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2023年11月18日「ともに学校をつくるための対話の会」

大日向小学校・中学校では、年に3回ほど「学校セッション」と呼んでいる、子ども・教職員・保護者・理事による、学校をより良くするための話し合いの場が開かれています。また、それとは別に「ともに学校をつくるための対話の会」という会も開かれています。

昨日は今年度2回目の「学校セッション」と、今年度3回目となる「ともに学校をつくるための対話の会」でした。

昨日の「ともにつくる会」は、理事長・校長を含む理事会のメンバーが今持ちうる総力を出し尽くした会だった・・・とやや大袈裟に言ってしまっても「過言ではなかった」会になったのかなと、終わった今ならば少しだけ思えています。この数ヶ月、いやこの数週間、いやこの数日間だけでも(笑)、まあ本当にいろいろとありましたが、ひとつだけ言えるとすれば、度重なる試行錯誤、度重なる紆余曲折、いろいろとあったおかげで昨日の場にたどり着けたということは間違いないのではないかと思います。

・・・といったふうに書けているのも、やっぱり昨日の会が多少なりとも良い場であったと思えているからでしょうね。あの場に、あのプロセスに関わられた全ての皆さん(と書いていますが、直接的・間接的を問わずに想定しているので、学校に何らかの関わりのある/関わりのあった全ての人を指してこう呼んでいます)、本当にありがとうございます、という気持ちです。

小学校開校から5年目、中学校開校から2年目。「学校設立から6年目」という、茂来学園としてのひとつの節目を前にして、大日向小学校・大日向中学校は、学校の経営を持続可能なものへと緩やかに変容していく最中にいます。昨日は理事会として、学校経営の現状と現時点でまでの分析を共有し、今後の見立てをお話しし、それについての質疑応答や意見交換を、その場にいた大人(保護者・教職員・理事)全員で行いました。いま「全員で行った」と書きましたが、参加された全員(会場にも100名弱はいたでしょうか、そしてオンラインでもかなり多くの方が参加されてました)が発言をされたという意味ではなく、全員でその場をつくった、という意味あいです。

経営についての話は、大筋はあるとはいえ、大きな話からそれを構成する要素としての小さな話までわんさか出てくるし、桁数の大きな数字もたくさん出てくるし、新たなご負担をお願いするこでもあるし、それらを交えながらの説明は話す方も大変だし、聞く方も大変です(僕も今回のことで自身の力不足を大いに痛感しました)。それでもその「場」にいた皆さんの力でそれを(神輿をみんなで担ぐかのように)うーん、よいしょと受け止める感じがしました。何らかの「結論」に至ることを目指す場ではありませんでしたので、まだまだこれからもやりとりは続きます。

半月ほど前、4年ぶりに大日向の区長さんたちと力を合わせて小さく再開できた「大日向交流会」でも思ったことですが、この学校で起きることは、「(誰かが・何かを)する/される」ではなく、「(その場にいる皆の中で)生じる」と記述したくなることばかりだなと思います。今回もそうでした。

昨日はファシリテーターとして会の進行に注意を全て持っていってしまったので写真を撮れなかったのが悔やまれます。どなたか撮っていらっしゃいましたらお写真をください〜

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