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快晴の日曜日〜再開2日目〜

あぁぁぁ「アベノマスク」が欲しい。

ドンキーホーテで買った真っ黒の化学繊維のマスクは口角がスレる。
まさか接客会話と笑顔でこんなに摩擦があるなんて。

早く柔らかい布でお口とお鼻を覆いたい。


再開後初の日曜日は昨日とは打って変わって気温28度の陽気となった。
緊急事態宣言が解除されていない東京はまだまだ本気の賑わいは取り戻していない。
気持ちの良い日差しが降り注ぎ、せせこましくないほどよい人混み。
ここは、恋人・友人・家族とゆっくり時間を過ごし買い物・カフェ・食事を楽しむアーバンリゾート代官山。


僕達の店舗にはコンスタントにお客様の入店があり、買い物というエンタメに活気が戻ってきていた。

僕は昨日同様に挨拶・ファーストアプローチを「意識的」に行っていく。

また、昨日の「お客様は意外に接客を受け入れてくださる」経験をもとに今日は積極的にご提案も行っていった。
「そちらのカジュアルなボトムスにはこちらの様に綺麗目なトップスを合わせるとお似合いになられると思いますよ!」

ご提案を行ってみた僕の感想はコロナの影響でお客様も空いている時間(可処分時間・暇な時間)が増えている為か、次々とご提案の商品を試してくださるなというもの。

ネット上では「今の時代の接客では販売員からの積極的なお声掛けはNG」と言う声もある。
しかし、感染予防を意識できる販売員であればお客様と心は密な関係性を築けやすい時代だなと感想を持っている。
「積極的なお声掛けはしません」「スタッフにお声掛けは行わないでください」とアナウンスしているブランドも多い時代で、ますます【お声掛けができる販売員】は稀少な存在となっている。

しかし、複数のお客様を接客していると他の課題が生まれてくる。


ご入店が増えた分、密になる箇所も現れ始めていた。
正直、「入場制限」を行うか判断が難しい…(感染予防が目的)
お客様は密になっている事を気にはかけていない様子ではある。

ここの判断基準として有効なのは、東京都内の感染者数の推移や感染経路の情報ではないだろうか。
5月18日現在は幸い感染者数は減少の傾向にあり、アパレルショップでの感染も事例が無い。

今後、感染者数の増加が報道されれば接客よりももちろん「入場制限」が優先順位をますであろうと思う。
日々変わる情勢と、お客様と一緒に働くスタッフの「心理状況」も感じ取りながら判断していきたい。


ここで初めてマスクをしていないお客様がひょっこりご入店。
(入り口には「マスクを着用されていない方はご入店をお断りさせて頂きます。」の表示がある)

僕の実際の選択肢は、
・お客様にそのまま店内を見て頂く事
・お客様に退店いただく事
・マスクをお渡しする事
の3つがある。

今回は以下を判断基準に、
・気づいた時にはそのお客様がすでに店内にいらっしゃった事
・店内に他のお客様がいらっしゃった事
・今後も入店するお客様が増える時間帯であった事
僕はマスクをお渡しした。

「マスクをお持ちしますので着用にご協力いただけますか?」とお声掛けを行うと「ありがとうございます」と受け入れてくださった。

場合によっては不快な気持ちになるご対応になってしまうので今後も他にも選択肢がないかとその判断基準をより明確にしていきたい。


昨日、不便に感じた「レジ」では今日はお客様のカードや携帯を僕の手で操作する事があった。
申し訳ない思いで操作をさせて頂くと「このご時世だから対応も変わるのは仕方ないよねぇ」とご理解を示してくださるお客様もいらっしゃった。

未だレジ対応はスッキリしないので試行錯誤して解を見つけたいと思う。


本日の接客日記は以上です!
明日以降も平日にいらっしゃるお客様にご対応の違いが必要なのかなど書いていこうと思います!




#コロナ時代の接客
#接客
#入場制限

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