【コメント下手必見】いかなるネット記事にもカッコよく発言できる、万能コメントを発見した。
👇記事を読み上げ、いろいろ解説を加えたオーディブル版。ながら聴きで内容がわかる
SNS大流行の時代。Instagram、Youtube、Twitterなどは、もはやアカウントを持っていない人の方が珍しい時代なのである。
アカウントを持ったならば、きちんと更新し、毎日ちょっとでもコミュニティに顔を出して他のアカウントと交流することがなにより大切だが、しかしそれはわかっていてもコメントするにはいちいち頭を使わなければいけないし、時間もかかるしで、何かと大変であろう。
そうした中で、「どんなネット記事にも通用し、しかもカッコいいコメント、意見、感想というものがあるのではないか」とライターの私は考えてみたのである。
「ちゃんと俺の教えた通りにやってるみたいだな」
これである。
これでコメントにならないネット記事は一つも存在しない。今ちょうど、たまたまはてなブックマークのホッテントリに入っていた人気記事を、完全に無作為・出鱈目に取り上げて、実験してみるのである。
■使用例その1——ハウツー記事へのコメント
【実例付き】50坪の土地に家を建てるにはどんな間取りがいい?-MYHOMESTORY│スーモカウンター注文住宅
コメント
「ちゃんと俺の教えた通りにやってるみたいだな」
なんだか自分も家を建てる専門家であるような、数千万円の物件を毎日取引しているような一丁前の言い草となり、ばっちりである。
■使用例その2——ハウツー記事へのコメント
パワポっぽさを脱却する〈色彩編〉|PowerPoint+|note
コメント
「ちゃんと俺の教えた通りにやってるみたいだな」
こちらはノートで大変人気になっていた記事。なんだか最初からこの記事に書かれていたことが当然わかっていたかのような、「プレゼンの天才」であるかのような達観ができた。
■使用例その3——スポーツ等の記事へのコメント
「一昔前なら破門」雨の将棋会館で豊島将之竜王・名人が繰り出した序盤戦術|観る将棋、読む将棋|文春オンライン
コメント
「俺のちゃんと教えた通りにやってるみたいだな」
将棋やスポーツに関する記事にこのコメントを適用すれば、まるで自分が名人を育てたかのような、経験豊富な指導者であるかのような立ち位置になれる。
■使用例その4——エンタメ記事へのコメント
石原夏織:デビュー2年で感じた成長ファンへの思い2枚目アルバム「WaterDrop」で見せた「新しい一面」-MANTANWEB(まんたんウェブ)
コメント
「俺のちゃんと教えた通りにやってるみたいだな」
映画、音楽などエンタメ系も同様。まるで鬼才プロデューサー、監督であるかのような言い草である。
■まとめ——その他の候補
その他の候補として考えられるのは
・ちゃんと俺の教えた通りやってないみたいだな
もある。
これはあまり良くない系の記事、政府のせいでコロナが深刻化しているとか、芸能人が麻薬で捕まったといった記事に対して使えば良いだろう。単にコメントするだけでは飽き足らず、コメントという手段を借りて、自分の良識をちゃっかり世間にアピールしたいならば、この2つを適宜使い分ければよいのである。
他の候補はこれである。
・やっぱ俺の言った通りになったか
少しこちらになると限定性が出てしまうけれども、なかなか万能。適当にネット記事を取り上げて君が自分で調べてみてほしい。
・フランケンシュタイナー
これは文章ではなくて、一単語というところが素晴らしい。50%くらいのネガティブ記事に有効である。たとえば芸能人の不倫記事など。もちろん「ラリアット」や「ブレーンバスター」などでもいいわけだが、「フランケンシュタイナー」の方が、少し「華麗に世間を斬る男」を演出できる。ただ記事によっては、少しシュールな感じになり過ぎてキモがられるので注意したい。
……と、君に教えてもらった通りに記事を書いてみたがどうだろうか?