ほのぼのいい曲だ
👆フランスもいい曲が多い。フランス独特の痰を切るような発音がいい味を出して中毒性が高い
■もう少しこちらの好みをはっきりさせる
ChatGPTはもしかするとこちらが知らないことをよいことに、しょうもない曲を紹介しているかもしれないので、あえてよく知っているジャンルや、日本の曲などでチェックしてみるといいだろう。
これで「え、そんなの挙げるの?」「こいつやなんだけど」ということがあったら率直に言ってこちらの質問意図をはっきりさせていくのである。
■馬鹿から逆引き
やはり言葉が全然わからないためロックとかポップスというよりも、「馬鹿な曲」というジャンルでスタートするのがおすすめである。
👆オーストリア。AIの「馬鹿評価」の精度はなかなか高い
👆「最悪なのはビールが切れることだ」というタイトル。ドイツは「勤勉な国民」が前ふりとして利いてる
■まとめ
歌に限らずとりあえず「出力形式」がポイントで、うまくスタイルに従っていなければそれをしっかりと伝え、それでもきちんと出力しない時はChatGPTに例文なども使って伝える。
👆形式説明用の例文。「こんな感じで」みたいに使う