見出し画像

【恋愛】彼と私の大きな違い


はじめに

私には大好きで仕方ない彼氏が居ます。
とにかく可愛くて、愛しいです。
そんな彼と付き合って約3カ月なのですが、仲良しな方だと思います。
毎週末会って時間を過ごし、彼からも沢山の愛を感じています。
ただ、3カ月経つからこそ彼と私の一番大きな違いに気が付きました。
今日はそのことについて書こうと思います。

彼と私の似ているところ

大前提、彼と私は似ているところが多いです。
だからこそ今までの恋愛と比べてかなり上手くいっていると思います。
似ているところは大きく分けると二つ。
一つは好きなもの
お互い海外に興味があるので洋楽や英語などの話で盛り上がり、あまりメジャーじゃないのに好きな海外ドラマも一緒など、共通点が多いです。
バラエティーや芸人さんのYouTubeも好きなので、それを二人で観て楽しんだり、二人の会話の節々にバラエティーネタなどが登場したりします。
二人とも身体を動かすことや食べることが好きなので、色んなスポーツを楽しんだり、異国の料理を食べに行ったり家で作ったりするデートもよくします。
もう一つ似ているところが感覚的な部分です。返信のペースや金銭感覚、許容できる異性関係など様々な感覚・価値観も似ています。さらに、お互いが気を遣いがちな性格だからこそ、気を遣うポイントが合う為ストレスが非常に少ないです。正直今までの恋愛は相手に対して違和感を覚えることが多かったのですが、恋愛経験が乏しかったのでこれが普通なのだと自分に言い聞かせていました。しかし、彼に対しては違和感を覚えたことはほとんどありません。物事への価値観や気を遣うポイントなどの感覚が近しいので、居心地が非常に良いです。だからこんなにも上手くいっているのだと思います。

彼と私の大きな違い

そんな共通点の多く相性の良い私達ですが、やはり別々の人間なのでもちろん違いはあります。長くなりましたが、ここからが今回の本題です。ずばり、3カ月経ってみて私が感じる彼との一番大きな違いは、愛情表現の違いです。私は愛情表現を言葉やスキンシップ+行動でも示したいタイプなのに対し、彼は圧倒的に行動のみで示したいタイプなのです。

お互いの育った環境

私はそもそもかなり愛情表現が豊かなのだと思います。
大好きな彼にはもちろん、私は友達や家族に対しても結構感情をストレートに出しがちです。
例えば、友達と過ごしてとにかく楽しかった日は、一緒に楽しい時間を過ごせたことへの感謝を伝えますし、大好きな友達が幸せだと自分も幸せな気持ちになるのでそれも伝えます。その結果、こういった感情表現は自分にとっては普通なのですが、友達には素直や人情深い、思いやりがあるなどと言われたことがあります。
家族に対しても同様です。家族には幸せになって欲しいですし、家族を傷付ける人は許せません。特に母とは友達の様に仲が良く、頻繁に母のことも愛しい、可愛いと思っています。そしてそれを思うたびにそれを直接伝えています笑 若干愛でているに近いかもしれません笑
だから友達や家族など自分が好きな人にはそういった感情や感謝を頻繁に伝えますし、よくハグをします。
私がこうなった背景には、育ってきた環境が大きいと思います。
まず私の父は母大好き人間です。母のことを可愛いと頻繁に言いますし、家で二人がハグをしていてもそれは別に珍しいことではありません。冗談半分かもしれませんが、父は母が他の人にとられないか心配などと言います。そして私の父と母はいまだに外で手を繋ぎます。現在父は単身赴任中で離ればなれなのですが、ほぼ毎日父は母に電話をかけています。恥ずかしさとは縁遠く、父は母への愛情表現を惜しむことなくしています。
そんな父を見てずっと育ってきた私は、好きな相手や大切に思う相手に好きや可愛いなどと伝えることは当たり前だと感じており、全く抵抗がありません。まさか自分が父みたいになるとは思っていなかったのですが、本当に好きな人と出会ったことにより、父二号が爆誕してしまったのです笑
さらに中学校時代を海外で過ごしたことにより、愛情表現のハードルが自分の中で低くなりました。海外の人は挨拶の様に恋人や家族に愛を伝え、ハグやキスなどは日常的にします。なので、愛情表現の豊かさに見事に拍車がかかり、愛情表現をしない意味があまり分からない領域まできてしまいました。
そんな私に対し、彼は真逆の環境で育ってきたと教えてくれました。
ご両親が触れ合っているところはほとんど見たことがないし、好きや可愛いなどの愛情表現やスキンシップは皆無だそうです。子供達が大きくなってから二人でデートなどに出かけたことがあるのかも怪しいそうです。家族間でのスキンシップなどもももちろんありません。想像できないと言っていました。だから、愛情表現には照れを感じるそうです。

正直私の父はかなり珍しいタイプですし、海外在住経験のある人も多くはないので、私は特殊な環境で育ったように感じます。だから、彼の様な家庭環境で生まれ育った人の方が多いと思いますし、愛情表現に照れを感じるのも自然だと思います。頭ではそう分かっているのですが、定期的に特に生理前に彼の言葉やスキンシップでの愛情表現の少なさに不安になってしまう自分がいます。
女性の皆様なら共感して頂けるかと思うのですが、生理前って本当に些細なことでとんでもなく落ち込んだり悲しくなったりしてしまうのです。生理直前はとんでもない不安に駆られるのです。
そして先日、私は生理前でした。私から甘えたり甘えたいオーラを出してみたのですが、彼の反応はあまりよくありませんでした。そこに少し寂しさを覚え、寝る前にやっと落ち着いてハグできたのですが、やっとハグできたと思ったら涙が出てきてしまいました。

お互いの愛情表現について

そしてお互いの愛情表現の話になりました。
私は今まで育ってきた環境要因から、行動だけでなく、やはり言葉とスキンシップでも愛情表現をして欲しいと伝えました。ただこの日はスキンシップが全くなかった訳ではないし、彼はベッドで落ち着いてくっつきたかったそうです。かつ、彼はそもそも好きじゃなかったらわざわざ週末に私の家まで来ないし、月曜の朝まで居ないと言います。彼は育ってきた環境要因的に、彼の中では一緒に時間を過ごす=好きなのです。一緒に居られるだけで幸せを感じられるタイプで、言葉での愛情表現やスキンシップをとらなくても実は平気なんだそうです。でも、私としては日頃からスキンシップをとって欲しいのです。イチャイチャの直前しかスキンシップをとらない状態は寂しいのです。でも彼が身体目的じゃないことは分かっていますし、沢山の愛情を沢山の行動で示してくれています。
例えば、その日だけでも、私が料理を作ると洗い物をしてくれ、私が洗い物をするとその間掃除をしてくれ、電球がきれそうだからタイミングを見て外して欲しいとお願いすると、独りでに調べて電球の型式を送ってくれたり、率先して色々やってくれていました。私の家なので「手伝ってくれてありがとう」と伝えると「手伝ってるんじゃなくて、一緒にやってるだけだよ」って返してくれました。普段から彼は全くやってあげた感などを出しません。そこがすごく好きです。かつ彼の方が疲れているのに足のマッサージをしてくれたり、お腹をさすってくれたり、寝る前はブランケットをかけてくれたり、彼は沢山行動で示してくれるのです。だけど、言葉やスキンシップが少ないと、行動だけでは不安になる瞬間が出てきてしまうのです。そんな自分が嫌になり、さらに悲しくなって涙が出るという悪循環が生まれます。

話し合いの結果

話し合いの結論として、お互い歩み寄りが大切だという話になりました。育ってきた環境が違いますし、この価値観はお互い20数年生きてきた中で刷り込まれてきたものだと思います。価値観が似ている私達ですが、この価値観が一致することはないと思います。普段はほとんど気にならないですが、生理前だとスキンシップが減ることで不安が募ってしまう私。だから彼は愛を言葉やスキンシップより行動で示すタイプだということを頭の片隅に置いておき、彼から甘えてくるのを待つのではなく、自分から積極的に甘えようと思います。一方、彼は照れはあるけどもっとスキンシップをとると言ってくれました。

彼の優しさ

泣いた翌日、彼は沢山スキンシップをとってくれました。自分でもなんでか分かりませんが、やはり彼と触れ合うことで安心するのです。彼に包まれて彼の体温を感じ、彼の匂いを感じることで一気に満たされるのです。この充足感は他の何でも満たせないのです。ただ積極的にハグやキスをしてくれ、嬉しいはずなのに申し訳なくなったので感謝を伝えると「わざとらしい?笑 したくてしてるのに笑」って返してくれました。これが彼の優しさですし、私が彼を大好きな理由が詰まっています。

最後に

お互い歩み寄る努力をしようという話になりましたが、価値観が根本的に真逆なので、またこのことがきっかけで衝突することがあると思います。特に愛情表現の仕方や度合いは、頭で納得できるものではなく、非常に感情そして感覚的なものだと思います。彼の行動で愛情を表現する部分を理解しようと努力しているのですが、やはり言葉やスキンシップを求めてしまいますし、それがあるだけで私は満たされるのです。
また、話し合いの時に彼には言っていませんが、私が不安になる原因として、最近少し彼中心主義になってしまっていることが挙げられると思います。彼のことを強く想うが故に、彼の気持ちが自分に向いてない気がすると不安になってしまうのだと思います。だから、これからは自分の時間ももっと大切にして、彼氏に全傾倒しないよう心掛けます。そうすれば心の余裕が必然的に出てくるように思うのです。なので、彼の愛情表現に感謝した上で、彼以外にも楽しめる趣味などを作って、彼に依存・期待し過ぎないよう試みてみます。真逆の価値観を持っているけれど、彼と長く一緒に居続けたいからこそ努力が必要だと感じています。


サポートして頂けたら、泣いて喜びます笑 noteを通じて、これからも私の世界観をお届けできたら幸いです!