店舗再開
僕はついに透明ビニールの内側に立った。
視界は外側とも変わらない。
変わったのは、サービスをする側になった事。
意識していないと曜日感覚が無くなる。
土曜日だと言うのにお店の外はほとんど人通りが無い。
「雨が降ってるしね!!!」
再開初日。
最初のお客様が入ってきて下さった時は、ホッとした嬉しさと新しい接客様式が始まる緊張感を感じていた。
お客様が退店して、その後長い時間間隔が開きながら、お客様が入店する。
マスク姿で入り口で除菌スプレーを手に振りかける「お客様」の姿に違和感がまだ無くならないでいる。
入店した最初に除菌スプレーに視線を持っていかれるのが正直悔しい。
以前と同じ様に
「こんにちは。いらっしゃいませ。ご来店ありがとうございます。」
と挨拶する。
でも、そんな僕も以前とは同じではない。
挨拶をしながらも意識には「お客様に2メートル近づいちゃいけない」
そんな新しいルールをまだ無意識には実行できないでいる。
しっかりお客様と距離がある。
以前と同じ様なスピード感でファーストアプローチを行ってみる。
「沢山新作ご用意しているので楽しんでいってください!」みたいなやつです。
でも、このファーストアプローチがコロナ時代の接客でも重要である事に段々実感を持っていく。
理由は2つ
・お客様は思っているよりも接客を受け入れてくださる
・以前と同じ様にファーストアプローチが信頼関係の基盤になる
お店の規模によるがこのファーストアプローチは徹底していくべきだなと思う。
きっとここにコロナ時代の接客サービスのきもが眠っている様に思う。
勿論、お客様と「2メートルの距離」を開けているうえで。
僕が一番不便さを感じたのはお会計「レジ」だ。
(2ヶ月ぶりにレジ端末を操作した事にもちょっとした混乱を覚えたが…)
具体的には、お客様のクレジットカードを触る・触らないってところ。
ここは検証をしていこうと思う。
こんな感じでコロナ時代の接客日記を書いていきます。
あんまり大々的には言えないけど、僕はお客様を「待っています!!!」。
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